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無料ワールド登場のほか、新要素の発表も!“ラグナロクオンライン ユーザーシンポジウム2008”レポート

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●次期アップデート“魔王モロク”の内容や、気になる3次職の姿も公表

 

 ガンホー・オンライン・エンターテイメントは2008年7月19日、秋葉原UDXシアターにてオンラインRPG『ラグナロクオンライン』のオフラインイベント、“ラグナロクオンライン ユーザーシンポジウム2008”を開催した。

 

 会場に集まったのは抽選で選ばれた170名のユーザー。シンポジウムは第1部と第2部に分けて行なわれ、第1部は2008年の後半の施策をガンホー・オンライン・エンターテイメント第一マーケティング部 部長の飯野氏が発表。第2部は“ユーザーアンケート発表”と題され、事前にユーザーに対して行われたアンケートの結果を題材に、運営サイドの考えを回答していくという内容で進められた。
 挙手によりユーザーからの意見を求める場面や、その場で発せられたユーザーの発言に応じることも多々あるなど、ユーザーと運営サイドの垣根を低くした、オフラインイベントならではの双方向性が感じられるイベントだった。


▲シンポジウムに出席したガンホー・オンライン・エンターテイメントの各氏。会場ではそれぞれの視点からの率直な発言や、裏話などを聞くことができた。(左からイベント担当の千葉亮一氏、制作担当の廣瀬氏、マーケティング担当の飯野氏、制作担当の野呂氏、同じく制作の大岸氏)


  第1部で檀上に上がった飯野氏はまず、冒頭から“構想中の革命的プラン”として、無料で遊べる新ワールドが登場予定であることを発表。先行してサービスされている韓国ですでに発表されている内容とはいえ、月額プレイ料金を設定している本作だけに場内には衝撃が走った。

 無料ワールドでプレイするには期間内に新規登録したアトラクションIDが必要となり、すべてのプレイヤーがレベル1の“ノービス”からのスタートとなる。必然的に新規ユーザーと古参のユーザーとのレベル帯が近くなり、一緒に遊ぶチャンスが広がるわけで、懸案であったワールドの統合プランの代替案としても捉えているとのこと。なお、一部の制限を除いて既存のワールドと環境はほぼ同じに設定されており、無料期間が終了した後は、キャラクターなどのデータは既存ワールドのVerdandiへと引き継がれるそうだ。無料期間はどういった形で設定されるのかなど、気になる詳細は決定し次第発表するそうだが、ファミ通.comでも近日中にインタビューを行なう予定なので期待してお待ちいただきたい。

▲本作を開発する韓国グラビティのメンバーによる、日本のユーザーへのビデオメッセージも流された。

▲現状で発表されている無料ワールドの制限は上記のとおり。一部のコンテンツについては利用することができない。


 次に飯野氏が披露したのは次期アップデートとなる“魔王モロク”について。エピソードとクエスト、新カード、新装備が登場する第1弾と、新攻城戦と新PvP(対人戦)システムの“戦場システム”の実装による第2弾、メモリアルダンジョンを実装する第3弾と、3回に分けてのアップデートになるという。第1弾は9月上旬の実装予定とのこと。
 

魔王モロク エピソード

封印されながらも復活の時期を狙い続けていた魔王モロク。
やがて封印の決壊に生じた小さな亀裂を逃すことなく、世に本来の姿を現した。

崩壊の一途をたどる都市を救うべく、各地から勇士が集結し、幾たびの決戦のすえ、ついに魔王は次元の彼方にその姿を消す。
しかし、都市に残された傷跡は尋常ならざるものとなった……


 続いて行なわれた第2部でまずテーマとなったのは、“日本のラグナロクオンラインで独自に展開している「ゲーム内実装」や“イベント”などについて、今後導入してほしい内容”という質問について。1位に支持されたのは“蜃気楼の塔や同様のクエスト”で、続いて“配置変更、モンスター経験値の見直し”、3位が“MSS(モンスターサイドストーリーズ)や同様のクエスト”という結果だった。ここで会場に対して“蜃気楼の塔”をプレイした人に挙手で求めると、なんとほとんどのユーザーの手があがった! 2006年に登場して以降、第2弾も行なわれるなど、さすが人気の高い大型イベント。廣瀬氏や野呂氏もこっそりプレイしていたらしい。
 一方、同じく多くの手が上がった“モンスターサイドストーリーズ”は、過去最高の40万近いキャラクターが参加しており、永久実装を計画中であることが明かされた。
 なお、イベントやモンスターへの反応はつねにチェックしており、問題があればできるだけ調整するようにしているとのこと。

▲4位の“冒険者アカデミー”も会場にプレイした人が多かった。低レベルキャラクターでも楽しめるよう企画されたとか。

▲“魔王モロク”で実装予定の“戦場システム”は、7位に挙がった新しいPvP戦のひとつになる。


 次のアンケート“ラグナロクオンラインのシステム面で改善してほしい部分”への回答では、動作の重さが1位に。しかしこれについては、負荷がかかりがちな攻城戦マップの処理を分散させることなどで内部的に対応していくよう計画しているとか。後の質疑応答でも質問されていた不正行為やマナー違反行為への対策についても、すでに発表されているように、撲滅するまで根気よく対応していく旨を述べていた。

▲3位の“倉庫の拡張”や、5位の“露店システムの改善”での希望であった、自動買取露店などの実装も前向きに検討するとのこと。また、6位の“攻城戦アナウンスのON/OFF機能”については、近日実装予定だとか。


 そして3番目のアンケート“公認ネットカフェでの特典で今後実施してほしい内容”については、新たな特典が発表に。ネットカフェ専用マップが今夏登場予定で、プレイ時間に制限があるネットカフェでのプレイに対応すべく、利用時間内に目的を達成できるように調整されているそうだ。ネットカフェでのサービスとしては他社のタイトルよりも後発であり、これからも特典などのバランスを取っていきたいということなので、期待しよう。
 

▲ネットカフェ特典をなくしてほしいという意見もあったが、近所に公認ネットカフェがそもそもないという内容が多かったようで、公認ネットカフェを増やすことで対応していくということだ。


 最後の3次職についての要望では、今後の実装が発表されている3次職のデザインが公開された。この場が初公開となるキャラクター画像が表示されるたびに、会場が「おぉ〜」「え〜?」とダイレクトな反応に包まれ、出演者からも「これはちょっと……」といった容赦のない発言が飛び出したかと思えば、ユーザーが改善案を発言してフォロー(?)する場面も出てくるなど、ライブ感あふれる展開となっていた。
 また3次職になる際の要求レベルの高さの改善が上位に来ていたが、ユーザー層の年齢分布などの資料を交えつつ、社会人プレイヤーが増えてきた現状での到達の難しさについて触れ、3次職の要求条件については、プレミア感を残した上で、緩和を加えるなどの調整をグラビティと行なっていくと説明していた。

▲上段左から、“レンジャー”、“ウォーロック”、“メカニック”、下段が“アークビショップ”、“ギロチンクロス”、“ルーンナイト”。なかでも“レンジャー”は人気が高かった。


▲支持が二分するものや、運営サイドからもツッコミが入ってしまうものまでさまざま。客席からは「これならコスプレしたい!」という具体的な意見も飛び出していた。


 シンポジウムの最後には質疑応答の時間が設けられた。ユーザーによる具体的な質問や提案が見受けられ、それに対して真摯に回答を返していたのが印象的だった。最初に質問されたのが、3次職になる際にステータスの再割り振りやスキルリセットを可能にしてほしい、というもの。これについては、3次職の話がグラビティから来た時点から検討は行なっており、前向きに考えていくそうだ。
 次に(代替案ともされる無料サーバーの登場により)ワールドの統合は完全に無くなったのか、インターフェースのリニューアルが韓国では進んでいるとされているが、日本からはなにか行なわれるのか、という質問には、ワールドの統合は現時点では行なう予定はないとしつつも、今後一切可能性がないわけではないと補足。またさまざまな面でリニューアルは考えていくべ問題ととらえており、インターフェース面もぜひ検討したい課題とし、グラビティへ積極的に提案を行なっていきたいと述べた。
 さらに、ハンターのスキル“アンクルスネア”でボスをハメて倒せてしまうのはどう考えているのかという、ゲームバランスにかかわるシビアな問いに対しても、廣瀬氏はあくまで個人的な意見としつつ、ボスと接触することなく容易に倒せてしまうのは“ナシ”であると述べ、続けてシステム面での調整の話へ。ボスモンスターのアタックがインフレ気味であることもアンクルスネアやアイスウォールでのハメ戦法でボスとの接触を避ける傾向を生んでいるとして、3次職の実装時にモンスターのバランス調整など検討すべきであるとの考えを示した。
 貴重な情報が飛び出すだけでなく、ユーザーと運営サイドの双方から貴重な機会を生かそうとする熱意が発せられていたこのイベント、満足して帰ったユーザーも多かったのではないだろうか。
 
※『ラグナロクオンライン』の公式サイトはこちら
 

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