Wargamingは、モスクワにあるVRTechと提携し、VRゲーム提供会社である“Neurogaming”を2018年1月24日に設立する。Wargaming初となるVRゲームタイトルは、『World of Tanks VR』が予定されている。

以下は、メーカーリリースを引用して掲載

WargamingはVR市場に新タイトル「World of Tanks VR」で進出予定 新VR提供会社「Neurogaming」の設立を発表

全世界1億3,000万人以上の会員数を誇るオンラインタンクバトル『World of Tanks』を開発・運営するWargaming は、本日モスクワにあるVRTechと提携し、VRゲーム提供会社「Neurogaming」を設立いたします。

Wargamingが『World of Tanks VR』でVR市場に進出 新会社“Neurogaming”を設立_02
Wargamingが『World of Tanks VR』でVR市場に進出 新会社“Neurogaming”を設立_01

VR初となるゲームタイトルは「World of Tanks VR」を予定しており、「World of Tanks」が新たなるプラットフォームに導入されることになります。「Neurogaming」はキプロス、ニコシアに本社を置いており、開発スタジオはモスクワに設立されます。2018中にはヨーロッパに、3月までにはアムステルダムとニューヨークにオフィスを増設することを計画しています。

現在、「Neurogaming」はエンターテイメント向けVRソリューションの「CinemaVR」テックの開発を行っています。「CinemaVR」の特徴はマルチプレイと協力プレイにあり、2017年にはロシアの36ヶ所のモールで体験版が試行され、のべ18万人以上のプレイヤーが体験し好評を得たことから、十分可能性のあるコンテンツと判断されています。

Wargamingは、さらに東京ゲームショウ2017とgamescom2017で展示され好評を博したVRゲーム「PolygonVR」にも着目しており、VR部門に力を注いでいます。「PolygonVR」は長時間のマルチプレイにも対応しており、e-sportsからも注視されています。

「CinemaVR」と「PolygonVR」を組み合わせた新体験は、ロシア最大のVRパーク「VR Park City」で楽しめます。

関連会社「VR Tech」の公式サイト