『ファイナルファンタジー零式』における魔法のカスタマイズ

ゲーム PSP

2011年10月13日に発売が決定した『ファイナルファンタジー零式』。今回は3人の操作キャラや、魔法のカスタマイズに関するシステムを紹介しよう。

●新キャラクターや魔法のカスタマイズ要素を公開

　救世主とされる存在“アギト”になるべく、魔導院ペリシティリウム朱雀で訓練を積む候補生たち。彼らは突如勃発した国家間の争いに巻き込まれ、戦争の真実を目の当たりにする。今回は3名の候補生たちと、コンコルディア王国の要人を公開。さらに、戦闘中に召喚できる軍神シヴァの情報もお届け。


複数の刃を備えた鞭剣を振るうセブンは、思い立ったらすぐ実行に移す決断力を備えた候補生。無口だが面倒見がよく、多くの同性の下級生が憧れを抱いている。彼女が扱う鞭剣は、伸縮することで遠方の敵をも捉えられる便利な武器だ。


ジャックは、いつも笑顔でポジティブ思考のお調子者。窮地においても“気軽にいこう”と仲間を励ますが、軽口と思われてしまいがち。戦闘では、刀による高威力の斬撃を得意とする。敵の攻撃を弾いて反撃する、カウンター技なども。


温厚でマジメ、そして頑張り屋でもあるデュース。誰に対しても丁寧に対応するが、おっとりとした口調に似合わず、意外と頑固なところもある。彼女は笛という一風変わった武器を用い、無数の“音塊（おんかい）”を飛ばして攻撃する。


	本作の舞台であるオリエンスは、4つの国家で構成されている。そのひとつで、蒼龍をシンボルに掲げるコンコルディア王国は、重要な地位に就いているのが皆女性という女系国家。


	アンドリアはコンコルディア王国の女王で、規律と秩序を重んじる公正な人物。蒼龍のクリスタルが化身している“クイーンドラゴン”と唯一、意思疎通ができる。


	古い名門の出で、蒼龍を守る組織である“五星近衛兵団【暁】（あかとき）”の長を務めるホシヒメ。国の平和に命を捧げる覚悟を持ち、部下からの信頼も厚い。


	アイススケートのような挙動で、滑るように移動する軍神シヴァ。一撃の威力は低いが、機動力が高く、連続して攻撃を行えるのが魅力だ。雪や吹雪のフィールドでは、攻撃力が飛躍的に上昇するという特性もある。

　候補生たちの祖国である朱雀は、魔法が発達している国家。魔力の源とされる“ファントマ”を用い、魔法にカスタマイズを施す技術も確立されている。なお、魔法には“SHG”や“RF”などの系統がある。これは魔法の性質を表すもので、“SHG”なら“ショットガン”と、すべて銃火器の略称になっているのだ。


	SHG（ショットガン）なら前方に扇状に広がり、多段ヒットするなど、銃火器から想像できる性能になっている。系統は全部で5つあり、SHGのほかはRF（ライフル）、BOM（ボム）、MIS（ミサイル）、ROK（ロケットランチャー）だ。


	魔法には、威力やMP効率など5つのパラメーターがある。戦闘時に倒した敵から吸収できるファントマを注ぎ込むことで、それらの性能を上げられるのだ。なお、魔法によっては、強化できるパラメーターや限界値が異なる様子。

※詳しくは週刊ファミ通2011年8月11日号（2011年7月28日発売）をチェック！

メーカー	スクウェア・エニックス
対応機種	PSP（プレイステーション・ポータブル）
発売日	2011年10月13日発売予定
価格	7700円[税込]
ジャンル	アクション・RPG / ファンタジー
備考	無線LAN機能（アドホックモード）対応ディレクター＆シナリオ原案：田畑端、クリエイティブプロデューサー＆キャラクターデザイナー：野村哲也、アートディレクター：直良有祐、コンポーザー：石元丈晴、プロデューサー：北瀬佳範