限定版はなんかいろいろてんこ盛り
2014年6月5日、RPG『Witcher』シリーズ、PCゲームのダウンロード配信サイトGOG.comなどで知られるCD Projektがプレスカンファレンスを開催した。
まずはRPG『The Witcher 3: The Wild Hunt』から。次世代環境オンリー（PC/PS4/XBone）になり、超美麗なオープンワールドRPGとなった本作では、海外の発売日が2015年2月24日であることとともに、海外コレクターズ・エディションなどの内容が発表された。
限定版は複数あり、同梱内容は以下のような感じ。コレクターズ・エディションの大型スタチューはファン必見と言えるかも。
“The Witcher 3: Wild Hunt box”（スタンダードエディション）
ブルーレイディスク（PC版はDVD複数枚）/サントラCD/ユニバースについて解説する公式書籍"Witcher Universe - The Compendium"/マップ/ステッカー/スリーブ
“The Witcher 3: Wild Hunt Collector’s Edition box”
スタンダードエディションの同梱物/グリフォンに飛びつくゲラルトのポリストーン製スタチュー（33x24x26cm）/ウィッチャーロゴのメダリオン/スチールブック仕様のケース/200ページのアートブック
デジタル版の予約もスタートしており、GOG.comでは独自のデジタル限定版（PC）も発売する。GOG.comで旧作を持っていると安くなるという直売ならではの価格変動方式を採用しており、1と2のどちらかを持っていれば15%オフ、両方持っていれば20%オフ。もちろんGOG.comなので、ゲーム本体はDRMなしで提供される。
GOG.comのデジタル限定特典は、後述するデジタルボードゲーム『The Witcher Adventure Game』のクローズドマルチプレイβテストの参加キーなど、以下の通り。
ゲーム本体（DRMフリー版）/『The Witcher Adventure Game』マルチプレイβテスト参加キー2個/RPG『Neverwinter Nights: Diamond Edition』無料ダウンロード/ダークホースコミックス「The Witcher: House of Glass」のデジタル版/サントラデータ（4曲はエクスクルーシブ）/デジタルアートブック/ボーナスビデオ/コンセプトアート/アバターパック/壁紙
プレスリリースや公式サイトによると、ゲーム本編は英語、ポーランド語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、ブラジルポルトガル語、そして日本語で音声ローカライズされるほか、アラビア語、イタリア語、スペイン語、中国語、チェコ語、ハンガリー語、ラテンスペイン語、韓国語で字幕対応が行われる。
そしてGOG.comでは、クライアントサービス“GOG GALAXY”を発表。これまで通りDRMフリーで個別にダウンロードすることもできる「あくまでオプションとして」提供されるもので、Steamのようにクライアントを使ってソフトを管理したり、パッチを自動で当てたり、実績をゲットしたり、マルチプレイに飛び込んだりできるという。Steam版で同じゲームを持っているユーザーとのマルチプレイ対戦などもサポートしているようだ。
先ほど触れたデジタルボードゲーム『The Witcher Adventure Game』で採用予定とのことで、マルチプレイβテストはPC版とMac版で2014年中の実施を予定しているそう。なお『The Witcher Adventure Game』自体はシングルプレイもあり、F2P（基本プレイ無料）ではなく有料で販売を予定している模様だ。
