矢張やオバチャンたちの“アクション”にも注目！？
2015年4月29日、東京・六本木の俳優座劇場で、『舞台「逆転裁判2 ～さらば、逆転～」』の公演がスタートした。同日、関係者やメディアを対象としたゲネプロ公演（公開通し稽古）が行われたので、公演直前の出演者たちの意気込みや公演中のカットなどをお届け。ストーリーのネタバレなどはしていませんが、舞台を見に行く予定で、ほんの少しでも舞台の内容は見たくない！ という方はご注意ください。
■『舞台「逆転裁判2～さらば、逆転～」』概要
日程：2015年4月29日（水・祝）～5月10日（日）
会場：俳優座劇場（東京・六本木）
企画・制作：ADKアーツ
原作・監修：カプコン
主催：ADKアーツ
・『舞台「逆転裁判2 ～さらば、逆転～」』公式サイト
＜出演キャスト＞ ※敬称略
渡辺大輔（成歩堂龍一役）
和田琢磨（御剣怜侍役）
荻野可鈴（綾里真宵役／Wキャスト）
椎名ひかり（綾里真宵役／Wキャスト）
林明寛（矢張政志役）
磯貝龍虎（糸鋸圭介役）
富田翔（虎狼死家左々右エ門役）
楠世蓮（狩魔冥役／Wキャスト）
藤嵜亜莉沙（狩魔冥役／Wキャスト）
石井美絵子（華宮霧緒役）
小池唯（天野由利恵役）
久下恵美（大場カオル役）
漆原志優（綾里春美役／Wキャスト）
髙野友那（綾里春美役／Wキャスト）
加藤良輔（藤見野イサオ役）
外波山文明（裁判長役）
太田基裕（王都楼真悟役）
※ゲネプロ公演では、椎名ひかりさん（綾里真宵役）、髙野友那さん（綾里春美役）、藤嵜亜莉沙さん（狩魔冥役）はフォトセッションのみ参加。
『舞台「逆転裁判2 ～さらば、逆転～」』は、ゲーム『逆転裁判2』の第4話、“さらば、逆転”をベースにした舞台公演だ。主人公の成歩堂龍一やライバル検事の御剣怜侍のほか、狩魔冥、王都楼真悟、虎狼死家左々右エ門など、ゲームをプレイしたことのある人は聞き覚えがあるであろうキャラクターがズラリ。
公演前の挨拶では、富田さん（虎狼死家左々右エ門役）が「命の尊さ、儚さ、大切さなどを虎狼死家の役を通じて表現できればいいなと思います」、磯貝さん（糸鋸圭介役）が、「いったい何が正義で、いったい何が悪なのか。この役を通じて、人を裁くという尊さ、人と人とのつながりの大切さ、妬み、嫉みなどを表現して、皆さんに伝えられればと思っています」と、キャラクターの人となりやストーリーを知っている人ならば思わず笑ってしまうようなコメントで会場の笑いを誘った。
林さん（矢張政志役）「今回は芸能記者役なので、皆さんがライバルのように見えてきました。事件の影にヤッパリ矢張ということで、もうひとりのトラブルメーカー、オバチャンと汗を流し涙を流し、皆さんの心に響くものを伝えられればと思います！」
荻野さん（綾里真宵役）「始めて真宵ちゃんを演じた17歳のころから2年経って、19歳になりました。がんばって稽古をして、真宵ちゃんの元気さ、純粋さをきちんと取り戻せたと思うので、かわいくて明るい真宵ちゃんを演じられればと思っています」
太田さん（王都楼真悟役）「顔が半分見えなくてすみません（笑）。キャラクターも濃いですが、キャスト陣も濃い方々ばかりで、毎日楽しく稽古させていただきました。せっかく人が演じるのですから、人間くささや泥臭さみたいなものも表現できたらいいなと思います」
和田さん（御剣怜侍役）「原作ゲームの持っている良さプラス、舞台でしか表現できないような『逆転裁判2』になっていると思います。ぜひ弁護士対検事の法廷シーンに注目してください」
渡辺さん（成歩堂龍一役）「初の成歩堂役ということで、若干のプレッシャーはありますが、自分なりの成歩堂をお見せできればと思っています。キャラクターはもちろん、法廷を始めとしたさまざまなセット、映像や音楽など、そういったところにも注目してもらえれば、もっともっと舞台が楽しくなると思いますので、よろしくお願いします」
舞台になっても『逆転裁判』らしい軽妙なセリフ回しは健在。人が演じているからこそ、マシンガントークやセリフにかぶせる勢いのツッコミ、セリフとセリフのあいだの無言の時間といった絶妙な“間”がおもしろく、どんどん『逆転裁判』の世界に引き込まれていく。また、矢張とオバチャンの掛け合い、もといアクション（！）もさることながら、イトノコ刑事のアクロバット（？）や狩魔冥のムチさばきも必見！ それでは、公演中のカットをお届け。
＜以下、オフィシャル写真＞
