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ネクソンジャパンの新作『TENVI』の開発者にインタビュー

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●変身アリ、飛行もアリのアクションRPG

 先日こちらでご紹介した、ネクソンジャパンの新作オンラインRPG『TENVI』。2008年8月21日に早くもオープンβテストが開始される本作について、開発元のSymmetric Spaceのメンバーと、ネクソンジャパンで運営を担当する中西啓太氏にインタビューする機会を得たので、本作の魅力を聞いてきた。
 

『TENVI』プロジェクトディレクター
キム・ジンマン氏

『TENVI』企画チーム長
オ・ミヨン氏

Symmetric Space 代表理事
ゴ・ガンイル氏


――まず『TENVI』というタイトルの意味を教えてください。


オ・ミヨン(以下、) タイトルの意味は“飛翔”です。本作の特徴のひとつに、ガーディアンの力で空を飛んで、ダイナミックな戦いが楽しめることが挙げられます。日本でも本作が“飛翔”したいという気持ちも込めて、このタイトルに決めました。

 

――日本が2カ国目のサービスになりますか?

 

ゴ・ガンイル(以下、) はい、韓国ですでにサービスを開始していて、日本が海外では初のサービスとなります。以降、中国・アメリカ・台湾でもサービスを展開していく予定です。

 

――キムさんとオさんは『メイプルストーリー』にも関わっていたとのことですが、本作の韓国でのユーザーの反応はどうですか?

 

キム・ジンマン(以下、キム) 2Dベースで横スクロールのアクションRPGということで、一見『メイプルストーリー』と似ている部分もあるかと思いますが、本作はライトでカジュアルなオンラインRPGである『メイプルストーリー』よりも、もう少し深みがあるように作っています。パーティプレイも強化されてますし、PvP(対人戦)もすることができます。そしてなにより、空を飛べることでアクション性も増しています。ユーザーからの反応ですが、小学生ぐらいの若いユーザーから、ある程度年齢が上のユーザーまで、満足してプレイできるという評価をいただいています。
 

――では、日本サイドで本作を最初に見たときの印象はどうでしたか。

 

中西啓太(以下、中西) 運営グループではしばしば韓国でサービスしているタイトルをテストする機会があるんですが、メンバーはかなりゲームをプレイしている人が多くて、辛口な評価が出ることが多いんですけれども、本作をテストした際の評価はおおむね良く、ぜひやりたいな、と。

 

――どういった部分に評価が集まりましたか?

 

中西 『メイプルストーリー』と比較した部分だと、まずグラフィックとアクション性に優れているところです。また本作では1体のキャラクターで主人公とガーディアンというふたつのスタイルを持つキャラクターを使えるので、よりプレイヤーの個性が出せると思いました。それとレベル20からになりますが、やはり空を飛べるというのが斬新でしたね。

 ――2Dのマップを基本にしながら、ボスモンスターは3Dで描かれるというのも本作の特徴です。なぜこういったグラフィックを採用したのですか?

 

キム 大きなボスモンスターを3Dにしたのは、厚みを出して動きに勢いが出せるので、表現に奥行きを持たせることができるからです。プレイヤーキャラクターなど、2Dのキャラクターとのあいだに違和感が発生しないよう、自然に見えることを念頭に置いて作業を行ないました。すべてのボスモンスターを3Dにするわけではないのですが、できるだけ多くのボスモンスターを3Dにしようと考えています。

 

――(デモ画面を見ていてあることに気がつく)……あれ? もしかしてマップの一部とかエフェクトも3Dだったりしますか?

 

キム はい、マップ上のオブジェクトの一部は3Dで処理しています。というのは、たとえば風車の羽根など、3Dで処理してしまったほうが動きが自然に出せるんです。キャラクターも3Dモデルのベースの上に2Dのグラフィックスを被せたりしています。

 

――立体感がすごく出ていますよね。空を飛んで戦う迫力が出そうです。

 

キム そうですね。空中での戦闘はあまりないと思いますし、空を飛んでいかないとプレイできないようなマップも用意してありますよ。

▲ボスモンスター“アンタリオン”と“コーリー”。インタビュー中で触れられているように、大型ボスモンスターの一部は3Dで描画される。

▲各マップは2Dと3Dをうまく使い分けて演出されている。



――ではプレイヤーが選択できる“アンドラス”、“タリー”、“シルヴァ”の3つの種族についてお伺いします。それぞれ特徴ある種族となっていますが、どのように設定を作り込んでいったのか教えてください。

 

 まずガーディアンになって戦う楽しさを与えたかったので、ガーディアンに搭乗したり、変身したり、騎乗したりといったポイントを3つの種族へと集約していき、そこからそれぞれの種族に職業を割り当てていきました。


――皆さんにおすすめの種族をお伺いしたいのですが。

 

 個人的な意見ですが、“タリー”ですね。スキルで悪魔を呼んで戦闘することができるのですが、ヒーローなのに悪魔を呼ぶというのがひと味違った戦闘になると思いますよ。

 

キム “シルヴァ”ですね。韓国では女性にとくに人気があったんですが、魔法使いっぽいファンタジー系の種族であるのと同時に、ガーディアンに切り替えた際に“シルヴァ”だけ、(ガーディアンである)ドラゴンとパイロットの姿を一緒に見られるんです。

 

 最初は“タリー”を使っていたのですが、もともと戦士系のキャラクターが好きなので“アンドラス”で遊んでいます。攻撃力と防御力も高いし、ロボットに乗っているのもいいですね。

 

キム えーと……見事におすすめが分かれてますが、打ち合わせはしてないですよ(笑)

 

中西 私は“タリー”をおすすめしたいですね。スキルに盗賊や忍者系の素早い動きもありますので、プレイしていて爽快感が味わえると思いますよ。


▲“アンドラス”はロボット型のガーディアンに乗り込んで戦うことができる。スキルは剣やハンマーを使う“アタック”系列と、銃を使う“シューティング”系列に分かれる。

▲“タリー”は潜在能力を極限まで引き出すことにより、ダークヒーロー型のガーディアンに変身できる。スキルはダガーなどを使う“ローグ”系列と、状態異常や闇魔法を使う“デバッファー”系列に分かれる。

▲“シルヴァ”はドラゴンの姿をしたガーディアンに騎乗できる。スキルは攻撃魔法を操る“ウィザード”系列と、光魔法に特化した“プレイヤ”系列に分かれる。



――最後に、日本のファンに『TENVI』のここを見てほしいというメッセージをお願いします。

 

 そうですね、序盤では『メイプルストーリー』のようにプレイしやすい部分もあるのですが、プレイを進めていく内に結構難しくもなってきますので、ぜひ遊んでみてください。

 

キム ライトユーザーもコアユーザーも気軽にプレイして楽しめるゲームになっていますし、スペック面もそれほど強力なマシンを必要としません。ゲーム中も、インスタントダンジョンやアイテム制作など、いろんなコンテンツを用意しているので、楽しんでもらいたいと思います。

 

 横スクロールのアクションRPGでは、なかなかPvPは実装されていないと思うのですが、1対1でのバトルはもちろん、“無制限闘技場”という全員を相手に戦うフィールドもありますし、これからはギルド戦なども入ると思います。空を飛んだり変身したり、躍動感のあるプレイができると思いますので、いろんなコンテンツを楽しんでください。

 

中西 私が初めてプレイしたときの感想になるのですが、最初のチュートリアルからわかりやすく作られていて、モンスターを狩るときもレベルが低くても比較的サクサクと進められたので、オンラインのアクションRPGをやったことがない人などでも入りやすいのではないかと思います。アクション性も高いのでぜひプレイしてみてください。

▲後列左から右に、ネクソンジャパン中西啓太氏、Symmetric Spaceキム・ジンマン氏、前列左からオ・ミヨン氏、ゴ・ガンイル氏。


※『TENVI』の公式サイトはこちら
 

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