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PCとXbox 360でワールドを共有し、グリッド・コンピューティングを使った驚異のMMORPGが発表

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●台北ゲームショウで『ひょうばく之旅(Xenjo Online)』の映像が公開

 

 2008年1月24日〜2008年1月28日、台湾の台北で台北ゲームショー2008(Taipei Game Show 2008)が開催された。これは、台湾のPCゲームメーカーを中心に、海外のPCゲームメーカー、家庭用ゲームメーカーが最新ゲームを出展する見本市だが、ここで台湾のSoft-World International(智冠科技股分)が、『Xenjo Online』(日本向けリリースには『飄ばく之旅(ひょうばくのたび)』と表記。”ばく”はしんにゅうに貌)を発表した。
 


 新作MMO(多人数参加型)RPGだが、このタイトル、PCとXbox 360のクロスプラットフォームを実現しているうえ、PCとXbox 360で同じワールド(サーバー)でプレイできるように検討されているという。スクウェア・エニックスのMMORPG『ファイナルファンタジーXI』は、PCからでも、プレイステーション2からでも、Xbox 360からでも同じサーバーで遊べるが、それと同じことが目指されている。

 

 もうひとつ驚くべきことは、グリッド・コンピューティング(分散コンピューティング)の技術が用いられるということ。グリッド・コンピューティングとは、極めて複雑な計算をネットーワークを介して複数のコンピュータに分散させて処理させる方法で、プレイステーション3が”Folding@Home”というプロジェクトに参加して、一定の成果を挙げたことは記憶に新しい。『飄ばく之旅』では、このグリッド・コンピューティングを使って、3Dマップを複数のPCで分散処理し、サーバーの人数制限を引き上げることを可能にするという。極めて技術的な野心に富んだタイトルと言える。3Dマップ自体も、独自の演算方(Terrain Compression)を用いることで、データの大幅な圧縮に成功。より大きく、シームレス(境目がない)ゲーム世界が構築される。
 


 では、この『飄ばく之旅』はどのようなゲームなのか? 原作は中国で人気の同名のオンライン小説。中国の伝統的な文化である”道家”の仙術修行と、西洋のファンタジーを融合させた世界が舞台となる。プレイヤーは幻想的な世界で仙人としての修練を開始。単なるモンスター狩りではない独自の修行段階を経て、多彩な”真元力”(スキルや技のようなもの)を習得していく。修行段階は、”旋照”に始まり、”開光”、”融合”……、と続き、途中で”魔人”や”妖仙”などに枝分かれするルートも存在し、最終的には”修神”と”魔神”に分かれる。まさに、人間から、より高次な存在に昇華していく旅路をたどるMMORPGだ。

 

 またプレイヤーキャラクターには門派(職業、クラスのようなもの)が設定される。現段階で公開されている門派は、剣を主要武器とする”古剣院”、手裏剣などの使い手である”隠雷閣”、砂漠のオアシスで暮らす”〓(さんずいに”翰”)漠金杉堡”、火を崇拝する”烈火炎殿”、女性がメインの”彗〓(くさかんむりに”衡”)宮”武器や防具の制作に重点を置く”重玄派”、書画や音楽で修養を積む”海園軒”の7種類がある。

 

古剣院


隠雷閣

〓(さんずいに”翰”)漠金杉堡

 

烈火炎殿

彗〓(くさかんむりに”衡”)宮


重玄派

海園軒

 

 なお、日本国内のサービス開始は未発表。今後の情報公開に期待しよう。

※Soft-World Internationalの公式サイトはこちら

 

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