コトブキヤのトークショー出演は2度目の酒井氏
2015年7月26日に千葉県の幕張メッセで開催されたワンダーフェスティバル2015[夏]にて『ファンタシースターオンライン2』(以下、『PSO2』)に登場するキャラクター、“朱鬼姫シキ”の塗装済み完成見本のプラモデルが展示された。これにともない、原型師の浅井真紀氏と『PSO2』シリーズプロデューサー酒井智史氏のトークショー“『PSO2』朱鬼姫シキ&藍鬼姫シキ トークショー in ワンダーフェスティバル2015 夏”が行われたのだ。
トークショーは14時30分よりコトブキヤブースのイベントステージで行われ、ステージ上には酒井氏と原型師の浅井真紀氏、そしてコトブキヤの野内秀彦氏が登場。“朱鬼姫シキ”のデザインから商品化に至るまでが語られた。
企画自体は『PSO2』サービス開始前から挙がっており、メディアブリーフィングの際に酒井氏から浅井氏と野内氏に「『PSO2』に登場するキャラクターをプラモデル発でデザインし、そして商品化したい」との相談があったとのこと。その後、浅井氏のスケジュールや『PSO2』の大型アップデート“EPISODE3”のタイミングも見つつ、足掛け5年近くになる作業になったようだ。
なお、酒井氏は2011年2月に開催されたワンダーフェスティバル 2011[冬]にもコトブキヤブースにて浅井氏とのトークショーを行っている。これは、今回と同様に浅井氏が原型を務めた『PSO』10周年企画グッズ“レイキャシール エレノア”のプラスチックキットの詳細発表をしたためだ。
さまざまなデザイン案から生まれた“朱鬼姫シキ”は2015年8月発売
トーク中、朱鬼姫シキのさまざまなデザインラフも公開された。当初は神道の雰囲気を持つものであったが、途中から仏道系の鬼を思わせるものに変更され、最終的には武器を含めてそちらの方向で固まったという。浅井氏のこだわりのポイントのひとつに、右手の楯状のパーツとそれに表示される絵柄が挙げられた。燃える骸骨のような絵柄はゲーム中では動いて表示されるので、同装備を入手したプレイヤーは、ぜひその目で確認してほしい。朱鬼姫シキに関するゲーム内の装備は、朱鬼姫シキのプラモデルにアイテムコードとして付属する予定だ。
■“朱鬼姫シキ”プラモデルに付属するアイテムコード内容
・全種族女性用コスチューム 朱鬼姫シキ・レプカ
・全種族男性用コスチューム 朱鬼坊オウド・レプカ
・アクセサリー(盾) セイタカリンネ
・ボイス 女性共通シキボイス(CV:生天目仁美)
・ボイス 男性共通オウドボイス(CV:井上和彦)
・ステッカー 往来々不動尊
・武器(デュアルブレード) 金剛杵
・武器(ソード) 阿鼻
ワンフェス会場で見かけた『PSO2』のコスプレイヤー
ワンフェスといえばコスプレイヤー。というわけで『PSO2』記事恒例のコスプレイヤー紹介。駆け足で探したため、漏れてしまった方も多数。またぜひ次の機会に撮らせてください!