クラシックなビジュアルと現代的デザインの融合

異様な迫力の二値的グラフィック! 漂着船オブラ・ディン号事件の真相を追え――『Papers, Please』で世界を唸らせたLucas Pope氏の新作『Return of the Obra Dinn』の初期デモが公開_01

 『Papers, Please』などで知られるLucas Pope氏の新作『Return of the Obra Dinn』のデモが公開された。プログラムは開発初期段階のもので、冒頭の10分~15分程度がどんなものかをプレイして確認することができる。Windows版とMac版が用意されており、ゲーム配信プラットフォームのitch.toを通じて無料でダウンロード可能だ。

 本作は、黒と背景色のみの二値的な“1ビット”グラフィックを採用した、一人称視点の3Dアドベンチャーゲーム。舞台は1808年10月14日早朝、港に漂着した商船オブラ・ディン号にプレイヤーが到着したところから始まる。オブラ・ディン号は6ヶ月前に200トンの積み荷と乗組員たちとともに失踪しており、プレイヤーは東インド会社ロンドン支店の事故調査員として、いったいオブラ・ディン号に何が起こったのかを探るのだ。

異様な迫力の二値的グラフィック! 漂着船オブラ・ディン号事件の真相を追え――『Papers, Please』で世界を唸らせたLucas Pope氏の新作『Return of the Obra Dinn』の初期デモが公開_02
異様な迫力の二値的グラフィック! 漂着船オブラ・ディン号事件の真相を追え――『Papers, Please』で世界を唸らせたLucas Pope氏の新作『Return of the Obra Dinn』の初期デモが公開_03
▲物語の鍵となる魔術的デバイス。死者の最期の瞬間を視ることができる。
異様な迫力の二値的グラフィック! 漂着船オブラ・ディン号事件の真相を追え――『Papers, Please』で世界を唸らせたLucas Pope氏の新作『Return of the Obra Dinn』の初期デモが公開_04
異様な迫力の二値的グラフィック! 漂着船オブラ・ディン号事件の真相を追え――『Papers, Please』で世界を唸らせたLucas Pope氏の新作『Return of the Obra Dinn』の初期デモが公開_05
▲デバイスを使うと、事切れる数十秒前の会話を聞いたり、最期の瞬間に一定時間立ち会って周囲を歩きまわることができる。