戸田恵梨香にロッチがリベンジを宣言――『ぷよぷよ！！』CM完成披露会

ゲーム DS

2011年7月14日のソフト発売に併せて放送を開始する、ニンテンドーDS用ソフト『ぷよぷよ！！』のテレビCM。その完成披露会が開催され、女優の戸田恵梨香、お笑いコンビのロッチが登場した。

●戸田恵梨香「ロッチは子どもより弱い（笑）」

　今年20周年を迎えるセガの看板パズルゲーム『ぷよぷよ』シリーズ。その最新作、ニンテンドーDS用ソフト『ぷよぷよ！！』が、2011年7月14日に発売される。15のルールに24名のキャラクター、ペアから最大8人までで遊べる通信機能など、アニバーサリーにふさわしい盛りだくさんの内容となっている。

　ソフト発売に併せて放送を開始するCMでは、芸能界屈指の『ぷよぷよ』好きで知られる女優の戸田恵梨香を前作『ぷよぷよ7』に引き続いて主演に迎え、お笑いコンビ“ロッチ”との共演も含めて全3パターン制作。こちらも20周年にふさわしい豪華内容に仕上がっている。2011年7月13日、そのCMの完成披露会が都内で開催。ゲストとして戸田、ロッチの中岡創一、コカドケンタロウも登場した。

　戸田はシリーズ20周年について「20年間も遊ばれているなんて本当にすごい。難しいルールがなくて、大人も子ども素直に楽しめるし、かわいいキャラクターがいるのも愛される理由でしょうね」とコメント。また、3種類制作されたCMを会場で見ながら、収録時の様子を振り返った。

　ひとつ目の“いまどきのギャル篇”では、タイトルにある通り戸田がいまどきのギャルたちと対戦。ちなみに戸田の登場は事前に出演者たちへ伝えられていなかったそうで、CMではサプライズ入場に驚くギャルたちの様子も見ることができる。「彼女たちからはパワーをもらいました。ギャル語も教えてもらいましたし（笑）」と、『ぷよぷよ！！』を通じてすぐに打ち解けたことを明かした。このCMでは、ぷよを消して数字を0にするとスロットが停止して、“フィールドこうかん”や“おじゃまぷよクリア”など、さまざまな効果が発生する新ルール“スロット”で4人対戦を行ったのだが、戸田はその新ルールを「本当におもしろい！」と絶賛。「一瞬たりとも余裕がなくて、集中しないと負けちゃう。戸惑うけど夢中になれます」と話していた。


＜いまどきのギャル篇＞

　子どもたちと共演した“わんぱく子供たち篇”では、定番ルール“ぷよぷよフィーバー”で8人対戦。しかし、その内訳は戸田ひとりと7人の子どもたちという構成で、かなりの腕前を持つ戸田だが「一瞬でやられてしまいました（笑）」とのこと。ちなみに、こちらもギャル篇と同じく戸田の登場は出演者へ事前に教えられていなかったのだが、反応が意外に薄くて「あ、すごくみんな大人なんだなって思いました」と感じたエピソードを披露した。


＜わんぱく子供たち篇＞

　そして3つ目のCMが、お笑いコンビのロッチと共演した“ロッチ篇”。戸田の突然の登場に驚く中岡とコカドをよそに、ペア対戦を仕掛けて10連鎖を決めてあっという間に立ち去る……という内容で、戸田の実力とロッチの微妙な腕前が一瞬で理解できるものに。実際、ロッチは「子どもたちより弱かったです（笑）。おじゃまぷよも来ないし、完全にひとりで遊んでいる感じでした」とかなり歯応えのない相手だったようだ。


＜ロッチ篇＞

▲ロッチのコカドケンタロウ（左）と中岡創一（右）。

　ここでステージにはロッチのふたりも登場。言われっぱなしのふたりは「戸田さんが強すぎるんですよ！」（コカド）、「僕らメインのCMと聞いていたんですよ！」（中岡）と反論（？）する。しかし、それも負け犬のなんとやらで、負けた罰として司会から立ったままでのトークを命令され、素直にそれに従っていた。3人揃ったところで、スクリーンではCMのメイキングを上映。ここでまたしてもロッチに残念なできごとが。ギャル篇、子供たち篇に続いてロッチ篇が……と思いきや、なぜか映像は子供たち篇で終了してしまう。この仕打ちに中岡は「なんで僕ら呼ばれたんですか！」と思わず叫んでいた。また、今回のCMはロッチにとって初の主役級CMだったのだが、収録が一瞬で終わってしまったことに触れ、コカドは「がんばろうと思ったけど、がんばれなかった。ここに来るまであれは夢だったのかと思っていましたよ（笑）」とコメント。中岡も「俺、ひとことも喋ってないよ……」と収録を振り返った。


▲何かと必死なロッチのふたりを前に、思わず苦笑する戸田。

　CMでも完成披露会でも散々な目に会ったロッチだったが、これで逆に闘志を燃やしたのか「もう1回やりたいと思う」（中岡）と最後にコメント。「30周年で、戸田さんにリベンジしますよ」（コカド）と宣言していた。

▲兄の会社で『ぷよぷよ』の新作が出るたびに大会が行われているという話を紹介し、「そういうのってすごくうれしいし、広がってくれるといいですね」と最後の挨拶で話していた。

（C）SEGA

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