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女優キム・ガヨンが見せた『天地大乱』迫力の大規模対人戦

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●美しい笑顔からは想像もつかない鬼神のごとき戦闘を披露

 

 2008年10月23日、YNK JAPANが“『天地大乱』国内展開・戦略発表会”を開催した。この『天地大乱』は、韓国Gigassoftが開発したオンラインRPG。韓国ではすでに、2008年4月に正式サービスがスタートしており、同時接続者数85000人を記録するなど、2008年上半期でもっとも勢いのあるオンラインゲームのひとつとなった。

 

 発表会には韓国の女優キム・ガヨンが登場。『天地大乱』(韓国では『十二之天2』)の前作、『十二之天』からのユーザーであるキム・ガヨンは、全サーバーのプレイヤーによる対人戦で、2年連続優勝を成し遂げるほどのヘビーユーザー。ひとりの熱心なユーザーとして『天地大乱』をアピールした。そのキム・ガヨンに、自分のキャラクターでゲームの世界に入ってもらい、得意の対人戦を見せてもらうとともに、ゲームとの関わりや『天地大乱』の魅力について話を聞いた。まずはインタビューからお届けする。なお、プレイしてもらったのは韓国版のゲームとなる。日本での運営では仕様が異なる可能性があることをご了承願いたい。
 

▲キム・ガヨンは『光州5.18』や『ファンタスティック自殺騒動 〜暗黒の中の三人〜』、『どこかで誰かに何かあれば間違いなく現れるMr.ホン』などの映画のほか、多数のテレビ番組に出演している女優。韓国のゲーム好きの芸能人で結成している“ANNEX芸能人ゲーム団”の副団長を務めている。1日に平均10時間、ときには15時間も遊ぶ事がある熱烈なオンラインゲーマーだ。

 

▲インタビューの冒頭、キム・ガヨンは「こんばんは。私は韓国から来たキム・ガヨンです」と日本語で挨拶してくれた。にっこりと微笑んだその笑顔が魅力的だったが、『天地大乱』の対人戦では鬼神のごとき活躍を見せた。

 

 −−オンラインゲームとの出会いは?

 

キム・ガヨン(以下、キム) ある放送局のゲームの番組で、オンラインゲームの高レベルユーザーが芸能人にゲームを教えるという企画をやっていました。その番組に約10年まえに出演したのがきっかけで、オンラインゲームユーザーとしての最初の1歩を踏み出しました。

 

−−『十二之天』はいつから始めたのでしょうか?

 

キム 約4年まえです。番組で教えてもらったオンラインゲームがそろそろ飽きてきたときに、知り合いから「本当におもしろいオンラインゲームがあるよ」と教えてもらい、『十二之天』のことを知りました。それまで遊んでいたタイトルは西洋風のファンタジー世界をベースにしていたのですが、私には『十二之天』のアジア的な世界観や、技の数々のほうがリアルに感じられ、『十二之天』に惹かれていきました。遊んでいくうちに本当にいいゲームだと思い始めたのですが、その分、『十二之天』が世間にあまり知られていないことがひとりのユーザーとして悔しくなり始めたのです。そこで、『十二之天』のすばらしい点や改善してほしい点を14ページのリポートにまとめて開発元のGigassoftに持っていきました。そして、「これから3年間、『十二之天』の広報活動をさせてください。自分が3年間がんばって、このゲームがより多くの人に知られるようになればそれだけでかまいません。自分は何も要求しません」とお願いしたのです。

 

−−開発会社のかたたちは喜んだでしょう?

 

キム ところが、あまり喜ばれませんでした。『十二之天』が開発されたときにはGigassoftは社員11名の小さな会社で、芸能人を広報活動に起用するほどの資金がなかったのだと思います。だから、みなさん喜ぶよりも、慌てていたようでした。そこで、「私は何も要求しません。必ず成功させますから、いっしょにやりましょうよ」と重ねてお願いし、了承を得たのです。

 

−−キム・ガヨンさんから見た『天地大乱』の現状は?

 

キム 『天地大乱』は韓国では2008年上半期の大ヒットタイトルとなりました。日本にもあると思いますが、韓国ではオンラインゲームへのめり込みすぎることが問題になっています。ゲームは自分が楽しむために遊ぶ物ですが、中にはゲームに引きずられて実生活がおろそかになってしまう人も存在します。多くのオンラインゲームでは、韓国のオンラインゲームユーザーに人気がある対人戦ができる時間が決まっていますので、その時間に実生活を合わさなければなりません。どうしてもゲームに実生活が引きずられがちになりますが、その点、『天地大乱』は24時間対人戦ができるシステムですので、好きなときにログインして、用事があるときには実生活にもどることができます。実際に、私のゲーム内の知り合いは社会人として自分の生活をきちんと守っている人がほとんどです。そうした健全なところが評価されていると思います。

 

 インタビューに続けて、キム・ガヨンに自分のキャラクターでゲームの世界に入ってもらった。まず、キャラクターを見て軽く驚かされた。本人の外見とは裏腹な禍々しい鎧を身につけた男性キャラクターなのだ。こうしたところに、YNK JAPANで『天地大乱』の運営責任者を務める竹村哲氏が「絶対的な強さの追求」と指摘した『天地大乱』の本質がかいま見える。対人戦で活躍するために、徹底的に強さを追求するというのが韓国の『天地大乱』ユーザーの基本的なスタイルで、キム・ガヨンはそのトップに君臨しているひとりである。

 

 キム・ガヨンは、まず門派(ギルドのようなプレイヤーたちの組織)が占有できるエリアに舞い降りた。彼女は門派の門派長を務めており、約40人のメンバーを束ねている。門派専用のメッセージを開くと対人戦に関する告知文が書かれており、文末に「必ず命令にはしたがってください。うちは民主主義ではないので」という意味の記述が。キム・ガヨンが書いたものとのことだが、かなり強い指導力を発揮している門派長のようだ。

 

 ステータスを見ると、対人戦での成績が表示されていた。ほかのプレイヤーを倒した数は、なんと、12万4370人。90パーセントの確率で勝利を収めているという。
 

▲使用したPCの関係でハングルが表示されず、門派の仲間に今日は日本からインしている事を英語で伝えていた。

 

  『天地大乱』では、プレイヤーは“正派”、“邪派”、“魔教”のいずれかの勢力に所属し、互いに覇権をかけて争う事になるが、キム・ガヨンは自分が所属する勢力の本拠地に移動した。ここに門派の仲間を呼んで仲間どうしの腕試し的な対人戦を見せてもらう予定だったのだが、なかなか門派の仲間がやってこない。聞くと、現在、勢力間の大規模対人戦が行われており、門派の仲間はそこで戦っている最中だという。『天地大乱』でもっともアツいコンテンツを見られるいい機会なので、予定を変更してもらってキム・ガヨンに勢力間の大規模対人戦に参加してもらった。

 

 キム・ガヨンがジャンプしたのは、自分が所属する勢力の拠点。そこにある守護石をほかの勢力のプレイヤーが破壊しにやってくる。守護石の場所に5分間居座られると拠点が奪取されるというルールだ。そのため、ここに押し寄せてくる敵のプレイヤーを片っ端から撃退していかなくてはならない。

 

 守護石の近くにいたキム・ガヨンは、さっそく近づいてきた敵プレイヤーと戦闘に突入。しかし、この戦闘で信じられないことが起こった。キム・ガヨンの強烈な攻撃に合わせて、敵プレイヤーが攻撃を1.5倍にして跳ね返すスキルを発動。戦闘開始早々、キム・ガヨンが敗れてしまったのだ。攻撃がクリティカルヒット(通常よりも強力な攻撃)になることもあるとのことで、キャラクターのスペックや装備品の質だけでは勝敗が決まらないゆらぎや、駆け引きの要素があるようだ。なお、敵プレイヤーを倒すと、倒したプレイヤーの経験値の10パーセントが手に入る。かなりの経験値を持っていたはずのキム・ガヨンを倒したプレイヤーは、この1戦で莫大な経験値を得たはずだ。だが、このプレイヤーはキム・ガヨンとの戦闘後、ほかのプレイヤーに駆逐され戦場から姿を消した。 

 

 思わぬ敗退を喫したキム・ガヨンだが、気を取り直して敵が出現してくるポイントに前進。「偵察して味方に報告します」と言っていたが、そこに突然、敵の集団が出現した。キム・ガヨンはたちまち敵プレイヤーに囲まれ、1対5という最悪な状況に陥った。ところが、敵プレイヤーたちの攻撃はそれほど効いている様子ではない。逆にキム・ガヨンがジャンプしながら周囲の敵をなで斬りにするようなスキルを発動させると、彼女を取り囲んでいたキャラクターがばたばたと倒れていった。
 

▲しなやかな指がキーボードのショートカットキーを激しく叩き、スキルを発動させると、群がる敵プレイヤーがひとり、またひとりと倒れていった。鬼神のごとき獅子奮迅の戦いぶりに唖然とさせられた。

 

  『天地大乱』のスキルには1から8までの8段階があり、キム・ガヨンが使ったのは、8段階目のスキル。これは“神の技”と称される最高のスキルで、取得しているプレイヤーはほんのひと握りしかいないという。傾けた情熱しだいで、こうした特権的なスキルが覚えられ、それにより超人的な戦いができるのも『天地争乱』の魅力のひとつであることがうかがえた。キム・ガヨンはその後もしばらく勢力の拠点を守り続け、敵の襲来がいち段落したところで、デモプレイを終えた。

 

 「どうして私が、いちユーザーとして日本に『天地大乱』をアピールしにきたのか? それは『天地大乱』が本当におもしろいオンラインゲームだからです。日本のことわざに「百聞は一見に如かず」というのがありますよね。いちど遊んでいただければ『天地大乱』のおもしろさがわかってもらえると思います」(キム・ガヨン)

 

 取材の最後に、このようなメッセージを日本のユーザーに贈ってくれたキム・ガヨン。彼女がこれほどアツくなる『天地大乱』が気になった人は、今後の情報に注目してはいかがだろう。

 

※『天地大乱』の公式サイトはこちら
 

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