インタビューの一部が公開

 2Kから2015年10月29日発売予定のプレイステーション4、プレイステーション3、Xbox One、Xbox 360、およびPC向けソフト『NBA 2K16』の公認アンバサダーに、日本人初のNBAプレーヤーである田臥勇太氏が就任。田臥氏が語る『NBA 2K16』の魅力を語るインタビューの一部も公開された。


『NBA 2K16』の公認アンバサダーに日本人初のNBAプレーヤー田臥勇太選手が就任_01

――NBA 2KシリーズはNBA公認のバスケットボールゲームです。実際にゲームをプレイされた印象・感想を教えていただけますか。

田臥:NBA2Kシリーズは、映像もそうですし細かい部分が非常にリアルで、ゲームをしているんだけど実際に自分がプレーをしているような感覚でできるところが楽しくてすごいなと思います。映像なのかゲームなのか分からないくらいリアルさがすごいです。

――本作NBA 2K16のカバーアスリートに選ばれたステファン・カリー、ジェイムズ・ハーデン、アンソニー・デイビスの3選手についての印象を教えてください。この中で特に気になる選手もいれば教えてくだい。

田臥:ステファン・カリー:NBA入団時は、さほど注目をされていなかった選手ですが、そこから優勝してMVPも取って、すごい努力があって今のカリーがあるんだなと思っています。
ジェームス・ハーデン:シュートを決めた後のパフォーマンス、ヒゲもそうですが、華のあるプレーヤーだと思います。トレーラーを見た感想は、そういう部分もゲームの中でリアルに表現されていて、おもしろいなと思いました。
アンソニー・デイビス:成長のスピードがすごく早い選手。トレーラーでもその凄さがリアルな映像とゲームで表現されていると思いました。
 特に気になる選手はアンソニー・デイビスですね。2014-2015シーズンは、カリーとハーデンのどちらが MVPを取ってもおかしくないような成績を残していたと思いますが、アンソニー・デイビスは個人的に成長のスピードがすごい事と、若いのに毎試合成績を残していて、この先どうなっていくのか?という楽しみをいだける選手です。

――本作では日本でもよく知られた著名映画監督であるスパイク・リーが脚本、監督、共同プロデューサーとして参加しています。田臥さんは以前からスパイク・リー監督のファンだとお伺いしました。好きな作品など詳しくおしえていただけますか。

田臥:コービー・ブライアントのドキュメンタリーが好きです。コート内でどんな会話をしているのか?という部分や、コート外での行動なども追いかけていて、それが非常に興味深かったです。

――NBA 2Kシリーズで特に人気が高いのが、NBAプレイヤーを育成するモードであるMyCAREERモードです。実際にNBAの世界を経験された田臥さんの目線からみてMyCAREERモードはリアルなNBAの世界を感じることができるリアリティがありますか?

田臥:キャリアモードは、選手を育成していく中でどうやったらNBAに入れるのか? その道筋であったり、エージェントの選び方、エージェントの言っていること、GMに言われたこと、チームのオフィスに言って話をする場面など、細かい部分が本当にリアルに表現されています。本当にこれを経験してNBAに入るプロセスが学べると思います。

――NBA 2K16の発売(2015年10月29日)を楽しみにしている皆さんに一言いただけますか。

田臥:さらに新しいプレーヤーの良さがどんどん出てきていると思うので、バスケットのプレーの面もそうですが、それ以外の部分のジェームス・ハーデンのような細かいパフォーマンスのしぐさや、ベンチの盛り上がりなど、いろんなところに注目して、楽しんでもらえるゲームなのではないかと思います。

■プロバスケットボール選手 田臥勇太氏プロフィール
日本人初のNBAプレーヤーで、類稀なるパスセンス、プレーでファンを魅了する。2015年のFIBA ASIAに約5年ぶりに日本代表として参加。18年ぶりとなるベスト4進出の原動力となった。2008年からリンク栃木ブレックスでプレーしている。