ついに“スラッシュアックスF”がお披露目! 『MHF-G』に新たな風を吹き込む

 2016年4月21日に実施される『モンスターハンター フロンティアG』(以下、『MHF-G』)の大型アップデート“G10”に先駆け、4月17日にオフラインイベント“MHF-G10 スラッシュアックスF 先行体験会”が、都内のスペースクリエイト自遊空間 BIGBOX高田馬場店にて開催された。

 本イベントでは、大型アップデート“G10”で登場する新モンスター“グァンゾルム”と、新武器種“スラッシュアックスF”が先行体験できたほか、“G10”アップデートに関するプレゼンテーションが行われた。

『モンスターハンター フロンティアG』“スラッシュアックスF”先行体験会が開催! 気になるオリジナルアクションの使用感は?_35
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▲プレゼンテーションを行ったエグゼクティブプロデューサーの杉浦一徳氏(左)と、運営ディレクターの今村謙介氏(右)。

3つのスタイルでスラッシュアックスFをプレイ!

 スラッシュアックスFは、過去のMHシリーズに登場しているスラッシュアックスを『MHF-G』流にアレンジ・調整を加えた新武器種で、“G10”アップデートでは地ノ型、天ノ型、嵐ノ型の3種類のスタイルが同時に実装される。本イベントでもG級デュラガウアを相手に、3つのスタイルを自由に遊ぶことができた。

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 地ノ型は、斧モードと剣モードをバランスよく使える型で、シリーズでもおなじみの属性解放突きが使用可能。ちなみに斧モードは、攻撃モーションが遅く、隙が大きいが、威力の高い攻撃をくり出せる。移動速度は剣モードよりも速い。剣モードは、移動速度が遅い代わりに、攻撃モーションが速く、流れるような連撃をくり出せる。斧モードでモンスターに詰め寄って剣モードに変形、モンスターに張り付きつつラッシュを狙うといった狩猟法がセオリーだ。

 天ノ型は、斧モードに特化しており、スラッシュ回避や抜刀ダッシュなどの機動力に優れた技を複数使える。スラッシュ回避は、剣で攻撃しつつ回避し、すぐさま斧モードに戻る。立ちの避け斬りと似た使用感だった。抜刀ダッシュは、スタミナを消費しない代わりにスラッシュアックスF独自のゲージを消費する。驚くことに抜刀ダッシュは“移動速度UP+2”よりも移動速度が速く、モンスターから離れる際や相手との距離を詰めたいときに非常に便利。また、抜刀ダッシュから斧をぶん回す強力な技につなげられる。
 さらに、天ノ型ではハンマーのように移動中に力を溜めることができ、そこから大技の無限連斬へと派生。絶え間なく剣を振り続けてモンスターを斬り続けられ、上手く怯ませるか転倒させられれば大ダメージを与えられるチャンスだ!

 3つめの嵐ノ型は、ガード吸収という技でモンスターの攻撃を受け止め、独自のゲージを溜めていく。ゲージを最大まで溜めると嵐ノ型専用の“光剣モード”に切り換えて攻めに転じられる。光剣モードは刃先に属性のオーラが出現し、リーチ・威力をパワーアップさせる。光剣でモンスターを斬りつける連続斬りや属性吸収大解放などの大技も強力だった!

 地ノ型は従来と同じ感覚で使用できるが、天・嵐ノ型では操作方法や攻撃内容が大分変わっていたため、過去シリーズでスラッシュアックスを使っていたハンターからは「いい意味でまったく違う」という驚きの声が漏れた。また、スクリーンを見ながらそれぞれの型の特徴を勉強したり、ほかのハンターとどういったコンボが有効なのかを話合う来場者の姿も見られた。

戦闘不能者続出! 新モンスター“グァンゾルム”

 “G10”のメインモンスターとなる古龍種のグァンゾルムの討伐は、新フィールドの“雲見砦(くもみとりで)”で行われた。グァンゾルムには、2種類の形態があり、第一形態はエギュラスと呼ばれる小型の飛竜を呼び出しながら攻撃を行う。第二形態は体表がドス黒い色に変化し、強力な範囲攻撃を仕掛けてくる。また、第二形態になるとエギュラスはいなくなり、使用する攻撃が火属性から龍属性に変化する点も特徴的だ。

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 グァンゾルム討伐のなかでも、大きな盛り上がりを見せていたのが、エギュラスによる連れ去りと第二形態の攻撃だ。エギュラスによる連れ去りは、飛来してきたエギュラスがハンターを捕獲し、フィールド外に放り投げるという攻撃。放り投げられると力尽きてしまい、ベースキャンプに戻される。この攻撃が巨大スクリーンに映った際には、多くのハンターが「えー!」と驚愕の叫びを上げた。また、第二形態の攻撃はどれも強力で力尽きるハンターが続出。今村氏は「第二形態のグァンゾルムは、上空に飛び上がると強力な攻撃を使用するのでカメラを調整して攻撃の予備動作をよく確認して下さい」と会場内のハンターにアドバイスを送った。ちなみに、グァンゾルムの討伐に成功できたのは、愛知会場を含め数組のチームのみとのことだ。

※2016年4月18日20時15分修正
一部内容に誤りがありましたので、記事を修正いたしました。読者並びに関係者の皆様にご迷惑をおかけしたことをお詫びいたします。