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ゲームがよりリアルになる! 物理演算専用ボード『PhysX P1 GRAW Edition』登場

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●物理演算専用ボード『PhysX P1 GRAW Edition』

 

 ASUSTeK ComputerよりPCゲーマー注目のアクセラレータボード『PhysX P1 GRAW Edition』(以下、PhysX P1)が発売された! なぜPCゲーマーたちから注目されているかというと、PhysX P1は物理演算だけを行う専用のボードだから。物理演算を簡単に説明すると"ゲーム内における物体の動きを計算して、ビジュアル化するエンジン"のこと。従来ではCPUとグラフィックボードが物理演算を行っているが、CPUはシステムを動かすこと、グラフィックボードは画面を描画することがメインの役割。そのため物理演算に十分なパワーをかけられず、本来なら表現できるであろう動きでさえ満足にできていないのが現実。そんな状況を打破するために登場したのが、物理演算を簡単に処理できるAGEIA社製の"PhysXプロセッサ"を搭載したPhysX P1。爆発時に散らばる破片や、液体の流れ、旗のなびく様などをリアルに描写! 物理法則に則ったリアルな世界でゲームを楽しめるというわけ。

 

PhysX P1

▲見た目はグラフィックボードそのまんま。ただしケーブル類をつなぐコネクタはついていない。

 

PhysX P1 GRAW Edition

発売日

発売中(2006年6月1日発売)

価格

オープンプライス(実勢価格:40000円前後)

発売元

ASUSTeK Computer

 

PhysX P1おもな仕様

物理演算チップ

AGEIA PhysX Processor

メモリ

128MB

メモリクロック

733MHz

メモリインターフェース

128bit

メモリ帯域幅

12GB/秒

バスインターフェース

PCI

 

 PhysX P1にはPhysXプロセッサの威力を体験できる『Tom Clancy's Ghost Recon Advanced Warfighter』、『CellFactor: Combat Training』、『Switchballデモ版』という3本のゲームが同梱されている(いずれも英語版)。『Tom Clancy's Ghost Recon Advanced Warfighter』は大人気チーム戦アクションGhost Reconシリーズの最新作。プレイヤーはチームゴーストの一員となり、過激派に襲われたアメリカ大統領を救出すべく戦うのだ。実際にPhysX P1を搭載したマシンでプレイしたところ、銃弾によって砕け散るアスファルト、手榴弾でバラバラにふっ飛ぶトラック、被弾してくずれ落ちる敵兵など、PhysXプロセッサの能力をいかんなく発揮したリアルなシーンを見られた。PhysXプロセッサ搭載、非搭載マシンでプレイした画像を以下に掲載するので違いを見比べてほしい。

 

Ghost Recon

Ghost Recon

▲上が搭載マシン、下が非搭載マシンでプレイした画面。

 

Ghost Recon

Ghost Recon

▲爆発シーンもご覧のとおり。迫力が違います!

 

ムービーをダウンロードする(10.7MB、1分39秒、WMV形式)

 

 『CellFactor: Combat Training』はSFタイプのFPS(一人称視点シューティング)。PhysX P1専用タイトルとなっており、PhysXプロセッサ非搭載マシンでは起動しない。立体的なマップのあちこちには箱やパイプが積まれており、グレネードランチャーを放つと四方八方に吹き飛んでいく。この箱やパイプの飛び方がリアルタイムに演算されており、撃つたびに飛び方が異なる。またマップ上部にはひらひらとはためく旗があり、銃で撃った部分のみボロボロとちぎれていく。PhysXプロセッサの実力をもっともわかりやすく体感できることだろう。

 

CellFactor

CellFactor

▲箱やパイプが吹き飛ぶシーンは圧巻のひと言。スゲェ!

 

CellFactor

CellFactor

▲布の質感も完璧に再現。こんなの見たことない!

 

ムービーをダウンロードする(9.9MB、1分32秒、WMV形式)

 

 そして3本目となる『Switchballデモ版』は、『CellFactor: Combat Training』と同じくPhysX P1専用タイトル。マウスでボールを動かしてゴールまでたどり着くパズルゲームだ。道は細く曲がりくねっているうえポイントごとに障害物が設置。巨大水鉄砲マシンから水を発射して道をふさぐ箱を落としたり、スイッチを押して水を流し水車を回すなど、PhysXプロセッサによる液体の流れをリアルに表現したシーンを見られる。

 

Switchball

▲水鉄砲マシンから水を発射。箱に命中させろ。

 

Switchball

▲スイッチを入れると水が流れ出し水車が回転!

 

ムービーをダウンロードする(5MB、1分12秒、WMV形式)

 

 なかなかユニークなPhysX P1だがゲームが対応していないとその威力を発揮することはできない。現在のところ発売済みの6タイトルが対応、および対応することを発表している(詳細は以下のリストを参照のこと)。日本で発売されているタイトルはというとマイクロソフトの『ライズ オブ ネイション : ライズ オブ レジェンド』があり、パッチで対応すると発表。また今後は『Unreal Tournament 2007』や『Warhammer Online: Age of Reckoning』など超大作のリリースが控えている(日本での発売は未定)。とはいえPhysX P1の販売価格は40000円前後と気軽に手が出る額ではない。もっと多くの人気タイトルが対応を発表し、搭載済みモデルのパソコンが登場すれば、普及していくことだろう。PhysX P1の今後に期待したい。

 

Unreal Tournament 2007

▲全世界のFPSファンが待ち望んでいる『Unreal Tournament 2007』。オリジナルゲームエンジンによりグラフィックは一級品!

 

Warhammer Online

▲対人戦に特化した『Warhammer Online: Age of Reckoning』。世界的に人気のボードゲームをオンラインゲーム化!

 

PhysX P1対応タイトル

発売中のタイトル

Bet on Soldier: Blood (Take Two Interactive)

CellFactor (Artificial Studios)

City of Villains (NCSoft)

Gunship Apocalypse (Novitas)

Rise of Nations: Rise of Legends (Microsoft Games Studios)

Tom Clancy's Ghost Recon Advanced Warfighter(Ubisoft)

これから発売されるタイトル

Alpha Prime (Black Element Software)

Arena Online (Game Consulting)

Crazy Machines (Novitas)

Dogtag (DiezelPower Studios)

Eye of the Storm (Yager Development GmbH)

Fallen Earth (Icarus Studios)

Infernal (Playlogic International)

KARMA (Atari)

Loki (Focus)

Sacred II (Take Two Interactive)

Unreal Tournament 2007 (Midway Games)

Vanguard: Saga of Heroes (Microsoft Games Studios)

Warhammer Online: Age of Reckoning (Mythic Entertainment)

 

※『ASUSTeK Computer』公式サイトはコチラ

※『PhysX P1 GRAW Edition』公式サイトはコチラ

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