タイトルはファミコンミニだが、
バーチャルコンソールのレビューになる。

名作と呼び声高いファミコン探偵倶楽部を初プレー。
20年前のゲームというのを差し引かずにレビューする。

■グラフィック 5点
 20年前のゲームというのを差し引かずにレビューするので
 これは当たり前の点数といえるだろう。
 現代を基準に考えたら5点でも緩いくらいだ。
 さすがにファミコンだけありお世辞にも綺麗とはいえない。
 そして残念なことにファミコンにしては頑張っている
 という部分も見当たらなかった。
 おまけという意味で膨らんだ5点だ。

■音楽 10点
 特に名曲だと印象に残るものはなかった。
 ただ、特に悪いわけでもなかったのでこの点数。

■物語 40点
 遺産相続、複雑な家族関係、権力争い、村に伝わる奇妙な伝説、
 記憶喪失の探偵、新たな死者、明かされる事実、
 という要素がそれなりに絡み合う。
 捜査と共に解明されていく謎と過去は、
 犯人の手口がファミコンにしてはまともだった事や、
 文字を入力する事で推理が成立するという工夫もあり、
 製作中の気の緩みかとつっこみたくなるところがありながらも、
 最後までその興味を持続させるだけの力があった。
 サスペンスものではよくありそうな話だが、
 オーソドックスが嫌いじゃなければきっと楽しめる。

■システム 5点
 セーブして再開すると事務所から再開して
 どんな推理を前提にした捜査の続きなのか
 見ることが出来るので意外に助かる。
 これは20年前ながらもさすが任天堂という配慮だった。

アドベンチャーゲームということで
テキスト選択方式を採用しているが、
これはさすがに改良して欲しい点が多かった。
同じテキストを何度も見せられる苦痛を基本に、
行き詰まったら結局は総当たり戦を強いられる。
根気よくやれば先に進めるというメリットはあるが、
やらされてる感が非常に強くてほぼ作業にしか感じられなかった。
また後半でこの選択肢の選択のさせ方の工夫が
さらに面倒にさせていた。

名作と言われていても20年前のゲームなので、
これからやるならこの点は覚悟した方がいい。
ゲーム性という意味では基本的過ぎる。
同じテキストを何度も見るという苦痛を1ミスとして
話が進むまで何度も挑戦することを
今さらゲーム性と思えるかが大きいだろう。

同じテキストを見せられても根気よく挑む気があるなら、
そのオーソドックスな物語は、オーソドックスな展開と
オーソドックスな結末であなたを探偵気分にさせてくれるだろう。