2021年9月24日に発売を迎えた『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶』(以下、『ロストジャッジメント』)。本作は俳優の木村拓哉さんが主演を務めるリーガルサスペンスアクションの第2作で、『JUDGE EYES:死神の遺言』(以下、『ジャッジアイズ』)のその後の物語が描かれた作品となっている。

【20%オフセール中】『ロストジャッジメント』座談会。高森奈津美さんと担当ライターが語るリーガルサスペンスアクション最新作の魅力とは?

 そんな『ロストジャッジメント』だが、2021年11月29日23時59分まで開催されているブラックフライデーセールでは、同作では初となるセール対象に。PS5&PS4のデジタル配信版(追加DLCコンテンツ含む)がそれぞれ20%オフのお買い得価格(通常版が7295円[税込]、デジタルデラックス・エディションが10815円[税込])となっている。

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 これまで気になっていた方は「ぜひこの機会にプレイを!」というわけで、本稿では、『ロストジャッジメント』の大ファンであるという声優の高森奈津美さんと、週刊ファミ通の担当ライターの齋藤モゲに加え、本作未プレイである編集者・亀井を交えた座談会を掲載。大ボリュームのゲーム内容であるにも関わらず、さまざまな遊びかたができる本作の特徴について、ゲームをやり込んだメンバーがその魅力を語り合います。

【20%オフセール中】『ロストジャッジメント』座談会。高森奈津美さんと担当ライターが語るリーガルサスペンスアクション最新作の魅力とは?

高森奈津美

声優。山梨県出身。代表作に、『アイドルマスターシンデレラガールズ』(前川みく役)や『さくら荘のペットな彼女』(上井草美咲役)など。ファミ通のニコ生・YouTubeの番組『高森奈津美の明るいデッドバイデイライト』ではMCを務めた。

齋藤モゲ

週刊ファミ通では『龍が如く』シリーズと『ジャッジアイズ』シリーズを担当するライター。2021年10月29日に発売された『LOST JUDGMENT:裁かれざる記憶 パーフェクトレポート』の執筆も担当。

亀井ライダー

ファミ通.com編集者。『龍が如く』シリーズはすべてプレイ済みだが、『ジャッジアイズ』シリーズはなぜかプレイしていない。なぜだ。

チンピラの生態系を崩した高森さん

モゲ亀井さんは『ジャッジアイズ』と『ロストジャッジメント』はまだ遊んでいないってことなんだけど、『龍が如く』はどれくらいやってるの?

亀井『龍が如く』は『1』から『7』まで全部やっています。

モゲそれなのにこっちはやっていないという(笑)。

亀井父が『龍が如く』シリーズのファンで、『ジャッジアイズ』もプレイしていたんです。実家にソフトがあるから、それをプレイしようかなどうしようかなって思っているうちに続編が出てしまって。

モゲ『龍が如く』シリーズが好きっていう人なら、問題なく入れるゲームだよ『ジャッジアイズ』は。桐生一馬や春日一番が主人公じゃないとイヤだ! っていうんじゃなければ大丈夫なはず。

亀井なるほど。高森さんは、どうして『ジャッジアイズ』をプレイしようと思われたんですか?

高森木村拓哉さんが主演を務めるって聞いて、そこから入りました。

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モゲ『龍が如く』シリーズはプレイしたことは?

高森全部はプレイしていないんですけど、『龍7』はやりました。『ジャッジアイズ』のあとに『龍7』を挟んでよかったなって思っています。

モゲ横浜の伊勢佐木異人町がどっちも出てきますからね。同じキャラクターもほんの少し出てくるし。

高森『龍7』は「会社経営たのし~」って思いながらプレイしていました(笑)。できるのであれば、『ジャッジアイズ』>『7』>『ロストジャッジメント』の順番にプレイしていただきたいですね。

モゲ『ロストジャッジメント』から始めてもぜんぜんOKですけど、それが理想形ですね。

高森『ロストジャッジメント』はメインの舞台が異人町だから、『龍7』を挟んですごくおもしろくなったパターンでした。異人町の地図もちょっと頭に中に入った状態でプレイできましたし。

モゲ『龍7』で転職ができたハローワークや資格学校は入れないんですけどね(笑)。

高森今回資格取れないの? ってなりました(笑)。

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モゲ今回、移動するのにスケボーが使えるのがすごい便利で。戻れないですよね、あれを経験しちゃうと。それもあるから、やっぱり『ジャッジアイズ』は先にプレイしたほうがいいと思う。

高森そうそう! スケボー移動がすごい楽でした。楽しすぎて、5回くらいクルマに轢かれちゃいました。

モゲ八神になんということを。

亀井『ロストジャッジメント』で個人的な推しポイントをひとつ挙げるとなると、どこになりますか?

高森やりごたえがすごかったのは、ユースドラマ(高校生たちとの交流が楽しめる要素。部活動の外部指導員などの視点でミニゲームが楽しめる)でした。夢中になってしまってメインストーリーに全然帰って来られなくて。ユースドラマをクリアーしてから一気にエンディングまでプレイした形です。

モゲこっちでもゲーム1本分くらいあるんじゃないかってボリュームだよね。

高森ロボット部のシナリオをクリアーするのに、ロボットパーツの素材になるオイルが全然足りなくて。オイルはチンピラが落とすから、異人町で彼らを狩りまくりました。たぶんチンピラの生態系が崩れてしまっていると思います。

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モゲあるある(笑)。ロボット部は難しいんですよね。だから俺は後回しにしちゃってた。

高森あとボクシングもけっこう難しかったなって印象です。ユースドラマは「青春だな~」って思うようなラストを迎えるので、途中で進めるのをやめてしまった人も、ぜひ最後までプレイしてほしいです。まさに王道! な結末なので。

モゲスルーできるんだけど、ぜひ最後までプレイしてほしい内容だと俺も思います。

高森大人の主人公が高校生と仲を深められるゲームって斬新ですよね。私が大人だからだと思うんですけど、高校生かわいいなって思いながらプレイしていました。

モゲファンタジー作品は多いんだけど、ゲームで現代劇って意外と少ないんですよね。現代を舞台としたゲームっていうだけでも貴重だし、それが『龍が如く』とか『ジャッジアイズ』の魅力なんだって勝手に思っている。「剣と魔法のほうがいいでしょ」って思っている人も、ちょっと遊んでみてほしい。

高森ユースドラマのほうはパパ活とかがキーワードとして出てくるから、少し時間が経っちゃうとピンと来ないワードになってるかもしれないので、プレイするならいまですね。

モゲ桑名(俳優・山本耕史さんが演じる桑名仁)が電子タバコ吸ってるシーン見て、「ああ、いまはタバコ吸うキャラクターもこっちなんだ」って思った(笑)。

亀井モゲさんの推しポイントは?

モゲさっきも言ったけど、やっぱり現代劇だっていうのが魅力なのかなって思う。あと、アクションが苦手という人でもプレイしやすいのもいいね。俺もだいぶオッサンだから、アクションの腕とか若い頃と比べて落ちまくってるじゃん。そんなおじさんでもふつうに攻略していけるようになってるのがいいよね。

高森極めつきの仙薬(さまざまな素材を調合して作る消費アイテム。バトルなどで一定時間、強力な効果が得られる)が最高でしたね。DLCを購入していると仙薬がけっこうもらえるんですけど、それを余らせちゃっていたので、最後のほうのバトルで大盤振る舞いして使っていました。最後の最後のシリアスな場面なのに、超能力のような攻撃で敵を倒すという(笑)。

【20%オフセール中】『ロストジャッジメント』座談会。高森奈津美さんと担当ライターが語るリーガルサスペンスアクション最新作の魅力とは?
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モゲあれを使うと一気にSFアクションになりますよね。ゲームのバトルを易しくする方法っていろいろあるんだけど、ユニークな方向に持っていきがちなのがこのシリーズのおもしろいところなんじゃないかな(笑)。

高森光の剣を使ってる八神すごいビジュアルだな~って思いながら振るってました。

亀井主人公役の木村拓哉さんについてはいかがですか?

高森『ジャッジアイズ』のころの八神って、大きな悩みを抱えているキャラクターだったんです。でも、『ロストジャッジメント』ではすごい仕上がった八神になっていたのでびっくりしました。

亀井どんなところが仕上がっていると感じたんでしょうか。

高森『ジャッジアイズ』で心の悩みみたいなものが一応解決できて、なにか身軽な感じがするんですよね。ちょっと明るくなったというか。あと、海藤さんもいるし杉浦とか九十九(八神探偵事務所の調査員・海藤正治と、伊勢佐木異人町で探偵事務所を営む九十九誠一、杉浦文也)とも仲よしだし。すごく楽しそうで。

モゲ九十九は今回すごい活躍しますよね。困ったことがあればだいたい九十九が解決してくれるっていうくらい。『ジャッジアイズ』は八神自身の物語でもあったわけだけど、『ロストジャッジメント』ではほかのキャラクターの物語を主人公役として体験するみたいなところがある。

高森新たに登場した主要キャラクターはどの人も深い悩みを抱えているような人たちばかりでしたからね。

モゲストーリーの前半では、八神だけじつはそんなに悩んでないっていう(笑)。それが逆にプレイヤー目線で遊ぶ際には物語に入り込みやすい要因になっている気もする。

高森それまでは仕事としてしか一連の事件を見ていなかったけど、“ある”事件から、「絶対に解決するんだ」っていう使命感が八神に出てきて、それもよかったなって思いました。

亀井ある事件とは?

高森さすがに特大のネタバレになるから言えない(笑)。

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モゲ実在の俳優さんがキャラクターを務めているのも魅力なんですよね。俺、海外ドラマがけっこう好きなんだけど、海外ドラマって日本よりもアクションシーンがすごく派手なんです。『ジャッジアイズ』も『ロストジャッジメント』の映像も海外ドラマ級にクオリティーが高いから、木村拓哉さんが出てるっていう理由から入ったとしても、絶対に満足すると思う。とにかく登場キャラクター全員がカッコいいし。

亀井やっぱり木村拓哉さんが主役をやっているのがひとつの売りなんでしょうか。

モゲそうなんだけど、あれは不思議なもので、プレイを始めて3時間くらい経つと、木村拓哉さんじゃなくて八神本人だと思えてくるんだよね。

高森そうそう。最初は木村拓哉さんだって思うんだけど、気が付くともう八神は八神でしかないっていう感じになってきますよ。

【20%オフセール中】『ロストジャッジメント』座談会。高森奈津美さんと担当ライターが語るリーガルサスペンスアクション最新作の魅力とは?

モゲ龍が如くスタジオ作品のお約束ですけど、サイドケースは笑えるエピソードが多いのがいいよね。

高森メインストーリーがけっこうハードなので、心が疲れてくるじゃないですか。そんなときにサイドケースをプレイすると、ひょうきんな八神が見られてすごくおもしろいですよね(笑)。

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モゲサイドケースになると急にキャラクターが変わりますね(笑)。

高森『ジャッジアイズ』もそうなんですけど、単純なハッピーエンドで終わるわけじゃないんですよね、お話が。本筋がちょっと暗いぶん、その反動でサイドケースが楽しくなるという。

亀井ほかのキャラクターだと、誰が印象に残っていますか?

高森相馬(玉木宏さんが演じる相馬和樹。半グレ集団のリーダー)ですね。相馬って鼻炎持ちで、いつもハンカチで鼻をすすってるんですよ。なんか人間っぽいリアリティーがあるキャラクターで、ずるいって思いました。戦うときは光の剣で倒しちゃいましたけど(笑)。あと、九十九もいっしょになって働いてくれるようになったのもうれしかったですね。『ジャッジアイズ』ではずっとネットカフェに入り浸りだったのに。

モゲ俺も相馬かな。俺の中で玉木宏さんが演じる役柄って、“カッコいい”とか“おもしろい”っていうイメージはあったんだけど、“怖い”っていうのはなかったんですよ。でも『ロストジャッジメント』をプレイして、玉木さん=怖いっていうイメージに。ほかのキャラクターの演技もすごいいいし、立ってはいたんだけど、やっぱりすごいなって感じたのは相馬だったかな。

【20%オフセール中】『ロストジャッジメント』座談会。高森奈津美さんと担当ライターが語るリーガルサスペンスアクション最新作の魅力とは?

高森あと、東(元極道で、ゲームセンターの店長・東徹。八神たちにたびたび手を貸す)もけっこう人気キャラクターですよね。

モゲそうなんですか?

高森そうらしいですよ。

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高森あと、各チャプターの最初が中尾彬さんのナレーションから始まるのも最高でした。

モゲ中尾さん、いいですよね(笑)。あとは、ユースドラマのボクシングの会長の轟木がすごい好き。八神は技を教えてもらうのにお金を支払っているじゃないですか? ほかの生徒も会長にお金払ってるの? って想像すると面白くて。

高森鉄爪(てっそう。伊勢佐木異人町の中国マフィア“横浜流氓”の幹部)もいいキャラクターですよね。途中からめちゃめちゃいいヤツになるし。

モゲいいヤツぶってるけど、最初のころに襲ってきたことは忘れねえぞって思ってる。

高森そのほかだと、さおりさん(城崎さおり。八神がかつて所属していた源田法律事務所の弁護士)が好きです。今回、変装が必要な場面でさおりさんのメイクや衣装をプロデュースするイベントが2回に増えていて、「2回もやらせてくれるんですか!?」って喜んじゃいました(笑)。スマホで写真を撮るシステムもありますけど、さおりさんを操作していたり、同行しているときはつい自撮りしちゃうんですよね。八神を操作しているときは全然自撮りしないのに。

モゲカメラを構えると、ポーズ取ってくれるのも凝ってていいよね(笑)。でも、ドレスを着ているときのさおりさん、足遅えんだよな。

高森あれはヒールを履いてるから移動がたいへんなんですよ。

モゲああ、なるほど。

大ボリュームだけど、やらなくてもいい

亀井ゲーム全体の難易度ってどうなんですか?

高森難易度が柔軟に変更できるのがいいなって思います。基本はノーマルでプレイするんですけど、敵が強いって感じたところは難易度を下げることもできるし。敵を倒したら、またすぐにノーマルに戻すこともできるし。まあ、難易度を下げなくても、光の剣でなんとかなるんですけど。

モゲ推しますね、光の剣を。

高森でも、難易度を下げるのって、謎の罪悪感がありますよね。でも、先ほども話しましたが、『ロストジャッジメント』は仙薬のシステムのおかげで、難易度を下げるのとは別の方法でバトルを簡単にできるのがすごいおもしろいなって思いました。あと、 追加バトルスタイルの“拳威”(DLC“ユースドラマ充実パック”購入で使えるようになり、ユースドラマのボクシングで技を習得すると拳威のスキルも解放されていく)が便利で。拳威スタイルは手数がすごく多いから、かなり頼れました。

亀井モゲさんはどのバトルスタイル(通常では一閃、円舞、流の3スタイルを切り替えて使える)が好きですか?

モゲ俺はバランスよく使ってたと思うけど、円舞は使用頻度が低かったかな? 集団戦でも流(ながれ)で意外となんとかなったし。流は武器をはたき落とせるのがすごい強いんだけど、ボスが持っている武器は落とせないから、流にばっかり強化していくとボス戦で苦労するっていう。あと、すごく頼れたのは、ダウン中に出せるEXアクション(必殺技のこと)かな。あれはつい使っちゃう。あれだけ覚えておけばなんとかなるっていうくらい。

亀井複数のスタイルがあるとどれを育てるべきか迷いそうですけど、どれかひとつに特化したほうがいい感じですかね?

高森ユースドラマをプレイするとSp(消費することでスキルを習得できるスキルポイントのこと)が大量にもらえるんですよ。私は寄り道を全部クリアーしてからじゃないと本筋をプレイできないタイプの人間なので、育成にはまったく困りませんでした。

モゲ俺は逆にメインストーリーを一回終わらせてからユースドラマをプレイするようなスタイルだったんで、育成がけっこうたいへんだった。

亀井先に寄り道をぜんぶこなすスタイルとのことですが、メインストーリーが気になったりしませんでした?

高森めちゃくちゃ気になりましたけど、マップに表示されているアイコンを全部消さないと気が済まないタイプなので、そっちを先に。

モゲリスの絵(街中に隠れたリスの絵をたくさん探すと報酬がもらえる要素)も探したり?

高森見つけましたよ! 「さおりさんちょっと待ってて」って思いながら探していました。全部見つけたときの達成感はすごかったです。

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モゲリスの絵のところでも使うけど、電波探知機とかの探偵ガジェットがけっこうおもしろいよね。

高森これは力説したいんですけど、『ロストジャッジメント』ですごいよかったのは、探偵活動の要素として探偵犬を連れ歩けるところなんですよ! 犬の乱歩を連れていると、チンピラも絡んでこなくなるんですよね。そんなやさしい世界だった!? って思いながら調査していました(笑)。

亀井犬を連れて歩いている人には絡みにくいかもしれないですね。ワンちゃんかわいいし。

高森あと、犬で思い出したんですが、別の要素でネコとコミュニケーションが取れるのもネコ好きには見逃せない要素ですね。

亀井なんだか動物たちが充実している(笑)。

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モゲ探偵ガジェットを利用して証拠とかアイテムを探すのは楽しいんだけど、個人的にはもうちょっと推理する要素があるとよかったかも。全体的に“探偵”の活動をしている感はしっかりあるんだけどね。

亀井やりこみ要素が豊富なのも“龍が如くスタジオ”作品ではお約束ですけど、そのほかに楽しかったミニゲームなどがあれば。

モゲ俺はボクシングかな。これ、プレイヤーどうしで対戦できればいいのにって思っているくらい。あと、本作をプレイして気に入った人がいたら、DLCも買っていただきたい。本当にいろいろ楽しめるので。亜門との戦いとか。

高森私はドローンレースを全然やっていないんですよ。

モゲレースなので、苦手な人は苦手かも。それに、本作はやりこみ要素はけっこうあるけど、無視しても全然問題ないっていうのがいいところだと思う。でも、本当にバラエティーに富んだミニゲームばっかりだから、誰でも何かしらハマるものが見つかるんじゃないかな。人によっては「マスターシステムで『アレックスキッド』やらないで何やるんだよ!」って言うかもしれないし(笑)。高森さんアクションは苦手って言ってましたけど、『バーチャファイター5』は問題なくプレイできました?

高森意外とガチャプレイでも勝てましたよ。難易度は低いので、ぜんぜん平気でした。

モゲあ、そうなんだ。俺ぐらいの年齢だと『バーチャファイター』は必修科目だったから楽勝だったんだけど。逆に将棋って言われると「ぐぐぐ」ってなる(笑)。

高森たしかに将棋はプレイ経験がないと悩むかもしれないですね。亀井さんはどういうスタイルでゲームをプレイしがちですか?

亀井私も高森さんみたく、サイドのミニゲームとかを全部こなしてからエンディングを迎えたい派ですね。『龍が如く』で麻雀のルールを覚えましたし。

モゲまじで!? べつにプレイしなくてもクリアーできるタイプのゲームだよね?

亀井ゲーム内で実績みたいなのありますよね。麻雀だと何点以上で上がるみたいな条件のものがあって、それをクリアーするためにやり込みました。

高森それはすごい(笑)。

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街を走り回っているだけでもめちゃめちゃ楽しい

亀井最後になりますが、まだ本作をプレイしたことがない人に向けて、おすすめポイントを教えていただけますか?

モゲまだプレイしていない亀井さんにも向けたほうがいいよね(笑)。

高森私が東京に住んでいるからというのもあると思うんですけど、まず、街を走り回っているだけでもめちゃめちゃ楽しいんです。お店に入ってご飯を食べてっていうだけで(笑)。あと、本当に大ボリュームなゲームなので、やることがなくなっちゃったっていうことがまずないと思います。いつまでも楽しめるゲームなので、ぜひ遊んでみてほしいです。あと、さおりさんをメイクするイベントはぜひやってほしいです! マイベストさおりんを見つけてください。

モゲ高森さんも言ってるけど、このゲーム大ボリュームすぎて、ミニゲーム1本あたりの値段を考えてもめちゃめちゃコスパいいと思うんだよね。前作があるゲームだけどお話的なつながりはないので、本作からプレイしても全然楽しめます。

高森ここまでの話を聞いて亀井さんはどう思いましたか?

亀井ふたりのお話を聞くと、私の予想以上に楽しそうだっていうのをひしひしと感じました。でも、大ボリュームすぎてはたしてメインストーリーが終わるのかという懸念もあります(笑)。

高森私も終わらせられたんで、大丈夫ですよ。やれば終わります!

亀井わかりました、やります。

モゲ言わされたみたいになってるけど(笑)。

高森メインストーリーをクリアーしたら、ぜひDLCを買って、変態四重奏(カルテット)のサイドケースをプレイしてほしいです(DLC“探偵ライフ充実パック”を購入し、ゲーム内の条件を満たすと発生)。最初は変態三銃士だったんですけど、DLCでカルテットになるんで。

亀井ひとり増えるんですか?

高森変態がひとり増えます。

モゲ締めが「変態を見てください」になりそうだけどいいの?

高森あと、ガールズバーにも通ってください! 女の子とデートするのめっちゃ楽しいので!

亀井ああ、それは楽しそうですね! さっそくプレイしてみることにします。

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