「どうぶつの森」を起動するのが怖くなった頃、同じようにのんびり楽しめるゲームをプレイしたいなぁと思っていた所に発売されたのが、このソフトです。

農場、牧場、冒険、恋愛ect...できる事が多く目移りしそうなのですが、とりあえずタイトルに従って農場、牧場の世話を重点に置いてプレイしてみました。

だだっ広い畑を小さな鍬で耕し、種をまいて、水をやって…と単調な作業なのですが、疑似農作業感覚はなかなか楽しく、収穫の喜びも味わえます。一方で、村長から下るミッションに沿ったダンジョン冒険の要素もあり、こちらはアクションRPG感覚で楽しめ、ダンジョンで遭遇する敵は牧場で家畜として飼う事もできます。

朝目覚めると、せっせと畑と家畜の世話をし、ようやく終わった午後からダンジョンを散策。日付の変わる頃に帰宅して就寝。毎日この繰り返し。このゲーム、他にも村イベントや女性キャラとの恋愛要素もあるのですが、日々労働に明け暮れていると、それらを楽しむ時間がありません。

ろくに遊びも恋愛もせず働いたおかげで、家が広くなり、家畜小屋も増え、小金もたまりました。一人で暮らすにはもったいない環境が、着々と整う主人公…自分と重なり不憫に見えてしかたありません。

挙げ句の果てには、まだゲームの中盤にも関わらず、レベルがカンストしてしまいました。メーカーも想定しないような、ストイックな生活を送ってしまったのでしょうか…。いくら敵を倒しても、これ以上成長しない現状に、ゲームに対するモチベーションも下がり気味です。

真面目に仕事だけしてても、他に生活の楽しみを見つけないと、いつか虚しくなる日が必ずやってくる…おかげさまで、ゲームを通じて大切な教訓を得る事ができました。単なる牧場生活シミュレーションだけでなく、日々仕事に忙殺されている人が、人生を立ち返るのにもお薦めの一本です。