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カプコン・オンライン開発部長の小野氏にオンラインゲーム事業戦略を聞く!

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●カプコンが目指すオンラインゲーム事業とは

 

 2007年6月4日に開催されプレスカンファレンスで正式サービスに関する詳細が発表された『モンスターハンター フロンティア オンライン』(詳細はこちら)。カプコンは『モンスターハンター フロンティア オンライン』を皮切りにオンラインゲーム事業に本格参入していくという。そこでカプコン開発統括本部 オンライン開発部長の小野義徳氏に、今後のオンラインゲーム事業戦略を聞いた!

 

▲カプコン 開発統括本部 オンライン開発部長 小野義徳氏。

 

−−オンラインゲーム事業へ参入したいきさつを教えてください。

 

小野 昔からオンラインゲームをやりたいというスタッフは私を始め、たくさんいたんですが、まだ時期尚早だろうと機が熟すのを待っていました。それからしばらくして次世代機が出ると騒ぎ始めたころに、インターネットも普及してきたし、家庭にPCがプラットフォームとして浸透してきたし、そろそろ事業として成り立つのではないかと。そこでカプコンのタイトルでなにかオンラインゲームにできないかと思っていた矢先に『モンスターハンター』シリーズが軌道に乗り、多くの方に支持されました。そこで『モンスターハンター フロンティア オンライン』の開発に取りかかり、満を持してオンラインゲーム事業へ参入する運びになったというわけです。

 

−−オンラインゲームについてどのような考えをお持ちですか。

 

小野 コミュニティーを活かしたオンラインゲームの開発、運営は今回が初めてのことですので、チャレンジしながら作っていくしかないと思っています。なるべくお客さんの声を聞いて、それをできる限り反映させることで正解を導き出せるのではないかと思っています。またPCは持っているけれどオンラインゲームを遊んだことがないという人にこそ、『モンスターハンター フロンティア オンライン』を遊んでほしいですね。多くの方にプレイしていただきPCゲーム市場を確立できれば、さらに新しいPCならではのコンテンツを誕生させることができるのかなと。

 

−−ビジネスとして成功する自信はありますか。

 

小野 成功する、しないではなく、成功させなきゃいけないと思っています(笑)。会員数なのか収益なのか、なにをもって成功とするかによりますけどね。私としましてはクオリティの高い商品、サービスを長期間にわたり提供し続けていけることが成功だと捉えています。

 

−−第1弾タイトルに『モンスターハンター フロンティア オンライン』を選んだ理由は。

 

小野 なるべくしてなった、ということですね。2年ぐらいまえから企画・開発を始めまして、2006年の東京ゲームショウで初めて発表をいたしました。そのときはやっと動き始めたぐらいのバージョンで「ロビーができたね〜」なんて話をしたのを覚えています。それからは苦難の日々の連続で、まさかこの日(2007年6月28日)に正式サービスを始められるとは思っていなかったです(笑)。

 

−−月額1400円[税込]というプレイ料金の価格設定については。

 

小野 料金に関していちばん悩んだのはクライアントを無料にするか、しないかでしたね。パッケージオンリーで販売する方法も考えましたが、『モンスターハンター フロンティア オンライン』が対象にしているのはオンラインゲームに興味がある、ちょっと遊んでみたいという方々です。ですのでなるべく敷居を低くして、入りやすくするために無料にすることに決めました。

 プレイ料金に関してはサービスを続けていくために必要な金額ということで、この価格に設定させていただきました。すごく安くした代わりにサービスが途中で頓挫してしまうのは本末転倒ですからね。またクエストをリアルタイムで配信したり、タイアップキャンペーンを開催するなど、さまざまな形で還元していければと考えています。

 

−−正式サービスが2007年6月28日と決まりましたが現在の心境は。

 

小野 いまいちばん言いたいことは「クライアントはなるべく早めにダウンロードしておいてください!」ということですね。正式サービスに先駆けて6月14日から会員登録とダウンロードができますので。決して正式サービス当日にダウンロードしないでください。もう"正式サービス当日はサーバーが落ちます"と太字で書いておいてください(笑)。

 

▲『モンスターハンター フロンティア オンライン』がいよいよ本格始動!

 

▲グリコやピザハットなど他業種とのコラボキャンペーンも積極的に実施。

 

−−つぎにサービスするタイトルはもう決まっているんですか。

 

小野 プレスカンファレンスで稲船が口を滑らせてましたね……。確かにすでに考えていますし、いくつか動いていますよ。基本的にはカプコンのIP(知的財産)をオンライン化するという方向で。『モンスターハンター』の場合はそのままオンラインにするだけで楽しいですが、そのほかのタイトルはどうなのかなと。そのあたりをいろいろと考えています。残念ながら具体的なタイトルについてはお話できません。

 

−−『ロックマン』というウワサがありますが。

 

小野 韓国の一部メディアで報道されたそうですね。どっから出た話なんだって感じです(笑)。カプコンコリアに話を聞きましたが、向こうもよくわかってないみたいです。とはいえ『ロックマン』のオンラインゲームを作らないというわけではありません。カプコンの人気タイトルの1本ですからね。でも『ロックマン』を支持してくれている方がオンラインゲームに進むにはもう少し時間がかかるかなと思っています。

 

−−2006年の東京ゲームショウで『モンスターハンター フロンティア オンライン』と同時に発表したゲーセン・ドット・コムの現状は。

 

小野 強いやつに会いに行くというコンセプトで、マッチング機能のみ搭載する予定だったんですが、やはり付加価値が必要かなと。ネット上にゲームセンターというキーワードが感じられる仕掛けを置くことで、過去のコンテンツが活きるのではないかと考えています。あと3〜4ヵ月待っていただければ新しい情報を出せるかなといったところです。

 

−−最後に『モンスターハンター フロンティア オンライン』を楽しみに待っているユーザーにひとことお願いします。

 

小野 『モンスターハンター フロンティア オンライン』がうまくいくか、いかないかはユーザーのみなさまのご協力にかかっています(笑)。ぜひとも先行ダウンロードして6月21日のオープンβテスト、6月28日の正式サービスを待っていてください!

 

※『モンスターハンター フロンティア オンライン』公式ビギナーサイトはこちら

※『モンスターハンター フロンティア オンライン』公式メンバーサイトはこちら

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