“第2回 日本eスポーツ選手権大会”東京予選開催!

 本大会は、日本eスポーツ協会(JeSPA)が主催する、eスポーツの全国選手権大会だ。2016年3月に開催された前回大会より約1年。今回の第2回大会では、『オーバーウォッチ』(PC)、『Counter-Strike: Global Offensive(CS:GO)』(PC)、『デッド オア アライブ 5 ラスト ラウンド』(プレイステーション4)、『GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-(ギルティギア イグザード レベレーター)』(プレイステーション4)、『FIFA 17』(プレイステーション4)など、さまざまなタイトルが種目として取り上げられている。
 まずは2017年1月29日(日)に東京アニメ・声優専門学校北葛西校舎の会場で開催された東京予選では、2月25日(土)、26日(日)開催の決勝大会を目指して『FIFA17』、『オーバーウォッチ』、『デッド オア アライブ 5 ラスト ラウンド』、『GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-(ギルティギア イグザード レベレーター)』の4タイトルの予選が開催された。

『FIFA 17』、『オーバーウォッチ』、『DOA5LR』、『GGXrd』4タイトルで熱戦がくり広げられた“第2回 日本eスポーツ選手権大会”の東京・大阪予選をリポート!_01
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▲決勝大会へ向けて、予選は東京と大阪のほか、オンラインでも行なわれる。

『FIFA17』(プレイステーション4)

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▲左から実況の岡崎裕史氏と、解説のjengaman氏。

 バンドゥ選手(FCバルセロナ) vs. Ken選手(レアル・マドリード)によって、ホーム&アウェイ方式で争われた決勝大会への切符は、1試合目と2試合目をともに0-3で勝利したKen選手がトータルスコア0-6で勝ち取った。Ken選手は、昨年の前回大会で4位と好成績を残したプレイヤーだ。今年の活躍にも期待したい。

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▲決勝大会へと駒を進めたKen選手(中央)。

『オーバーウォッチ』(PC)

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▲左から実況の象先輩氏と、解説のZelunyan氏。

 決勝大会出場を懸けた争いは、RPG-KINGDOM vs. Crest Gaming Blitzという組み合わせによって行われた。オフライン大会ならではともいえる、会場内にチーム内での掛け声が響き渡った熱き戦い。見事に制したのは、Crest Gaming Blitzだった。決勝大会でも、このままの勢いを見せつけられるか注目だ。

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『デッド オア アライブ 5 ラスト ラウンド』(プレイステーション4)

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▲左から解説のうさお氏と、実況のおおさか氏。

 格闘ゲームの2タイトルでは、2月12日(日)に幕張メッセで開催の“闘会議2017”にて、東京予選の決勝大会が行われる。そのため、この日の予選では闘会議へとコマを進めるベスト4を決定した。

 決勝大会への切符を勝ち取ったのは、シオロジカ選手(ゲンフー)、遊選手(クリスティ)、タリ選手(レオン)、輝Rock選手(レイファン)の4プレイヤー(※大会内でのキャラ変更が可能なため、使用キャラは参考まで)。このうち、AブロックとBブロックの勝者“シオロジカ選手 vs. 遊選手”、CブロックとDブロックの勝者“タリ選手 vs. 輝Rock選手”が戦い、勝利を収めたシオロジカ選手と輝Rock選手が勝利者枠として、惜しくも敗れた遊選手とタリ選手が敗者枠として、闘会議での東京予選決勝へと進むこととなった。そちらの予選決勝では、勝者枠と敗者枠の選手が初戦を戦う組み合わせとなる。

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▲勝利者枠として闘会議予選決勝へと駒を進めた、シオロジカ選手(左)と、輝Rock選手(右)。
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▲惜しくも、敗者枠でコマを進めることとなった、遊選手(左)と、タリ選手(右)。

『GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-(ギルティギア イグザード レベレーター)』(プレイステーション4)

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▲実況の神園氏。

 『デッド オア アライブ 5 ラスト ラウンド』と同様に、『GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-(ギルティギア イグザード レベレーター)』でも、この日の大会ではベスト4までを決定し、それ以降は闘会議での東京予選決勝大会にて行なわれる。

 決勝大会へ進めるベスト4には、中村選手(ミリア)、ふも選手(エルフェルト)、ナゲ(ファウスト)選手、三田二郎選手(アクセル)が勝ち残った(※大会内でのキャラ変更が可能なため、使用キャラは参考まで)。このうち、勝者枠では中村選手とふも選手、敗者枠ではナゲ選手と三田二郎選手が予選決勝大会へと進出することとなった。

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『GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-(ギルティギア イグザード レベレーター)』(プレイステーション4)

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▲実況・解説にはどぐら氏を迎えた。

 本大会の『GUILTY GEAR Xrd -REVELATOR-(ギルティギア イグザード レベレーター)』部門は、ダブルエリミネーション形式の2試合選手制。勝利した選手がそのままトーナメントを勝ち進むのに対して、負けた選手は敗者枠トーナメント回ることになる。使用キャラクターは、1試合目のみ登録したキャラクターを使用し、2試合目以降は敗北した選手のキャラクター変更が可能となっている。

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 勝者枠トーナメントを勝ち残ったのは、準決勝の“SPIKE選手(スレイヤー) vs. おみと選手(ジョニー)”戦に勝利したおみと選手。対する敗者枠トーナメントでは、“T5M7選手(レオ) vs. でふれ選手(ファウスト)”戦に勝利したでふれ選手が勝ち残っており、決勝戦最後の椅子を掛けてSPIKE選手と対戦。結果、SPIKE選手が勝利をして駒をすすめるも、決勝戦を制したのはおみと選手。
 大会結果は、優勝おみと選手、2位SPIKE選手、3位でふれ選手という結果となった。見事に優勝を果たしたおみと選手は、2017年2月25日(土)から26日(日)にかけて豊洲PITで開催予定の決勝大会への進出が決定した。

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▲優勝したおみと選手(右)。

『オーバーウォッチ』(PC)

 『オーバーウォッチ』部門への参加チームは、サイクロプス大阪チームのみとなった。この結果、決勝大会にはサイクロプス大阪の進出が決定。先に開催された、全国6チームがオンラインによる長期リーグ戦を行った日本eスポーツリーグでも健闘を見せていたチームだけに、決勝大会での活躍が楽しみだ。

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▲サイクロプス大阪チームが決勝へとコマを進めた。

 決勝大会への出場のためには、今回の東京予選・大阪予選のほかにも、オンライン予選、当日予選枠なども設けられている。熱い戦いはまだまだ始まったばかりだ。今後の大会にもぜひ注目していきたい。