2020年5月、アマゾンプライム・ビデオに、アニメ『ふしぎの海のナディア』が追加されました。
【今週の新着作品
— Amazon Prime Video(プライムビデオ) (@PrimeVideo_JP)
2020-05-08 18:10:02
同作はジュール・ヴェルヌの古典的SF小説『海底2万マイル』を原案として作られたSFファンタジーアニメ。1990年4月から1991年4月にかけて、NHKで放送されました。
監督は『新世紀エヴァンゲリオン』などで知られる庵野秀明さんが務めており、キャラクターデザインは貞本義行氏、音楽の鷺巣詩郎氏など、後に『新世紀エヴァンゲリオン』を手掛けることになるスタッフが結集しています。
この傑作アニメの登場に、ネット上では「『ナディア』が全話観れるだと!? 家のことが何もできなくなるな……」、「庵野作品好きなら絶対観るべき!」と喜びの声が後を絶ちません。
あらすじ
物語の舞台は1889年、花の都パリ。発明好きの少年・ジャンはある日、万国博覧会の会場で謎の少女・ナディアにひと目惚れしてしまいます。
なんとか友だちになろうとするものの、彼女の態度はとても冷ややか。
おまけに謎の3人組まで現れ、ナディアの持つ宝石“ブルーウォーター”を奪おうと襲いかかってきて……!?
作中の戦闘シーンは、庵野監督らしく迫力満点! 緊張感たっぷりの演出なども見どころです。
作品ではときに“人の死”が描かれることもあり、中でも第15話“ノーチラス最大の危機”は視聴者に大きな衝撃を与えました。
ガーフィッシュの戦闘の最中に損害を受けてしまったノーチラス号。
おまけにアメリカの船隊から集中砲火を受けてしまい、機関室に有毒ガスが発生する事態に。
中には船員が取り残されており、ジャンたちは船員を助けようと奮闘します。
しかし、成す術はなく、扉越しに最期の言葉を聞くことしかできないジャンたち……。
同話では、機関室に取り残された船員の姿は一切映し出されません。にも関わらず、死の描写を生々しく演出しており、迫力あるシーンに仕上がっています。
ネット上では「死の描写をまったく映さず、残酷さを伝える演出がすごい」、「途中まで割り切った感じの口調だったのに、死ぬ直前に“俺はまだ死にたくない!”と生への渇望を漏らす瞬間がとても印象的」、「庵野さんらしさが出てる作品」などの感想が寄せられています。
エピソードは全39話。アマゾンプライム・ビデオでは全話視聴可能なので、『ナディア』の世界観を一気に堪能するのもおすすめです。
ナディアとジャンの冒険の行く末をぜひご覧になってみてはいかがでしょうか。
※Amazon prime videの配信情報は記事制作時のものです。