No.26 ソウルキャリバーIVのReview

スターウォーズファンから見たソウルキャリバーIV

最終更新日時:2008/08/05 08:33:42

評価対象のデータ

評価対象 ソウルキャリバーIV
対応機種 プレイステーション3
メーカー バンダイナムコゲームス
ジャンル
発売日 2008年07月31日

総合評価

90

レビュー内容

スターウォーズファンから見たソウルキャリバーIV
  • 更新日時:2008/08/05 08:33:42 | 
  • プレイレビュー | 
  • 評価:90

嬉しいことにベイダーの動きにほぼ不満はない。
気になったのは、銀河を支配しようとしている
帝国軍の総司令官であるベイダーが、
アイヴィーやヴォルドという人知を超えた変態と
戦う姿はやはり違和感でしかなく、
いくら対戦を重ねても馴染まないものだったこと。

格闘ゲームとしては特別斬新ではないものの、
剣タイプの格闘ゲームとして合格ラインを超えている。
一人用のストーリーモードが劇的にさっぱりし過ぎて
えらい手抜きとも感じるが、今回ゲストキャラや
新システムのクリティカルフィニッシュ等を除けば、
タワー・オブ・ロストソウルズなど、
キャラクタークリエイションとオンライン対戦が
大きな売りとなっており、格闘ゲームとして
対人戦を盛り上げる強化をしていく作りは至極真っ当であり
正当進化であり好感すら持てた。

目立った不満点としてはPS3のコントローラーでは
L2やR2が鉤形なので不本意に押してしまいやすいという事と、
インストールで改善出来るが、鉄拳5DRに比べると劣るロード時間。
また、キャラクターの台詞が全員ドSとしか思えない
挑発的な発言が多すぎるため、正直、
教育上とてもいい言葉使いとは思えないので、
なるべく子供には聞かせたくないところ。

ソウルキャリバー4は3D格闘ゲームとして
しっかり進化しており、しかも3D格闘としては
意外に複雑ではない操作方法が、
格闘ゲームには飽きた、3D格闘は難しい、
でもベイダーに興味はあるという
単なるスターウォーズファンでも楽しめるように作られている。

今作はXBOX360とマルチで展開しているが、
PS3版はPS2とほとんど変わらない形状の圧倒的に馴染みのある
コントローラーと、ネット環境さえあればXBOXのように
別途お金をかけることなく、オンライン対戦を無料で遊べる利点がある。
ライトユーザーにも広い入り口と言え、マルチでありながらも、
MGS4に続くPS3の強力な味方と言えるのではないだろうか。

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ソウルキャリバーIV
ソウルキャリバーIV
バンダイナムコゲームス (2008年07月31日)
定価:7,800円[税込]

No.25 ポリスノーツのReview

名作ではないが駄作でもない

最終更新日時:2008/07/29 09:33:37

評価対象のデータ

評価対象 ポリスノーツ
対応機種 セガサターン
メーカー コナミ
ジャンル
発売日 1996年09月13日

総合評価

65

レビュー内容

名作ではないが駄作でもない
  • 更新日時:2008/07/29 09:33:37 | 
  • プレイレビュー | 
  • 評価:65

小島秀夫作品なので仕方ない気もするが、
説明的な台詞が多すぎてまともに付き合うのが辛い作品。

各場面に置かれている車や看板、壁に張られた写真や
その他の小物をカーソルで選択することにより
その情報を知ることが出来るのは、
アドベンチャーゲームの歴史でもあるコマンド総当りにより
ゲームが進行するというマンネリの打開策として
なかなか新鮮な答えを示せているが、
物語の本筋以外はほとんど気にならない人にとっては
無駄であり、物語の進行上必要な場合は
仕方なく選択してるだけになり、
さっさと正解に当たらないかと思いながらやってしまうのは
コマンド選択式と大差ないのが残念。

各説明や物語上出てくる固有名詞は
設定をしっかり考えている証拠なのだが、
序盤から物語の本筋が面白いなら興味も湧くが、
そこまで面白いものでもないから面倒にしか感じない。
後半までいくと小島監督らしくテーマも伝わってくるので
それなりに興味も湧くが、終始製作者が
一所懸命考えたことにつき合わされてる感が強い。

SS版はバーチャガンに対応していて、スナッチャーにもあった
シューティングシーンがパワーアップして登場するが、
バーチャガンの精度が完璧ではないので
狙った場所に当たり辛く、的に当ててもまぐれ感が強く、
最悪とまではいかないまでもそれほど面白いものではなかった。
コントローラーにも対応しているが、
特にやりやすいというわけでもなく、
これなら一画面を九分割した場所しか撃たない
スナッチャーのシューティングシーンの方が楽しめた。

今プレイしてもSFネタを扱ってるわりには
恥ずかしいほどの古臭さがなく、よく考えているな
という印象なのはさすが小島監督と言えるが、
キャラクターの容姿や物語と演出が恥ずかしいほどの
ご都合主義と古臭さを感じさせる。

MGSでは長いと言われるムービーシーンも、
アドベンチャーゲームだから豪華でしょ?
と言わんばかりに見せられるが、
MGSほどの面白さがないので集中して付き合えない。

シューティングシーンや爆弾解体、くだらないセクハラなど、
アドベンチャーゲームにしては各シーンに工夫がされているのは
さすが小島作品と言える要素であり好感が持てる。
しかし、スナッチャーを超えた面白さかというと、
それほどの面白さはない。
かと言ってボロカスに言われるほどつまらないわけでもない。
なんとも中途半端な完成度の作品だ。

ちなみに今からやるならPS3のゲームアーカイブで
600円で手に入ります。

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ポリスノーツ
ポリスノーツ
コナミ (1996年09月13日)
定価:7,140円[税込]

No.24 不思議のダンジョン 風来のシレン3 〜からくり屋敷の眠り姫〜のReview

そのあまりのつまらなさに3時間ほどプレーして放置

最終更新日時:2008/07/24 23:24:22

評価対象のデータ

評価対象 不思議のダンジョン 風来のシレン3 〜からくり屋敷の眠り姫〜
対応機種 Wii
メーカー セガ
ジャンル
発売日 2008年06月05日

総合評価

10

レビュー内容

そのあまりのつまらなさに3時間ほどプレーして放置
  • 更新日時:2008/07/24 23:24:22 | 
  • プレイレビュー | 
  • 評価:10

過去シリーズと比べると決定的に面白くない。
どうしたんだ風来のシレン?と
問いたくなるくらい劇的に面白くない。
物語なんかどうでもいい内容で付き合っていられない。

過去作から時間が経ってるためか、
新規ユーザー獲得を意識した作りになっており、
またシリーズが抱えるマンネリを打破するために、
数々の挑戦がされているが、それらに尽く魅力がない。
これはレベル継続を代表に、トルネコ3とまったく同じ感覚で、
風来のシレンと名乗るにはあまりに味気ない。
初心者、新規ユーザーの獲得を意識し過ぎて、
チュンソフトが築いてきたユーザーとの信頼関係は、
このシレン3でだいぶ失ったのではないだろうか。
そして獲得しようとした新規ユーザーも、
売り上げから見てたいして多くなかったようだ。
このシステムでいったい誰が得したのだろうか。
シレンをやって味気ない、
面白くないと思ったのは本作が初めてだ。

3時間程度しかやっていないので、
やり込めばもしかしたら面白くなり
このレビューも書き換えるかも知れないが、
今のところどうしてもやる気にならない。
このしばらくやる気にならないというのが
今回のシレン3の大きな特徴かも知れない。

興味がある人は値崩れ具合をチェックして
お試し価格として受け入れられる値段に
なってからの購入をお勧めする。

とりあえず私はWiiのバーチャルコンソールで64版の
シレン2が配信されることに期待する。

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不思議のダンジョン 風来のシレン3 〜からくり屋敷の眠り姫〜
不思議のダンジョン 風来のシレン3 〜からくり屋敷の眠り姫〜
セガ (2008年06月05日)
定価:7,140円[税込]

No.23 METAL GEAR SOLID 3 SUBSISTENCE(初回生産版)のReview

MGSシリーズ最高傑作は3

最終更新日時:2008/07/24 22:35:46

評価対象のデータ

評価対象 METAL GEAR SOLID 3 SUBSISTENCE(初回生産版)
対応機種 プレイステーション2
メーカー KONAMI
ジャンル
発売日 2005/12/22

総合評価

100

レビュー内容

MGSシリーズ最高傑作は3
  • 更新日時:2008/07/24 22:35:46 | 
  • プレイレビュー | 
  • 評価:100

初めて隠れんぼアクションと聞くと地味な印象を受けるが、
細部まで丁寧に作りこまれた多彩なシチュエーションと、
虚実織り交ぜてしっかりとしたテーマを持った物語が
繊細なダイナミズムを生み、他では味わえない
とてつもない緊張感と感動を生み出す。
MGSシリーズはどれもその都度最高に面白いのだが、
このMGS3は別格と言える完成度だ。
まず、ゲーム史上ここまでジャングルを
3D空間として表現した作品はなかなかない。
草木生い茂り、野兎、野鳥、蜂の巣、蛇、
ワニなどが生息する見事なまでの森林、沼地、川、洞窟。
そこを巡回する敵兵に見つからないようにこっそりと
カモフラージュを駆使して敵の諸点へと潜入する緊張感。
任務中に様々な行動で消費する気力を
動物を捕食して回復するシステム、
傷ついた体をランボーのように自ら手術して治療するその姿、
サバイバルゲームとはまさにMGS3のことだと言える。

カモフラージュの登場により、麻酔銃との相乗効果で
敵兵を殺すことなく、敵に見つかることなく、潜入という任務を
より深く楽しむことが出来るようになっているのも素晴らしい。
慣れてきたらハードモードくらいで
ノーキル、ノーアラート、全フードの捕獲を目標に
クリアを目指すと面白くてしょうがない。

また、ゲームの懐が深いのも完成度の高さを表している。
CQCという名のパンチとキックと絞め技を駆使した格闘が出来たり、
こっそり敵兵の背後から近づいて羽交い絞めにしたり、
銃をつき付けて身動きが出来ない状態にしてアイテムを奪ったり、
残虐だが敵兵にこっそり忍び寄り腰に
TNT爆弾をしかけて歩く爆弾を作ったり…。
ある条件でクリアすると手に入るステルス迷彩という
透明な姿になれるアイテムを装備してカモフラージュで
ソローの服を選び足音を消すと、
完全にプレデターと化し、敵に気づかれることなく
やりたい放題に悪戯出来るのが楽しい。

「隠れんぼアクション」の楽しさを根底にしつつも、
ユーザーの方針次第で暴れて悪戯心を満たす事にも対応している。
こんなにも両極端な遊び方が出来る幅の広さは他にない。
そういった意味ではこのMGS3Sは極まっている。
よって簡単にクリア出来るなんて感想を持つ人もいるが、
売りは隠れんぼなのに、簡単に突破出来てもいいという
懐の深い作り方は、ゲームの売りを強制しないということで、
インタラクティブなエンターテイメントとして
他にはないゲームならではの楽しさを追求した
見事な完成度を実現していると言えるのではないだろうか。

隠れんぼだけでなく、コブラ部隊とのボス戦、ゼロ少佐、
パラメディック、シギントとの通信、隠しゲーム、
細かいお遊び要素、DVDってここまで収まるのかと
感心するほどボリュームたっぷりに詰め込まれている。
また、THE・BOSSとスネークの物語は
ゲーム史上でも稀に見る感動的なものだ。
それは完結編のMGS4をも上回っている。
私はPS2の名作は何か?と問われたら迷わずMGS3Sと答える。
もし未プレイならば、探してでもプレイすることをお勧めする。

※このサブシスタンス初回生産版では追加要素が多い。
MSX版メタルギア、メタルギア2が丸ごと収録されていたり、
猿蛇合戦完全版、爆笑シークレットシアター、
三枚目のディスクで本編の物語だけを楽しむ事も出来る。
個人的に一番気に入っているのはスネークイーターでは俯瞰視点で
固定されていた視点に3Dビューという視点が加わり、
ジャングルを好きなように見渡せるようになったことだ。
それこそ固定されていた首を自由に
動かせるようになった気分でジャングルを見渡せる。
スネークイーターでも充分名作なのだが、
買うならこの3Dビュー視点が追加されたバージョンがお勧めだ。

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METAL GEAR SOLID 3 SUBSISTENCE(初回生産版)
METAL GEAR SOLID 3 SUBSISTENCE(初回生産版)
KONAMI (2005/12/22)
定価:7,329円[税込]

No.22 スナッチャーのReview

PCエンジン版推奨の名作 スナッチャー

最終更新日時:2008/07/24 20:54:34

評価対象のデータ

評価対象 スナッチャー
対応機種 プレイステーション
メーカー コナミ
ジャンル
発売日 1996年01月26日

総合評価

90

レビュー内容

PCエンジン版推奨の名作 スナッチャー
  • 更新日時:2008/07/24 20:54:34 | 
  • プレイレビュー | 
  • 評価:90

メタルギアソリッドシリーズの
小島秀夫監督が手がけたアドベンチャーゲーム。
サイバーパンクという今では古いネタを題材にしているが、
未来を予想した台詞など、随所に作家性を感じさせる。
作家性という面では特にある場所の仕掛けは
誰もがひっかかるであろう小島監督らしい
悪戯心溢れる罠がしかけられていて面白い。

ゲームシステムはコマンド総当りで進む古いものだが、
捜査中の緊迫したシーンでシューティングに移行したり、
モンタージュの作成や記号を使った謎など、
事件の捜査は場面ごとに盛り上げる工夫がされている。
謎多き物語もテーマがきっちりとあり、
意外な展開も手伝いゲームクリア後も余韻を楽しむことが出来る。

主人公ギリアンのサポート役のメタルギアMkUが
ベラベラ喋って捜査に協力してくれるというのも
他のアドベンチャーゲームにはない
このゲームならではの味として利いている。
退屈になりがちなコマンド総当りというシステムは、
適度なセクハラ選択肢(慰み者にする…等)と
メタルの存在が飽きさせない。
今作でのギリアンとメタルの関係は近作では
MGS4のオタコンとスネークの関係で再現されている。

全三章からなる短い物語で10時間以内に終わってしまう内容だが、
数少ない名作アドベンチャーゲームとしてお勧めできる作品だ。

ちなみにタイトルはPS版になっているが、PCエンジン版を
押入れから引っ張り出してレビューを書いている。
今さら入手は難しいだろうが、
移植に小島監督が関わっていないのと
色々変更されている関係からPS版より、
小島監督が関わったPCエンジン版をお勧めする。

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スナッチャー
スナッチャー
コナミ (1996年01月26日)
定価:6,090円[税込]

No.21 プレイステーション・ポータブル ピアノ・ブラック(PSP-2000 PB)のReview

マルチプラットフォーム?

最終更新日時:2008/07/24 19:45:12

評価対象のデータ

評価対象 プレイステーション・ポータブル ピアノ・ブラック(PSP-2000 PB)
対応機種 PSP(プレイステーション・ポータブル)
メーカー ソニー・コンピュータエンタテインメント
ジャンル
発売日 2007年09月20日

総合評価

30

レビュー内容

マルチプラットフォーム?
  • 更新日時:2008/07/24 19:45:12 | 
  • プレイレビュー | 
  • 評価:30

■遊ぶ事において全てが中途半端

△ゲーム
移植ゲーばかりでオリジナルのソフトにほぼ魅力がない。
ゲーム機なのにゲームソフトの魅力が薄いのは致命的。
モンハンやりたくないのに
しつこく誘われるなど面倒なこともある。
         
△ゲームのTV出力
あってもいいが、なくてもいい。

△体験版のお試しプレー
普通過ぎ。今どき当たり前。
なくても問題ない。

△PS1のゲーム
おまけ機能だが、なくてもいい。

△ネット閲覧
ゲーム機でやらなくても間に合っている。

△TV視聴
わざわざゲーム機で見ない。
移動中?…見ない。

△カーナビ
いらない。真面目に使ったレビューを読んでみたい。

△音楽を聴く
私だけではないだろうが、
携帯ゲーム機で音楽を聴くのは恥ずかしいので使わない。

△動画
どれだけ動画好きなんだろうか?
何を見るのだろうか?
それは一般的な動画なのだろうか?
私はいらない。

△映画を見る
映画館かDVDで見るのでいらない機能。

△画像(デジカメ画像含め)の閲覧
画像…。携帯電話があれば問題ない。

△電話機能
物好き、家電オタク専用か。
こういう機能を付けると同時に使う手間も付いてくる。
将来を考えてもう少し本格的にやるならまだしも
中途半端にやってるのが魅力なし。
他にやることあるだろの極み。

もはや、何をしたいのかわからないハード。
いらない機能をゲーム機に抱き合わせての押し売り状態に見える。
この機能を買え!みんな(一部の人)が喜んでるから買え!
と押し付けられているようだ。

それよりオリジナルソフトの充実に力を入れるべき。
個人的にはゲーム機はゲーム以外の機能がなくても問題ない。
家電オタクや動画オタクには支持されるかもしれないが、
それ以外の人にはまったくお勧め出来ない。
こんなにも中途半端なゲーム機のどこに魅力があるのだろうか。

モンハンをやらない、動画も見ない人には魅力が薄い。
もう一押しの何かが欲しい。
その一押しは魅力的なオリジナルタイトルに他ならない。
それが揃ってからなら、他のくだらない機能を
見直してやってもいいだろう。

何か褒めるところがあるとするならば、
画面が大きい、悪くない性能、
つまんない商品のくせに息が長いというところだろうか。
国内1000万台突破という事実は、
オタクが二台目を買っているという邪推も出来るが、
売れてることに変わりないのも事実。
これはPS3にも通じることだが、
ゲーム機として魅力がないわけではないので、
オリジナルソフトの充実は使命と言える。
もうちょっと頑張って欲しい惜しいハードだ。

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プレイステーション・ポータブル ピアノ・ブラック(PSP-2000 PB)
プレイステーション・ポータブル ピアノ・ブラック(PSP-2000 PB)
ソニー・コンピュータエンタテインメント (2007年09月20日)
定価:19,800円[税込]

No.20 ブルーオアシス〜魚の癒し空間〜のReview

魚の挙動も500円だけど…   点数:20点

最終更新日時:2008/07/01 21:06:14

評価対象のデータ

評価対象 ブルーオアシス〜魚の癒し空間〜
対応機種 Wii
メーカー ハドソン
ジャンル
発売日 2008年06月24日

総合評価

-

レビュー内容

魚の挙動も500円だけど…   点数:20点
  • 更新日時:2008/07/01 21:06:14 | 
  • 発売前のコメント | 
  • 評価: -

クラシック音楽をかけながら、
水槽の中で泳ぐ魚を観賞して癒されるという
リラクゼーションをテーマとしたWiiウェア。

ゲーム性は一切ない。
やることは六つの水槽のデザインと、
そこで飼育する魚を選ぶことくらい。

水槽のサイズを決めて、置物や床や背景やライトなど
簡単なレイアウトをし、そこで飼う魚を
簡単な図鑑を参考にしつつ選んで水槽に入れ、
あとはクラシック音楽を流して魚達を観るだけ。
他には水槽を叩いてやると魚が反応するので、
気が向いたら叩くくらいだ。

魚の飼育の知識は一切必要ない。
面倒なことはゼロ。餌代もタダ!水槽の手入れも不要!
手間は餌やりぐらい。
あとは、ほぼ放置しながらのチラ見。
記念日の設定をすると、
その日は魚達がダンスで祝ってくれる。

●良い点

魚の飼育をただただお手軽に手に入れられる。
有名クラシック音楽がお手軽に収録されている。
500円程度の癒しもあり、何もかもがお手軽でも
全体的に買って後悔するようなものではなかった。

×悪い点

水槽のレイアウトをするときの操作性が悪い。

Wiiの記憶容量を211ブロックも消費する。

淡水魚と海水魚の共存が可能など、
お手軽を優先した仕様にマイナス面があり、
魚が置物にぶつかったときにプログラミング丸出しで真上に
泳ぐときがあるのはその決定打であり、
その瞬間に冷めて僅かばかりの癒し効果が消える。
魚の挙動までお手軽では話にならない。
これは致命的な欠点であり、500円だから…では、
責めないにしても許せない、というか呆れた。

上記の理由を代表に、水槽を三つ作ったくらいで飽きてしまった。
まあ、たまたま見つけた小さい水族館に散歩がてら寄ってみたら、
入場料が500円だっただけに、あっと言う間に出口を迎えたという
程度の感覚なので、興味があるなら、
試してみてもいいかもしれない。

それにしても発売後に書いたレビューなのに、
期待のレビュー扱いにされているのはこれもお手軽さゆえか…。

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ブルーオアシス〜魚の癒し空間〜
ブルーオアシス〜魚の癒し空間〜
ハドソン (2008年06月24日)
定価:500Wiiポイント

No.19 メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット スペシャルエディション(Metal Gear Solid 4: Guns of the Patriots Special Edition)のReview

シリーズを通してやってこその名作なので、初心者は最低でもMGS1、MGS2、MGS3を通してやると楽しめます

最終更新日時:2008/06/23 23:07:13

評価対象のデータ

評価対象 メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット スペシャルエディション(Metal Gear Solid 4: Guns of the Patriots Special Edition)
対応機種 プレイステーション3
メーカー KONAMI
ジャンル
発売日 2008年06月12日

総合評価

99

レビュー内容

シリーズを通してやってこその名作なので、初心者は最低でもMGS1、MGS2、MGS3を通してやると楽しめます
  • 更新日時:2008/06/23 23:07:13 | 
  • プレイレビュー | 
  • 評価:99

■PS3の存在理由はMGS4の登場でひとまず達成された

メタルギアから始まり20年以上に渡り積み上げられた
ソリッド・スネークに纏わる物語は
小島監督の言葉通りこのMGS4でひとまずの終結を迎えた。
シリーズを続けることで生まれ肥大した
数々の謎は本当にこのMGS4で解決する。
この壮大な物語は他のジャンルでも類を見ない規模で展開し、
ゲームだからこそ表現できた物語と言えるのではないだろうか。
一ゲームの物語という点において、
これだけシリーズを重ねながらも破綻せず、
ユーザーを飽きさせなかったのは快挙である。
今後MGSサーガほどのクオリティを持つ
作品の登場は難しいだろう。
PS3ほどの性能が家庭用ゲームに何故必要だったのか、
このMGS4でやっと理解出来た。
そしてまだ充分に普及しているとは言えないPS3で、
これだけ豪華なゲームに予算を注ぎ込んだコナミという会社と
小島監督率いる開発チームにゲームファンとして感謝したい。

※以下、細かい事をゴチャゴチャ長々と…

■グラフィック

デモシーンから操作可能状態までの切り替えが
非常にスムーズで違和感がない。
PS3クオリティといえるその映像はWiiと
PS3の「役割の違い」をハッキリと見せてくれる。

■音楽

悲壮感漂う物語を見事に際立たせ、名曲も多い。
特にMetal Gear Sagaは必聴といえるわかりやすい名曲だ。
きっと普段サントラを買わない人も購入を検討することだろう。

■操作性

FPS全盛の今の時代に合わせた形となっていて概ねやりやすいが、
使わないアクションがたまに勝手に出て邪魔に感じることがある。
もちろん慣れてしまえば当たり前に問題なく遊べる。
頑なにシリーズの流れを固持するのではなく、
ユーザーに最適な環境を提供しようとするその姿勢には感心した。

■物語

MGSU-2と言える物語であり、MGSシリーズで最高に感動する物語は
MGS3のネイキッド・スネークとザ・ジョイの
最初の物語であった事が証明されてしまったが、
このMGS4の物語は悲壮感がありながらも
MGSサーガの最終章という救いがあるぶん、
感動より感慨深いに近いものだった。
シリーズで残されていた謎にほぼ全て答えている姿勢は、
いつまでも意味深にしてファンの興味を引っ張る
姑息な手を使わない潔さがあり、
ファンを大切にする小島監督の誠実さを感じた。
謎は知ってしまうと手品のタネを
明かされた後のような気持ちになり、
もしかしたら知らないほうが良かったかも?と
疑ってしまうほど全ての謎が解決している。
知ってしまう寂しさも含めシリーズのファンは必見であり、
シリーズのファン以外は過去作を
今からやってでも体験する価値があると勧められる。

残念だったのは、サニーの救出部分のエピソードが
ゲームに盛り込まれていなかった事とサニーの活躍の物足りなさ、
そして今回のMGS4は過去のシリーズで生まれた謎に
終始答えるだけの物語だったという点と、
最後の最後に取って付けたように驚くべき人物が登場し、
その口から明かされる事実の進行具合と共にその人物の末が、
いくらなんでもそんなに都合よく進むかね?
と思ってしまい少々萎えたことだ。

サニーの救出部分はMGS2をやっていれば
MGS2内で収まりきらなかった結末の詳細が気になるはずで、
いかにして救出されたのかはMGS4で答えるべきであり
ファンとしては期待もしていたのだが、
これだけ全てに答えているのに、
ここだけサラッと済まされているのは納得出来なかった。
よほどドラマチックでPSPででもゲーム化する気が
あってのことなら、許せないわけでもないのだが…。

新しい展開と同時進行で謎に答えていくのは
確かに難しいだろうし、最後の驚きも
劇中では説明しきれなかったための処置であったのだろうが、
欲張りなユーザーの心理としては
新しいメタルギアソリッドの物語も同時に味わいつつ、
全ての謎を無理なく説明して欲しかった。
また、過去作の見方もこの作品で
多少の印象が変わってしまったのも事実としてある。
まあ、それだけにMGS5に期待してしまうので
ファンとしては複雑な部分でもある。

■システム

ゲーム前に最初8分のインストールがあり、
各章の前に1〜3分のインストール作業がある。
早くゲームを始めたいユーザーの気持ちを汲んだのか
ここは最初に我慢して一度で済ませるか
分割か選ばせて欲しかった。
また、ACT1のミッションブリーフィングだけカットされており、
本編前にメニューから見ておかなければならないという流れは
効果的だったとは思えない。
オープニングと合わせるとスタートにしては
長すぎるゆえの判断か知らないが、
物語に興味を持っているユーザーも多いであろうから、
他の章と同じようにACT1も普通に流してくれて問題がなったはずだ。
説明書に最高のプレイのために
というスタートの手順が説明されているが、
ほとんどの人が見ていないと思うがどうだろう。
メニュー画面からいつでも操作説明を見れるのは便利だったが、
入手したアイテムをいちいち装備
しないといけないという仕様は面倒だった。
もっともっと装備の切り替えがスムーズに出来る
整理方法はなかったのかと感じたがそれは完璧を求めすぎか?

■時代に合わせた個性のカット

セーブ前の長ったらしいやりとりがなくなったり、
オタコンとの通信以外にあまり通信が活躍しないのは
少々物足りなかった。
ゲーム性に直接関係のない無駄とも言えるやりとりにこそ
MGSらしさを感じていた人もいると思うのだがどうだろうか。
これによって付き合わされてる感じがなくセーブの手続きが
劇的にすっきりしたので駄目というわけでもないのだが、
エンターテイメントならではの無駄を楽しむ余裕が
なくなってきた時代になったような寂しさを感じた。
サニーは絶対にセーブ時のやりとりに使えたはずと思うのだが…。

■多すぎる武器の数

MGOを意識したのか、オフラインは基本ステルスゲームなのに
クリアまでに全てを使いこなす必要が
ないほど武器の種類があった。
選択の幅が広がり、ステルス以外の要素が入っているにせよ、
ミリタリーの素人にはどれを使えば効果的か迷うほどの数だった。
この点は悪いまではいかなくとも、ややこしかったのは事実だ。

■ボス戦のBB部隊

毎回個性的なボスが登場するMGSシリーズだが、
今回も手抜きのないボスが登場する。
ただ、個性という意味では過去作を意識したぶん新鮮さが乏しく、
その設定がMGSのテーマには沿っていたものの、
ドレビンによる過去の説明も蛇足的だった。
BB部隊との戦闘も面白かったのでいらないとは言わないが、
それほど物語を盛り上げる要素になっていたかというと謎だ。

■完成とマンネリと新作としてのフレッシュさを出す難しさ…

3D化されたメタルギアシリーズも今回で4作目ということもあり、
銃火器やCQCでのアクションなど、
既にユーザーは慣れてしまっているにもかかわらず、
ホールドなどに多少のアクセントは追加されているが、
目玉と言えるような新アクションが
盛り込まれていないのは物足りなさがあった。
オクトカムとソリッドアイという二つの新アイテムはあるが、
CQCのようなスネーク自体の動きに大きな新しさがないので、
操作していて新鮮さが乏しかった。
視点変更によるTPS、FPSの要素があるが、
他のTPS、FPSをそれなりにやっていると、
基本が銃撃戦なので新鮮さはあまりない。
その逆で他のFPSをあまりやっていなければ、
当たり前に新鮮なアクションとして成立しているとも言えるが、
全てのMGS4をプレイするユーザーにその効果があるわけではない。

このゲームは章分けされており、
シリーズでは一番のシチュエーションの数を誇り、
ここまで色んな舞台が用意されたMGSは今までなかったが、
小島監督の中でスネークの動きは完成しており、
シチュエーションの変化で敵から隠れるという
その遊びを最大限に引き出そうとしたのかと捉えると、
そこで際立つオクトカムが新しい魅力となり、
それをベースに考えるとあまりにも豪華とも言えるが、
難易度と腕前によってはオクトカムを使わないでも
突破出来てしまうので、それを懐の深さと受けとめるか、
簡単と切り捨てるかで評価も変わる。
また、潜入に的を絞るとさすがに長いシリーズなだけに
そのマンネリを打破するべく工夫された構成は、
もう少ししつこくても問題なかったかもしれない。
これはシリーズ物の宿命でもあり難しいところだろう。
個人的にはMGS3から導入されたカモフラージュという遊びが
オクトカムの登場により変更の手間が
なくなっただけでも充分に気に入った。
難易度を変更しながら何度でも
シチュエーションを楽しもうと思っている。

■プレイ中の印象

オクトカムを使い敵からひたすら隠れるという遊び方は
他にはない完成度の楽しさがあるし、
カエル部隊に見つかったら銃で応戦すると
ほとんどTPSやFPSにゲーム性が化けるという楽しみもある。
このTPSの視点はバイオハザード4が
好きな人には気に入られるだろう。
私は初周の難易度をソリッドノーマルで初め、
基本隠れながらも、カエル部隊の時は見つかったら
逃げずに応戦してFPS的に楽しんでいた。
隠れる事を基本に、MGS4は最近の流行も無視しない
作品となっている。

■シリーズの宿命とMGSだからこその手間

MGSの少々難解な物語についていけない人は、
ムービーゲームと感じる人も多いだろうが、
この壮大なMGSサーガを楽しめていないのは純粋にもったいない。
こんなにも独創的でありながら
PMCなど現実を取り入れた物語はゲーム以外では
語れないかも知れないほどオリジナリティが高い。
まさにゲームならではの壮大な物語だ。
私はMGS2発売当時あれだけ嫌った雷電のエピソードの結末で
初めてゲームで一滴の涙がこぼれた。
この物語はMGS4から初めてもさっぱり意味が分からない
やりとりが繰り広げられるので、
楽しむためにはシリーズの復習が必須と言える。
手っ取り早くそこら辺をカバーするには
DVDのメタルギアソリッド2バンドデシネと、
PSストアで無料配布されている
メタルギアソリッドデータベースがあるので参考にしてもらい、
この手間を乗り越えるだけの価値がMGS4にはある。

■最後に…

MGS4には近く別売されるメタルギアオンライン(MGO)の
基本セットが初めからBDディスクに収録されている。
壮大な物語だけでなくオンラインでもメタルギアが楽しめる。
これほど豪華なオフラインのMGSと、
さらにオンラインのMGOまで用意されている
至れり尽くせりの内容。
MGS4はシリーズ御馴染みのやり込みに対応しており、
MGOは毎回緊張感のある新鮮な遊び場を提供してくれる。
オフラインの尋常ではない完成度は
次世代機ならではのワンランク上の体験をさせ、
PS3の存在理由を感覚的にも理解させる。
そしてオンラインはCoD4とは味付けの違う
独創性に溢れた他にない体験をさせてくれる。
これほどの名作をやらない理由が何かあるだろうか?
もしやらない理由があるとするなら、
MGS4は無理矢理でもその理由を乗り越えて
プレイする価値があると断言出来る。
これだけ書いてもまだまだ書き足りないが、
言いたいことは単純だ。
メタルギアソリッド4 ガンズ オブ パトリオットは、
ゲームファンなら是非とも体験して欲しい
ゲーム中のゲームであり、プレイステーション3を
買ってよかったと思えるかつてない最高の体験をさせてくれる。

さあ、とりあえずしばらくはWiiリモコンを家族に譲って、
ゲーマーはPS3のコントローラーを握り、
ソリッド・スネークの壮大なサーガを見届けよう!
だなんて誰だかわからんお前に言われたくないと思われても…
言う!

ここまで語って100点ではなく99点なのは、僅かな不満を埋める
サブシスタンス的なMGS4のバージョンアップ版の登場と、
MGS5に期待しているからに他ならない。

※ちなみに、このスペシャルエディションに収録された映像は
ファンなら楽しめるものなので、通常版よりこちらをお勧めする。

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メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット スペシャルエディション(Metal Gear Solid 4: Guns of the Patriots Special Edition)
メタルギア ソリッド 4 ガンズ・オブ・ザ・パトリオット スペシャルエディション(Metal Gear Solid 4: Guns of the Patriots Special Edition)
KONAMI (2008年06月12日)
定価:9,800円[税込]

No.18 オレンジボックスのReview

圧倒的なボリュームとお得感、斬新で面白いポータル

最終更新日時:2008/06/23 23:06:10

評価対象のデータ

評価対象 オレンジボックス
対応機種 Xbox 360
メーカー エレクトロニック・アーツ
ジャンル
発売日 2008年05月22日

総合評価

97

レビュー内容

圧倒的なボリュームとお得感、斬新で面白いポータル
  • 更新日時:2008/06/23 23:06:10 | 
  • プレイレビュー | 
  • 評価:97

ハーフライフ2は物理演算によって自然な動きを取り入れた
ちょっとした謎解きと、FPSとしての楽しさを併せ持ち、
それらが広大なフィールドで繰り広げられる大作FPSだ。
ハーフライフ2という看板ながらも物語は非常に単純明快で、
THE・SFといえる典型的なものになっている。
それは、宇宙人が地球に攻めてきたので人類の希望である
科学者を操作して立ち向かおうというものだ。
オーソドックス過ぎて呆れるが
前作を未プレイでも問題なくゲームを楽しめる。

そのハーフライフ2だけでもEP1、EP2と三作も収録され
充分過ぎるボリュームなのに、
同時収録されているポータルというゲームは、
ハーフライフ2とはまったく違うゲーム性を持ちながら、
勝るとも劣らない魅力を放っている。
その魅力はなかなか説明し難いが、
FPSの視点で進み、ポータル銃という武器を壁に撃つと
青い色をしたワープゾーンを作る事ができ、
そこに自キャラを飛び込ませると、
オレンジの色をしたワープゾーンから飛び出るという
どこでもドア的なアクションを基本にして各フロアから
脱出するという単純なルールとなっている。
これが奥深いゲーム体験をさせてくれる。

このゲームにも重力が設定されており、
入り口と出口が向かい合うように設置し、
そこへ飛び込んだ速度を利用してどんどん加速することができ、
通常では届かない場所へ飛び移るという事も出来る。

物語は映画CUBEのようなシュールさを持っており、
結末が気になるように作られていたのも好感が持てた。
全体のステージ数は少ないのに満足度に不足がないのも見事だ。

また、これだけでも充分なのにチームフォートレス2という
オンライン専用ゲームも収録されており、
各ゲーム単体で売っても勝負が出来るレベルの物がこれでもかと入っている。
このオレンジボックスは、ゲームファンならプレイしないのは勿体ない。
ライトユーザーにこそ遊んでもらいたいFPSの名作だ。

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オレンジボックス
オレンジボックス
エレクトロニック・アーツ (2008年05月22日)
定価:7,140円[税込]

No.17 メタルギア 20th アニバーサリー メタルギア ソリッド2 サンズ オブ リバティのReview

キャッチ&リリース…&キャッチ!MGS4を準備万端で迎えよう

最終更新日時:2008/05/28 01:26:18

評価対象のデータ

評価対象 メタルギア 20th アニバーサリー メタルギア ソリッド2 サンズ オブ リバティ
対応機種 プレイステーション2
メーカー KONAMI
ジャンル
発売日 2007年07月26日

総合評価

93

レビュー内容

キャッチ&リリース…&キャッチ!MGS4を準備万端で迎えよう
  • 更新日時:2008/05/28 01:26:18 | 
  • プレイレビュー | 
  • 評価:93

■賛否を呼んだサンズオブリバティ

「メタルギアソリッド」は小島監督の作品の中でも特に完成度が高く、
日本が世界に誇れる作品といえるが、
その続編である「メタルギアソリッド2 サンズ オブ リバティ」は、
一作目の完成度の高さから上がりに上がった期待を
正面から超える事はせず、
新規ユーザーの獲得という方向で製作されたため、
発売当時一部のファンには賛否両論となった。
その賛否を簡単に説明すると、
ファンはソリッド・スネークの活躍を期待しており、
宣伝もスネークを前面に押し出していたにもかかわらず、
実際にスネークが登場するのは序盤1〜2時間程度のタンカー編のみで、
タンカー編後のプラント編からエンディングまで、
「雷電」というコードネームのどこの馬の骨ともわからない
金髪のイケメンがメインキャラとなり物語を進める内容だった。
それがそのまま賛否を呼んだ。

■スーパー雷電ブラザーズ

なんの予告もなく製作サイドの戦略で、
勝手にメインとなるキャラを変えられてもファンが
素直についていけないのは当たり前で、
これが外伝でもなんでもなく、メタルギアソリッドシリーズの本編の流れの中に
大きく組み込まれてしまってるのが何よりの問題だった。
もし、これがマリオシリーズで起こったなら、分かりやすい問題だ。
タイトルは「スーパーマリオブラザーズ」なのに、
実際にプレーしてみるとステージはそのままで
操作するキャラが金髪にスカルスーツの雷電だったらどうだろうか。
クリボーを麻酔銃で眠らせてから踏み潰し、
ノコノコの背後から忍び寄り銃を突きつけドッグタグを奪い、
ジュゲムをスナイパーライフルで狙撃し、
ハンマーブロスをクレイモアで爆死させ、
クッパをブレードでぶった切って殺すとしたら、
プレイヤーは違和感しか感じないはずだ。
当時の私は英雄スネークではなく、
金髪イケメンの雷電がメインという事実にとてつもない違和感を感じた。
途中からマリオ編に切り替わるという淡い期待をもって
我慢してゲームを進めても、ずっと雷電のまま、
スーパーマリオを操作する機会は与えられず、
そのままエンディングを迎えるという期待を裏切る結末に、
その内容の完成度うんぬんよりも、
製作サイドの勝手な戦略に私は怒りすら覚え、
落胆し、手元にあること自体が汚らわしいとばかりに、
すぐにこのメタルギアライデン"を売り飛ばした。

■スネークイーターの完成度と4への期待がシリーズへの興味を持ち直した

それから数年後、メタルギアソリッド3が発売され、
その完成度はあの1をも凌ぐ勢いで
製作サイドの反省とも取れるスネークの活躍と、
他のゲームでは未だに見たこともない
後半のとてつもなくダイナミックな展開は唯一無二の臨場感を生み、
それを成し遂げた製作サイドの実力に私はただただ感動した。
このメタルギアソリッド3は、
PS2で面白かったゲームTOP3に入る1本と言っても過言ではない。
その3の面白さから期待が高まる
「メタルギアソリッド4 ガンズ オブ パトリオット」の
発売が近くなった現在、4が2の完全なる続編という情報から、
私は復習という意味で1をクリアし、その完成度の高さが
やはり本物だったと再確認し、その続きの2でリキッド、オセロット、雷電、
ソリダス・スネーク、オタコン、そしてソリッド・スネークの活躍を整理するため、
一度はキャッチしてリリースしたメタルギアソリッド2を再度キャッチした。

■MGS4発売一ヶ月前にMGS2をやった感触は…

当時の期待は今はなく、嫌なことは忘れたい性格が功を奏したのか、
とてもフラットな状態でプレー出来た。
もう雷電で最後までいくのは知っているので素直に遊べた。
タンカー編がやはり短く感じたのはしょうがないとして、
雷電の感想は…悪くない。
新米という設定は一度リセットされた感があり新鮮で、
後半手に入るブレードは癖になる。
個性的なボスとソリダス・スネークとの戦い、ソリッド・スネークからのサポート、
オセロットの動き、リキッド・スネークの執念、S3計画、
捕らわれたオルガの子供のその後、雷電の存在と未来、
愛国者達の謎…そしてメタルギア。
同じステルスアクションでもスネークと違う味付けなので、
物語りは少々ややこしいもののちゃんと楽しめた。
グラフィックは雰囲気があり、次世代機と比べるなど意味がないほどだ。
音楽も相変わらず世界観を見事に表した名曲ばかり。
演出面では紛う方無きメタルギアソリッドだった。
操作方法も1よりちょっと進化した程度で複雑ではなくシンプルに楽しめる。
個人差もあるだろうが10時間ちょっとでクリア出来る内容で、
ドッグタグ集めなど、やり込み要素もある。
難易度設定も出来るので何度でも楽しめる。
おまけ的要素もありお得感も充分。
THE DOCUMENT OF METAL GEAR SOLID 2は
ファンとしては興味深い内容になっている。
正直、完全なる新作ソフトとして楽しめた。
今は当時売り飛ばした事を反省すらしている。
当時の自分にこう言ってやりたい

「おい!メタルギアソリッド2は面白いぞ!売るな!」と。

未プレイの方は是非一度やってみて欲しい。
そして、昔、私と同じように売り飛ばした人も、
内容を忘れているならもう一度買いなおして
やる価値があるので是非と勧めたい。
この2の物語を理解せずして、4をやるのはあまりにももったいない。
ゲーム性の面白さに気を取られて、
なんでスネークって何人もいるんだっけ?と、
物語そっちのけの人もいるだろうが、
この物語を楽しまないのはもったいない。

■お手軽に過去の物語を知る方法もあるが…

5月30日発売のファミ通にメタルギアソリッドシリーズの作品を
まとめて振り返るDVDが付くのと、
6月12日本編発売と同時にプラント編で雷電が活躍していたとき、
スネークがどういった行動をとっていたかが描かれた、
バンドデシネの続編がDVDで発売されるので
それらを観れば物語を把握出来るかもしれないが、
私はそれらも観つつ、1と2を一からやり直すことで
得られる楽しさをお勧めしたい。
そして6月12日、PS3の底力、PS3の真の実力、PS3の存在理由が試され、
今後のPS3の運命すら決めるであろう
メタルギアソリッド4を準備万端で迎えよう。
純粋に全編通してソリッド・スネークの活躍を
プレイ出来るのは実に10年ぶりだ。
最近のゲームにしては珍しく期待のピークを迎えて、
あと何日と指折り数えるワクワクがある。
発売日まで時間はあるので準備を整え、
ソリッド・スネーク最後の物語を隅々まで
真に心から楽しもうじゃないか。
彼に「待たせたな!」と言わせ、待ってました!と言おう。
スネークは待たせた分だけきっとやってくれる。
そして雷電の活躍とその未来を見よう。
メタルギアソリッド4の本編に過去シリーズを思い出させる場面が
さすが小島監督といえる配慮で用意されているらしいが、
それでもメタルギアソリッド2を実際にプレイせずに
メタルギアソリッド4をやるのはもったいない。

■過剰に期待し過ぎ!、お前に言われなくてもわかってる!と言われても

大きなお世話、回し者呼ばわりされても、
このシリーズを楽しむためにあえて言おう。
メタルギアソリッド2をプレイせよ!
メタルギアソリッド2は今やっても充分面白い!m9っ- Д-)

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メタルギア 20th アニバーサリー メタルギア ソリッド2 サンズ オブ リバティ
メタルギア 20th アニバーサリー メタルギア ソリッド2 サンズ オブ リバティ
KONAMI (2007年07月26日)
定価:1,800円[税込]