初めてグンペイをプレイしたのは、ワンダースワンで発売された時です。方向キーでカーソルを動かす操作にストレスを感じましたが、それを差し引いてもおつりが来るほど、熱中できました。

そもそもワンダースワンの本体自体、音量が大小2段階調節(デフォルトは大)、専用イヤフォン以外は使用不可など、操作面での不親切さ満載のハードだったので、すでに免疫ができてたのかもしれません…。

そのグンペイがDSで発売され、最大のストレスがタッチペンによって解決されたようなので、早速購入してプレイしてみました。

個性的なデザインのキャラクターやステージによってリメイクされ、ワンダースワンのモノクロ画面とは真逆の、目に痛い程のカラフルさです。コンピュータとの対戦もでき、各キャラクターごとの必殺技が使えるなど、パズルゲームの基本は押さえてあります。

しかし…画面が見にくいです。ステージによっては背景とパネルの線が同化し、視覚的に難易度を上げています。遊びやすさよりも、デザインを優先させた結果でしょうか。時代はむしろ「脳トレ」のような、シンプルな画面が受け入れられていると言うのに…。

本来なら、グンペイのようなゲームはDS本体を縦に持って、縦長画面でプレイさせるべき。ワンダースワンもそうでした。しかしこれは横長画面に配置しているのでマス目も小さく、左右の無駄なスペースに渾身の力で書き込まれたキャラクターが幅をきかせています。

残念ながら故・横井軍平氏の理念とはうらはらに、このゲームは開発側が己の悦にいった、プレイヤー以外のものが優先されたゲームとして復活してしまいました。しかし、操作性の良さはワンダースワンの比ではなく、「枯れた技術の水平思考」はタッチペンの創製によって、ギリギリのところで継承されたようです。