嬉しいことにベイダーの動きにほぼ不満はない。
気になったのは、銀河を支配しようとしている
帝国軍の総司令官であるベイダーが、
アイヴィーやヴォルドという人知を超えた変態と
戦う姿はやはり違和感でしかなく、
いくら対戦を重ねても馴染まないものだったこと。

格闘ゲームとしては特別斬新ではないものの、
剣タイプの格闘ゲームとして合格ラインを超えている。
一人用のストーリーモードが劇的にさっぱりし過ぎて
えらい手抜きとも感じるが、今回ゲストキャラや
新システムのクリティカルフィニッシュ等を除けば、
タワー・オブ・ロストソウルズなど、
キャラクタークリエイションとオンライン対戦が
大きな売りとなっており、格闘ゲームとして
対人戦を盛り上げる強化をしていく作りは至極真っ当であり
正当進化であり好感すら持てた。

目立った不満点としてはPS3のコントローラーでは
L2やR2が鉤形なので不本意に押してしまいやすいという事と、
インストールで改善出来るが、鉄拳5DRに比べると劣るロード時間。
また、キャラクターの台詞が全員ドSとしか思えない
挑発的な発言が多すぎるため、正直、
教育上とてもいい言葉使いとは思えないので、
なるべく子供には聞かせたくないところ。

ソウルキャリバー4は3D格闘ゲームとして
しっかり進化しており、しかも3D格闘としては
意外に複雑ではない操作方法が、
格闘ゲームには飽きた、3D格闘は難しい、
でもベイダーに興味はあるという
単なるスターウォーズファンでも楽しめるように作られている。

今作はXBOX360とマルチで展開しているが、
PS3版はPS2とほとんど変わらない形状の圧倒的に馴染みのある
コントローラーと、ネット環境さえあればXBOXのように
別途お金をかけることなく、オンライン対戦を無料で遊べる利点がある。
ライトユーザーにも広い入り口と言え、マルチでありながらも、
MGS4に続くPS3の強力な味方と言えるのではないだろうか。