ガンホーが発表会で『ラグナロクオンライン』のアップデート計画を発表
●『ドデカオンライン』、『覇拳伝』の最新情報も
2008年2月15日、ガンホー・オンライン・エンターテイメントが発表会を開催。『ラグナロクオンライン』の2008年のアップデート計画とプロモーションプランを発表した。また、併せて2008年にサービス開始予定の『ドデカオンライン』、『覇拳伝』の最新情報を発表した。
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まず、『ドデカオンライン』と『覇拳伝』についてだが、発表会の冒頭に登壇した同社パブリッシング本部本部長の越智政人氏によると、両タイトルにはオンラインゲーム市場拡大のため施策が込められる。近年のPC用オンラインゲームは初心者プレイヤーが入りにくい状況になっており、それに対するアンチテーゼとして、「誰もが、直ぐに、おもしろい」(越智氏)と感じるタイトルをリリースするという。
『ドデカオンライン』は、レベルアップに時間がかかり、ゲームのおもしろい部分を遊ぶのに長時間のプレイ期間を強いられるという従来のMMORPGの問題点を克服するゲームとして開発されている。この『ドデカオンライン』は、韓国で開発され、すでに正式サービスがスタートしている『d.o.Online』をもとにしたタイトルだが、日本版独自の調整が施されている。『d.o.Online』は、プレイヤーどうしの大規模戦を醍醐味とするMMO(多人数参加型)RPGだが、これに参加するためには、レベルを一定以上に上げる必要がある。楽しめる要素が増えるレベル30に到達するのに25時間前後のレベルアップを要するが、日本版の『ドデカオンライン』では1時間に短縮される。これにより、ゲーム導入部での脱落者をなくすことが目論まれている。
レベルアップスピードを早めるために、戦闘によって得られる経験値の量や、レベルアップに必要な経験値を調整するだけでなく、新たなシステムも導入される。戦闘終了後に一定確率で発動する”ドデカシステム”だ。これが発動すると、戦闘で得られる経験値が40倍にアップする。発表会では、実際にゲームの内容を説明した鳥山主税氏(制作担当)と小林直人氏(マーケティング担当)が、別のタイトルのプレゼンテーション中にゲームをプレイして、発表のあいまに経過を報告。レベルアップの早さを実演で示した。その結果、約1時間のプレイで鳥山氏はレベル35に、小林氏はレベル34に到達。大規模対人戦のひとつである”龍派大戦”の参加に必要なレベル36に近づいた。
『ドデカオンライン』では、2008年2月14日〜2008年2月21日にクローズドβテストが実施されているが、初日(2008年2月14日)の最高到達レベルは45。参加ユーザーの平均レベルは14だったとのこと。クローズドβテストのレベルキャップ(上限)は70なので、すぐに到達するするユーザーが出現するはずだ。2008年2月19日午後9時30分からは大規模対人戦のひとつである”ギルド血戦”が、2008年2月20日午後8時からは”龍派大戦”予定されているが、多くのユーザーが参加可能なレベルに到達することが予想されている。
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▲”龍派大戦”は、数100人規模で行われる大規模対人戦。レベル36に到達したプレイヤーは、”白龍派”か”黒龍派”のどちらかに所属することができるが、この両陣営によって争われるのが”龍派大戦”。互いが守る”聖物”を破壊することが目的で、勝利した陣営には何らかの褒賞が与えられる。 |
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▲”ギルド血戦”は、プレイヤーが結成したギルドという団体単位で行う大規模対人戦。各地に出現するギルドストーンをより多く破壊することを目指す。 |
なお、3月上旬にはオープンβテストが実施される。このテストでは新たに”十二支絶陣”が実装。これは、レベル別にモンスター討伐を行うミッション。そして、4月上旬には正式サービスがスタート。有料の課金アイテムが実装される。正式サービススタート後には、賞金総額50万円の”龍派大戦”が開催される予定。さらに、2008年夏に第1弾アップデート。さらに今冬には第2弾アップデートが予定されている。この夏、冬のアップデートでは、レベルキャップが160まで解放されるほか、レベル130から虎に乗れるようになったり、超越者システム(詳細未発表)、究極スキル(詳細未発表)などの要素が追加される。世界にひとつずしか存在しない”十二神器”も実装される予定。
『覇拳伝』は、オンラインで対戦を楽しむ格闘ゲーム。ゲームパッドはもちろん、キーボードでも操作できる。テコンドー、太極拳、八極拳、ムエタイ、柔道という5つの格闘スタイルからひとつを選択。格闘スタイルごとに使えるスキル(技)が異なる。300種類を超えるスキル(技)の組み合わせと、キャラクターのステータスを調整することができるので、自分なりのカスタマイズができるのが特徴だ。また”スキルショートカット”の存在も大きな特徴。スキル(技)のコマンドをあらかじめ登録しておくことで、ワンボタンで複雑なコマンドの連続技を出せるシステムだ。
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新たに発表されたのは、キャラクターの全身6ヵ所に装備できるアイテムが着放題になる定額料金制が導入されること。料金などの詳細は明らかにされなかった。また、すべてのプレイヤーの頂点を決定する”天上覇拳武闘会”や、格闘スタイル別のトーナメント、ユーザーコミュニティー対抗トーナメントなど、各種の大会が開催される。4月下旬に開始予定の正式サービスでは、格闘スタイルが追加される予定。2008年内には、さらにもうひとつの格闘スタイルが追加される。
『ラグナロクオンライン』に関しては、2008年のアップデート計画が公開された。その概要は以下のとおり。
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まず、”名もなき島アップデート”だが、日程が2008年3月4日に決定した。”名もなき島”とは、アルナベルツ教国内にある島で、昼は寂れた無人の島、夜はモンスターが徘徊する島というふたつの顔を持つ。この”名もなき島アップデート”の目玉が武器、防具の追加。発表した廣瀬高志氏(制作担当)によると「これまでの武器とは一線を画すものもあり、高レベル向け」(廣瀬氏)だという。武器は42種類、防具は22種類が追加される。
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▲フィールドのほか修道院がある模様。すっかり荒廃しているようだ。 |
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▲”名もなき島”に登場するモンスター。左から、墜ちた大神官ヒバム、ネクロマンサー、ウェルゼブブ。 |
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追加クエストとして、名もなき島に移動するためのクエストが追加されるほか、アルナベルツ教国を巡るクエストが終局に。また、ある悪事を働いて指名手配されているZ団に関するクエストが実装される。
続いて、2008年5月〜6月にかけて実施される”モスコビアアップデート”だが、これはロシアで企画された内容で、すでにロシアでは先行して実装されている。ロシアに伝わる説話に基づいたクエストとマップ、モンスターが実装される。
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2008年7月〜8月にかけて実施されるのは、”魔王モロクの復活
〜突如訪れた悪夢〜”。封印されていた魔王モロクが結界の隙間に生じた亀裂に乗じて復活。各地から集結した勇者によりモロクは次元の彼方に姿を消すが、モロク城は陥没。周辺にも尋常ならざる被害が残ったというストーリーだ。現在、存在している都市がなくなってしまうアップデートで、「長くプレイしている人にはインパクトがある」(廣瀬氏)ことになるかもしれない。都市の跡には洞窟が形成され、魔物の巣になる。
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▲”モロクアップデート”と同時に、新たに砦が追加される。シュバルツバルト共和国に5つ。アルナベルツ教国に5つだ。既存の砦と違い、城門を破壊しなければ先に進めない。城門にたどり着くには、さきに拠点に設置された守護石を破壊しておく必要がある。 |
最後に、3次職の転職条件について説明があった。2次職からそのまま転職できるほか、2次職から転生後、上位2次職を経て3次職になることもできる。2次職からそのまま転職した場合、2次職までのスキルを持ち越し可能。上位2次職を経た場合、上位2次職までのスキルを持ち越せる。転職するにはベースレベル99と、転職クエストのクリアーが必要。厳しい条件だが、「ユーザーの声を参考にして検討します」(廣瀬氏)とのこと。3次職になると、レベルキャップは99から150に、ステータスの最大値は99から120になり、かなり強力なキャラクターになる。
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▲最近になってアカウントハック(IDやパスワードを盗むこと)の被害が急増していることを受けて、シマンテックとタイアップ。『ラグナロクオンライン』の30日間プレイチケットとゲーム内アイテム”黄色いリボン”、『ノートン インターネットセキュリティ 2008』がセットになった商品の発売が決定。2008年2月20日〜2008年3月31日の期間限定で販売される。価格は未発表。そのほか、ユーザーへの啓蒙活動などを通じて、アカウントハックへの対策を講じる。 |
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