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『ニコッとタウン』正式版スタート発表会でゆうこりんが応援に

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●『ニコッとタウン』内に舞い降りたゆうこりんにユーザーが大騒ぎ

 

 2008年9月29日、スマイルラボとスクウェア・エニックス、ニフティが”『NicottoTown(ニコッとタウン)』正式版スタート 共同記者発表会”を開催。この発表会のゲストに、ゆうこりんこと、小倉優子が登場した。
 


 『ニコッとタウン』は、スクウェア・エニックスの子会社であるスマイルラボが手がけるコミュニティサービス。スクウェア・エニックスはゲームノウハウの提供などを行い、ニフティがサーバーなどのインフラを提供し、集客、マーケティングなどの支援をする。2008年3月17日に発表(当時は名称未定)が行われ、2008年8月22日〜2008年9月5日にお試しサービスが実施された。お試しサービス期間中の登録者数は6000人。最終日は初日の2倍のユーザーが訪れるという上向きの状態のまま、現在に至る。2008年内に10万人〜15万人のユーザー獲得が目指される。

 

 小倉優子は淡い色合いのワンピース姿で登場。「今回は『ニコッとタウン』のオープンということで楽しみにしています」とニコリとして挨拶。実際に『ニコッとタウン』に入ってサービスを体験した。

 

 「このアバターは、今回のために優子が選んで作ってもらいました。すごいかわいく作ってもらったのでうれしいです」(小倉優子)

 

 とコメントしたアバターは、似ていることはもちろん、身につけている服がまったく同じだった。
 


 ログインした小倉優子は、”きぐるみ「ねこ」”という衣装に着替えて広場に。たちまち一般のユーザーの注目を集め、「ゆうこりんだー!!」といった声が四方から飛んできた。小倉優子はまったく動じることなく「優子も何かコメントを」とつぶやき、ややたどたどしく「みなさーん ねこちゃんかわいい?」と打ち込んでいた。すると、やや間があって「かわいいよ〜」との文字が乱れ飛んだ。『ニコッとタウン』のユーザーはチャットの文字を打つのに慣れていない人が多く、オンラインゲームなどに比べると反応がやや遅れることが多いという。少々ぎこちない感じではあったが、それが返ってなごやかな雰囲気を作り出していた。
 


 しばらく会話を楽しんだ小倉優子が別のエリアに移動すると、ユーザーたちがついてきた。さらに新たなエリアにいたユーザーがそれに加わって、小倉優子の行くところがちょっとした騒ぎに。終いには小倉優子の家にユーザーが上がり込んできたのだが、本人は「え〜、おもしろい。部屋に誰かが来た〜。おもしろ〜い」(小倉優子)と喜んでいた。
 

▲運良くログインしていたユーザーはラッキーだった。


 体験を終えた小倉優子は「楽しかったです。もっとやりたかったですね」と笑顔で感想を述た。なお、小倉優子のアバターが最初に着用したアバターアイテム(衣装)は10月限定で500着(毎週100着ずつ)が販売される。

 

 さて、発表会の冒頭、スクウェア・エニックスの代表取締役社長、和田洋一氏は、「アバターとか仮想空間とか書いてありますが、お客様にとってはWeb上でのことも、かけがえのない出来事です」(和田氏)と、このサービスにかける並々ならぬ決意を表明。また「クオリティには自信があります」(和田氏)と、自負を述べた。

 

 また、ニフティの代表取締役社長、和田一也氏は「本当にいいチャンスをもらいました。システムとサポートをしっかりやっていこうと思います」と語り、『ニコッとタウン』の動物のアバターを、ニフティの別のサービスにも広げていく構想があることを明らかにした。
 

▲左からニフティ代表取締役社長の和田一也氏、スマイルラボ代表取締役社長の伊藤隆博氏、クウェア・エニックス代表取締役社長の和田洋一氏。


 続いて、スマイルラボの代表取締役社長、伊藤隆博氏により『ニコッとタウン』のプレゼンテーションが行われた。伊藤氏によると、『ニコッとタウン』は、アバターを操作して仮想空間上でおしゃべりやミニゲーム、買い物などを楽しむサービス。近年、続々とサービスが始まっている3D仮想空間(メタヴァース)に近いが、初めから仮想空間サービスを目指したわけではないという。コミュニケーションを楽しむためのアバターサービスであることに重点が置かれており、仮想空間は”かわいいアバター”を最大限に活かそうした結果ついてきたものであるという。

 

 そのためもあってか、仮想空間は2Dがメインで、多くのゲームが遊べるわけではない。シンプルなコミュニケーション機能のうえに、仮想空間やミニゲームのサービス乗っかっているというコンセプトだ。こうしたシンプルなサービスであるため、わざわざソフトをダウンロードする必要がなく、また、低スペックのPCでも起動する。当初かたカジュアルなコンテンツが目指されていたわけだが、お試しサービス中のユーザーは女性が60パーセントと過半数を占め、しかも、女性は10代がメインであったという。全体的に非ゲームユーザーが多く、そうした意味では「予想どおり」(伊藤氏)であったとのことだ。

 

 伊藤氏がプレゼンテーションで多くの時間を費やしたのはアバターに関する説明。アバターは2Dで描かれており、リアルではないが、伊藤氏は「(アバターは)絶対に妥協しないで、最高のクオリティの物を作った」と自信のコメント。とりわけファッション性に重点が置かれており、何枚もの重ね着ができるようにパーツのレイヤー(複数の物を重ねる層)が数10個用意され、アパレルメーカーとのコラボレーションを念頭に置いて、服の縫い目も再現できるようになっているという。すべてのアバターの目が統一されており、これが『ニコッとタウン』のアバターのシンボルになる。このアバターの制作に4ヵ月が投じられたとのことだ。

 

 世界のイメージは”どこか懐かしい現代”。ユーザーたちの所有する諸島と、”おしゃべり広場”、”ショップ広場”、”ゲーム広場”、”初心者広場”で構成される。”ショップ広場”ではアバターの服などが購入可能。ゲーム内で入手できるコインを使用する無料ショップと、現実の通貨で購入するコインを使用する有料ショップが併設される。ゲーム内で入手するコインと、現実の通貨で購入するコインは交換不可能。両コインが完全に分離されることで、お金を投じないでも楽しめることが追求される。これは、クレジットカードを持たない10代のユーザーを意識した仕様だとのこと。ゲーム内で入手するコインは、ミニゲームやブログの執筆などで手に入る。
 

▲『ニコッとタウン』内の町は、現実に合わせた時間の概念があり、夜になると暗くなる。また、現実の東京に合わせて天候も変化する。


 なお、ミニゲームは”ババ抜き”や”大富豪”などのカードゲーム、スロットなど。今後、ルーレットやスクウェア・エニックスによるパズルゲームが追加される予定。2008年11月にはゲームが対戦可能になる予定となっている。これらのミニゲームは、非ゲームユーザー向けに非常に簡略化されており、オンラインゲームのようなロビーは存在しない。ワンボタンでゲームがスタートでき、敷居が低く作られている。

 

 登録したユーザーには、島と家が与えられる。もらった当初の家は、引っ越ししたばかりのような殺風景な様子だが、購入した家具を配置したりしてカスタマイズできる。たとえば女性が好みそうな”天蓋つきベット”は4000コイン(無料コイン)。これは、1ヵ月ていどミニゲームをがんばれば貯まる金額だという。少しずつ自分の家を飾っていくのも、『ニコッとタウン』の楽しみのひとつとなりそうだ。
 

▲入手したばかりの家の内部(上)と改装後(下)。こちらは和風だが、カントリーナチュラル風や中華風、洋風も用意される。改装パターンは年末に向けて順次、実装される予定。


※『ニコッとタウン』の公式サイトはこちら
 

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