ライアットゲームズが、『リーグ・オブ・レジェンド』(LoL)の2019シーズンのプロモーション動画“Season 2019: A New Journey”を公開。海外ではテレビCMとしても放映されている。

過去のプロモからアニメ濃度がさらにアップ!

 トッププレイヤーのDoubelift選手をフィーチャーし『僕のヒーローアカデミア』のサントラ曲を使った動画など、過去にもさまざまなアニメスタイルのプロモ映像を作ってきたライアットゲームズ。

 今回はタッチも制作陣も歌も完全に日本アニメのスタイルになっている。それもそのはず、アニメーション制作をしているのは日本のアニメスタジオのピーエーワークスで、監督にはアニメーターの山下清悟氏がクレジットされている。

 歌はアニメ曲の英語カバーなどによりYouTubeで100万人以上の登録者を持ち、日本アニメの英語吹き替え版声優としても活躍する“AmaLee”ことアマンダ・リーによるもので、楽曲提供はバンダイナムコアーツ。曲調もアニメのオープニング感全開だ。

 なおアニメのストーリーは、『リーグ・オブ・レジェンド』をプレイしていた女の子が大学で仲間と出会い、ともに戦うようになるというもの。これはMichelleというプレイヤーの実在の話を元にしているそう。

 記者は米国在住だが、視聴者が多いキング牧師の祝日のゴールデンタイムにNBA中継を見ていたところ、普通にCMとして今回の映像が流れてきたのでかなり驚いた次第だ。

過去にはNBA選手をフィーチャーした映像も

 ちなみにNBA関係では、昨年ボストン・セルティックス所属のスモールフォワード、ゴードン・ヘイワード選手をフィーチャーしたプロモ映像が放映されていたこともある(曲は『DEVILMAN crybaby』のサントラ曲だった)。

 こちらの映像は、開幕戦でシーズン終了の重傷を負ってしまった同選手が復帰に向けてリハビリに取り組む姿が不屈の闘志で立ち上がって逆襲するキャラクターに重ね合わされるという筋書き。単に知名度で契約した有名人をフィーチャーしたプロモではない、ゲーマーとしても知られるヘイワード選手と当時置かれていた状況(※今シーズンでは無事復帰)、そしてゲーム内容を踏まえたものとなっていた。