説明は不要なほどに全世界的なゲームといえよう。
マリオ、の名を知らない者は居ないのではないだろうか。
このメインテーマを口ずさめない者は居ないのではないだろうか。
と、思ってしまうほどに有名なゲーム。

 このゲームの素晴らしさは、完成されたデザインにある。
デザインといっても見た目の話ではなく、
ユーザビリティに関するデザインである。

 マリオに何故ヒゲがついているのかといえば、
それはヒゲがついている側が「前」だと認識できるから、
という話に代表されるように、マリオには豊富に
遊びやすくするためのアイディアが詰め込まれている。

 タイトル画面でほうっておくと、そのままステージ1の
デモが始まり、それだけでまずどういうゲームであるかは理解できる。
それを飛ばしたとしてもステージ1−1で、
はじめに現れる敵にぶつかればミスとなる。
次にジャンプで敵をよけることがわかれば、
ジャンプしたときにちょうどぶつかる?ブロックに
頭をぶつければコインが出て、?ブロックに
ぶつかれば、何かが起こると理解できる。
とぶ、たたく、というマリオの基本動作が理解できる仕組みが
いちばんはじめに隠されている。

 目、耳の両方から入る一つ一つの情報が違和感なく
ユーザーに理解される。
これは現代のゲームにおいても完全に達成されることは難しい。
当時の2Dアクションゲームを遊んでみれば、
この当時のマリオのレベルの高さに気付けるはずだ。

 それこそがマリオが全世界で愛された所以と
言えるのではないだろうか。

 これだけ優れてデザインされた製品であることを、
90点の高評価の理由としたい。