バンダイナムコゲームスが格闘ゲームのセッションを開催、『鉄拳』や『ソウルキャリバーV』のサプライズ発表が続々【Comic‐Con International 2011】

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バンダイナムコゲームスの格闘アクションをコミコンのファンにお披露目するセッションが開催。『鉄拳 ブラッド・ベンジェンス』や『ソウルキャリバーV』のサプライズ発表が相次いだ!

●サイバーコネクトツーの松山洋氏も乱入!

 キャラクターを中心とするコンテンツのイベントComic‐Con International 2011(以下コミコン 2011)が2011年7月21日〜24日の4日間、アメリカ・サンディエゴにて開催。3日目の2011年7月23日にはバンダイナムコゲームスによる“FIGHTING GAME PANEL”が行われた。

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 このセッションはバンダイナムコゲームスの格闘アクションをコミコンのファンにお披露目すべく実施されたもの。バンダイナムコゲームスの格闘アクションと言えば、やはり『鉄拳』シリーズと『ソウルキャリバー』シリーズが双璧。というわけで、『鉄拳』シリーズのプロジェクトディレクター原田勝弘氏と『ソウルキャリバーV』のプロデューサー夛湖久治氏によるプレゼンが行われ……と、思いきや、そこへ突如乱入してきたのが、サイバーコネクトツーの松山洋氏。「なぜ、松山氏が?」と疑問に思う間もあらばこそ、対戦格闘に特化した最新作の『NARUTO‐ナルト‐疾風伝 ナルティメットストーム ジェネレーション』を、パネルの仲間に入れてほしい!との要望だったのだ。そこに平八もとい仁王の如く立ちはだかったのが原田氏。バンダイナムコゲームスの格闘アクションで構成される“ファイトクラブ”に入る資格を見せろ!と松山氏に迫ることに。そこで松山氏は『NARUTO‐ナルト‐疾風伝 ナルティメットストーム ジェネレーション』がいかに本格的な格闘ゲームかを証明するために最新映像とできたてホヤホヤのプレイアブルデモを披露することで、ようやく“ファイトクラブ”への入会資格を得たのだった。ちなみに、松山氏が使用したキャラは、「アメリカのユーザーからの要望を受けて入れた」(松山氏)というザブザだった。

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 と、お約束めいたやり取りのあとは夛湖久治氏による『ソウルキャリバーV』のプレゼンへ。夛湖氏からまず披露されたのが“PROJECT SOUL”の新しいロゴ。昨年のコミコンで、原田氏より『ソウルキャリバー』シリーズの復活を願うユーザーからの投票が募られたのだが、新しいロゴは、投票してくれたファンへの思いを込めて作られたものとのこと。これからは、新たなロゴが“PROJECT SOUL”の象徴となる。そして、登場キャラとしてアイヴィー、ナツ、そしてツヴァイを披露した。ところが、「ネットで情報が事前に流出していたじゃないか! コミコンファンに向けて新しいものを!」と原田氏からのツッコミが。そこで夛湖氏はコミコン初お披露目となる映像を公開し、来場者からの拍手喝采を浴びた。「いろいろな仕掛けを考えているので楽しみにしていてください」(夛湖氏)とのことだ。

 さて、ナツはタキのスタイルを踏襲するキャラとなるのだが、となると、気になるのは『ソウルキャリバーV』にタキが登場するかについて。この件に関して夛湖氏は「事実として、タキは生きています。ですが、17年後の年老いた彼女を見るよりは、新しいゲームとなるためにナツという新しい人物のほうを出すことにしました。ですので、いずれタキは戻ってくると思います。みなさん楽しみにしていてください」(夛湖氏)との気になる発言も聞かれた。

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▲夛湖氏(左)と“PROJECT SOUL”の新しいロゴ(右)。

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▲新たに発表されたアイヴィー(左)とナツ(右)。

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▲そしてツヴァイ(左)。会場では最新映像が流された(右)。

 そしてここで大きなサプライズが! 『ソウルキャリバーV』のストーリーモードの演出部分をサイバーコネクトツーが手がけているというのだ。夛湖氏いわく「いずれお見せできる機会もあると思うのですが、松山さん率いるサイバーコネクトツーの力を確認してください」とのことだ。ちなみに、松山氏はそのあとで「くれぐれも言っておくけど、『ソウルキャリバーV』にナルトが登場するということじゃないから!」と釘をさしておりました。

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▲イベント終了後のバックヤードで松山さんに撮影に応じてもらいました(左)。さらには、夛湖さんとがっちり握手(右)。『ソウルキャリバーV』とのコラボでどのようなものができあがるのか、本当に楽しみ!

●『鉄拳 ハイブリッド』には『鉄拳 タッグトーナメント 2 プロローグ』も同梱

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 トリは『鉄拳』の登場。アーケード版『鉄拳 タッグトーナメント2』やWii U版『鉄拳(仮題)』、ニンテンドー3DS版『鉄拳(仮題)』、プレイステーション3版『鉄拳 ハイブリッド』、プレイアブル、Xbox 360版『ストリートファイター X 鉄拳』、そして『鉄拳 X ストリートファイター』など、現在たくさんのタイトルが走っている『鉄拳』シリーズだが、話題の中心となったのは、日本では2011年9月に劇場公開を控えた、3DフルCG映画『鉄拳 ブラッド・ベンジェンス』。まずはスペシャルゲストとして脚本を担当した佐藤大氏が登場し、大きな拍手を浴びることに。佐藤氏が登壇するや、すかさず原田氏が質問。それは、なぜ『鉄拳 ブラッド・ベンジェンス』の主役にリン・シャオユウとアリサのふたりを起用したのかというもの。それに対して、佐藤氏は「いきなり難しい質問ですね(笑)」と前置きしたうえで以下の通りに語った。

 「僕がふだんやっている作品には、世界中にファンがたくさんいて、『鉄拳』にも世界中にファンがいることを知っています。僕が参加する意味ということを考えたときに、日本のアニメーションの文化で誇りを持てるものが、“戦う女子高生”と“美少女のロボット”、これしかないでしょう!と思っていたんです。それから、シャオユウは僕にとって初期の『鉄拳』を支える素敵なキャラでした。そしてアリサはいちばん新しい『鉄拳』を牽引する素敵なキャラだと思っています。このふたりにタッグを組ませることで、いままでのシリーズをひとつの中に入れられることができればいいなと思いました。(CG映画を)作っているときは、『鉄拳 タッグトーナメント2』のことは知らなかったんですけどね(笑)」(佐藤氏)

 そこへすかさず、『鉄拳 ブラッド・ベンジェンス』の英語版で、シャオユウを演じたキャリー・キャラネンさんとアリサを演じたクリスティナ・ヴィーさんが登壇。「『鉄拳』に出演できて光栄です!」と感慨深げな面持ちだった。

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▲『鉄拳 ブラッド・ベンジェンス』の紹介をするのは原田氏。

▲シナリオ担当の佐藤大氏もゲスト出演。

▲シャオユウを演じたキャリー・キャラネンさん(中央)とアリサを演じたクリスティナ・ヴィーさん(右端)。

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 最後に話題は、『鉄拳 ハイブリッド』のことへと。『鉄拳 ハイブリッド』には映画本編と特典映像と『鉄拳 タッグトーナメント HD』が同梱されることは既報の通りだが、さらなるコンテンツとして『鉄拳 タッグトーナメント 2 プロローグ』も入ることが明らかに。それは、まさに「どうですか? こんなにお得なパッケージは見たことないでしょう?」と原田氏が断言するほどの豪華仕様。この『鉄拳 タッグトーナメント 2 プロローグ』は、“プロローグ”と銘打たれてはいるもののゲームシステムとしてはフルに入っているとのこと。キャラやステージは数キャラ入っており、単にアーケード版の一部を切り取った……というわけはなく、特別に映画のコスチュームやデビルのデザインなど、アーケード版でも遊べないモデルが入っているのだとか。「開発チーム一同、がんばって作っているので楽しみにしていてください」と原田氏。

 セッションの最後にiPhoneユーザーに飛びっきりのサービスが。iPhone版『鉄拳 』が来場者に無料で提供されるというのだ。しかも永遠に! 無料化のタイミングは、原田氏のTwitterでつぶやかれるとのことなので、ファンの方はそちらに注目を。

 バンダイナムコゲームスの格闘アクションの充実ぶりをうかがわせるセッション。てんこ盛りの内容に来場者も大満足だったようです。ちなみに、会場で公開された『鉄拳 ブラッド・ベンジェンス』の動画は、“鉄拳チャンネル”で閲覧可能(→こちら)。気になる方はぜひご覧になってみてください。

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▲ゲスト出演した声優さんのおふたり。イベントのあとでショートインタビューを敢行したので、後日紹介予定です。お楽しみに!

[Comic‐Con International 2011の関連記事はこちら]
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