大作RPGシリーズの8作目。
特にグラフィックが前面に押し出されていた。
主人公は傭兵の学校に通う生徒で、
世界を脅かす魔女を倒す任務に就いていく…
といったストーリー。

戦闘システムはそれまでのものを踏襲しつつ、
しかし一部の概念を一新。
いままでは消費し補充するのみだった魔法を、
消費するほどステータスに影響が出るように変更。
このシステムは賛否両論だが、
決してマイナスではないように思う。

むしろ残念に思ったのはキャラクターやストーリー進行。
キャラクター一人一人のエピソードは豊富そうに見えて、
回収しきれていない感覚がある。
主人公達の学生という立場にもかかわらず、
成長物語になっていない、キャラクターが
ストーリーに振り回されている感覚がある。

話を進めていくと、一般的には広がっていく自由度が
逆に下がってしまうところもマイナスポイント。
全てを楽しみきるために、ストーリーを進められない。
矛盾した構造を作ってしまったのではないだろうか。

一つ一つの素材は決して悪くなかったのだが、
未消化に終わってしまった感覚が否めない。