ビデオゲームだけがJAEPOじゃない!

 2015年2月13・14日、千葉・幕張メッセで開催された“ジャパン アミューズメント エキスポ 2015”(JAEPO 2015)。年に一度開催されるアーケードゲームの祭典。全国の主要メーカーによる、最新のアミューズメント機器や関連機器が数多く出展されているこのイベント。ビデオゲームの出展以外にも、いろんなお楽しみがあるのだ。筆者の独断から“気になるもの”をいくつかピックアップしてみたのでお届けする。

JAEPO会場で見つけた“気になるモノ&コト”あれこれ【JAEPO 2015】_10

定番のプライズ機がゴージャスに進化!

 プライズ機(各種景品がゲットできる機械)といえば、ゲームセンターならではのお楽しみ。バンダイナムコゲームスのブースでは、その最新機種『SWEETLAND 5(スウィートランド 5)』が出展されていた。

 『SWEETLAND』シリーズは、同社で長く続く小型景品専用のプライズ機シリーズ。お菓子を狙って挑戦してみた人も多いだろう。その定番プライズ機がリニューアルした。ナンバリングが更新される新機種としては、1999年稼働開始の『SWEETLAND 4』以来。何と16年振りとなる。

 LED照明を採用した筐体はインパクト大。従来機よりややドーム形状も大きくなってゴージャス感が増した感じだ。なお、同社の人に聞いたところ、複数機をつなぐことで照明演出のリンクもできるとのこと。

JAEPO会場で見つけた“気になるモノ&コト”あれこれ【JAEPO 2015】_01
JAEPO会場で見つけた“気になるモノ&コト”あれこれ【JAEPO 2015】_02
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 そして、こちらもバンダイナムコゲームスのブースにて。スマートフォン、facebook対応のアプリゲームとして大ヒットした3マッチパズルゲーム『Candy Crush Saga(キャンディークラッシュサガ)』を発見! ただし、これは海外向けタイトルで、いまのところ国内発売の予定はないという。ちょっと残念な気も……。

“エレメカ”も進化! 通信対戦にも対応

 アーケードゲームは、何もビデオゲームに限らない。現在はやや下火になったとはいえ、メカ機構によるゲーム機(“エレメカ”と呼ばれることが多い)は、ビデオゲームの登場以前からゲームセンターで稼働している定番分野。ゲームセンター以外でも、デパートの屋上や遊園地で楽しんだ経験がある人も多いだろう。

 北日本通信工業のブースで見つけたのは、エレメカの“超定番”モグラ叩き型ゲームの最新作。『モグラッシュII』、『タコラッシュII』だ。古典というなかれ、これらの機種は最大4台までの通信対戦にも対応しているのがアツい!(パンフレットによると業界初とのこと) 対戦や大会は一度体験してみたいかも!?

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