id Softwareのファン向けイベントQuakeConで、同スタジオのPC向けアリーナ対戦型FPS『Quake Champions』のF2P(基本プレイ無料)サービス開始が発表された。

 『Quake Champions』は、FPSの金字塔『Quake』シリーズの中でも『Quake III Arena』や『Quake Live』の系譜を受け継ぐ、対戦に特化したタイプの最新作。これまでは有料パックを買ったり参加コードを入手することでプレイできたが、これからは基本的なプレイ自体は誰でも無料で遊べるようになる。ゲームの入手はBethesda.netまたはSteamから可能だ。

 本作のF2Pサービス化は以前より発表されており、ある程度コンテンツが整ってきたことでいよいよ実施に移された形だ。今後もCTF(キャプチャー・ザ・フラッグ)モードや新チャンピオン(使用キャラ)などのさらなるコンテンツ追加が予定されているため、公式的には依然としてアーリーアクセスという体裁になっている。

 F2Pゲームとして遊ぶ場合、RangerとScalebearer、そして週替りのフリーチャンピオンでプレイ可能。一方でプレイするモードに関しては制限がない。

 それ以外のチャンピオンで遊ぶには、プレイを通じて入手できるFavorを消費して一時利用権を得たり、有料ポイントのPlatinumを使って単体チャンピオンの永久使用権を買うといった方法がある。また、従来より販売されていたChampions Packを購入した場合は、将来に渡る全チャンピオンの利用権が得られる。

 なおQuakeCon期間中はChampions Packがセール価格で販売されるほか、ログインするだけでヘビーマシンガン用の専用スキンを入手可能。そして8月いっぱいはログインボーナスも強化される。