ゲーミングブランド“Predator”を展開する日本エイサーが新しいゲーミングチェアを発売した。まずは写真を見てほしい。

約350万円のゲーミングチェア『Predator Thronos』が発売。ボタンひとつで稼動し、超ハイスペックPCとドリンクホルダー付き_01
完全にメカ。
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撮影モデルは『PUBG』のキャスターとしても活躍する橘亜李彩さん。
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メカメカしい本体はデスクトップPCが接続されていた。

 ゲーミングチェアというよりコクピットである。

 ちなみに、このゲーミングチェアを買うと。超ハイスペックのゲーミングPC1台、湾曲液晶モニター3枚、ゲーミングデバイス類(キーボード、マウス、ヘッドセット)がついてくる。おまけが豪華すぎないか。

 値段は、

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349万8000円[税込]。

 およそ350万円。ソフマップで受注販売されるので、10%分がポイント還元。実質的にはおよそ315万円だ。ポイントでもう1台ゲーミングPCが買える。お得!

 この規格外のゲーミングチェアの名称は『Predator Thronos』。2019年10月11日からソフマップAKIBA2号店 パソコン総合館で常設展示・販売がスタートした。

 海外では2018年末に発売されており、これまでに500台ほど出荷しているそうだ。よく売れている国は、アメリカとドバイ。オイルマネーはこんなところにも投入されている。

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メディア向けの発表・体験会でがっちり握手をする日本エイサー 代表取締役社長 ボブ・セン氏(左)とソフマップ 代表取締役社長 渡辺武志氏(右)。

 『Predator Thronos』はゲーミングチェアの後ろからサソリのしっぽのようなアームが伸び、3枚の27型WQHD湾曲ゲーミングモニター『XZ271Ubmijpphzx』につながる構造になっている。

 付属のPCは日本未発売の『Predator Orion 9000』。CPUにインテル Core i9-9900Kプロセッサー、グラフィックボードにNVIDIA GeForce RTX 2080 Ti SLI(2枚組み)を採用。さらに、メモリは32GB、ストレージは512GB SSDと2TB HDDを搭載している。ひと言で表すと“モンスターPC”である。

 ゲーミングデバイスもすべて日本未発売モデルだ。『Predator Orion 9000』もデバイス類も単体販売は検討中らしいが、現段階では未定。気になる人は店舗で使い心地をチェックするのもいいだろう。

【付属デバイス】
ヘッドセット『Predator Galea 350
キーボード『Predator Aethon 300
マウス『Predator Cestus 330

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ボタンで本体を開閉させて乗り込むのがかっこいい。乗っているのは製品説明を担当した日本エイサーの安藤康夫氏。
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左側のアームレストについているボタンで、チェア角度、フットペダル、上方のアーム、キーボードトレイを別々に動かせる。
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チェア部分を後ろに倒すと、脚を伸ばすためのフットレストが起き上がる。完全に体重を預けてゲームするのは新しい感覚だった。
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PCとはUSBとディスプレイポートで接続。
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右側のアームレストにUSBポートを4つ装備。
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ドリンクホルダーを標準搭載したゲーミングチェアって史上初なのでは?
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ゲーミングチェア部分を振動させる機能を搭載。振動の強さはコントローラーで調整でき、最強にしたら肩こりが治りそうなほど激しかった。

 『Predator Thronos』はソフマップAKIBA2号店 パソコン総合館でのみ受注販売され、組み立ては専門スタッフが行う。大型家電の購入時と同じように、設置場所や搬入口についてチェックシートをもとに確認したうえで購入可能だ。当面の販売目標は10台とのこと。がんばれ営業スタッフ。

 納期は2~3ヵ月ほど。いま注文すればぎりぎり年内に間に合いそうなので、クリスマスプレゼントにどうぞ。

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Predatorのマスコットキャラはくま。かわいい。