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【Androidおすすめアプリ】Androidで本格RPGを探している人は要チェック！『エターナルゾーン　オンライン』

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●平和の影で蠢く邪神崇拝と戦う正統派ファンタジーRPG

　『エターナルゾーン　オンライン』は、ケータイ専用のMMO（多人数参加型）RPGとして好評を博していた作品のAndroid移植作。神々に祝福された世界"エバン"を舞台に、プレイヤーは一介の冒険者となり、各地を旅しながらモンスターと戦ったり、街の人々からの依頼に応えたりしつつ、たくましく成長していく。

　本作の背景として、この世界はモンスターを生み出す邪悪な破壊神の信徒との長い戦いに勝利してしばらくのちの時代を舞台としている。各国は戦争の傷痕から復興しつつあるものの、各地で生き残ったモンスターが跋扈し、また新たに破壊神を信仰する勢力も生まれつつあるという不穏な状態が続いている。プレイヤーもクエストを進めるにつれて、それら闇の勢力の陰謀に深く関わることとなるのだ。

●感謝の言葉「ありがとう」は、協力プレイの基本

　本作の特徴をひとことでまとめるなら、“わかりやすく、オーソドックス”に尽きるだろう。少しでも日本産のRPGに触れたことのある人間なら、大半が戸惑うことなく、本作の世界に入っていくことができるのではないだろうか？　オーソドックスと言うと｢陳腐｣だとか「底が浅い」と誤解する人がいるかもしれないが、けっしてそんなことはない。　その根拠となるのは、"パーティープレイ"と"自由度"だ。


▲戦闘の合間にチャットキーで仲間とコミュニケーションとりつつプレイするのも、MMOならではの醍醐味だろう。

　MMORPGである本作は、他のプレイヤーと合計3人までパーティーを組んでプレイすることができる。ソロプレイ用としてもバランスのとれたゲームではあるが、やはりMMOの華と言えば多人数プレイ。壁役のファイターや囮となるスカウトが敵を引きつけつつ、背後からメイジが強力な魔法を唱え、クレリックが傷を癒す……というMMORPGの鉄則が巧みに機能する様は、｢モバイル端末でよくぞここまで」と感心するほど。

　また、装備する武具やスキルの習得に関しても、クラス固有のものを除くと非常に自由度が高い。極論すれば、メイジが重い鎧を着て前線で長剣をふるったり、ファイターが杖を手に魔法で遠距離戦を挑むことも不可能ではないのだ（無論、クラスごとに向き不向きはあるのだが）。

　さまざまな意味で、"MMORPGの入門向け"であると同時に、MMORPG慣れした人にも楽しめる仕様を搭載した本作。ファンタジー系の世界が嫌いでないなら、一度体験してみてはどうだろうか？

■基本操作

　Android版は、タッチパネルに再現されたソフトキーで操作することになる。方向ボタンで上下左右はもちろん斜め方向の移動も可能。また、1・2・3ボタンで画面内のターゲットを指定し、味方やNPCに話しかけたり、敵に攻撃を仕掛けたりすることができる。


▲1・3ボタンで画面内のターゲットを切り替え、2ボタンでは自分を指定する。アイテムやスキルの使用対象も1・2・3ボタンで指定することになる。

　オンラインRPGでは必須とも言える、ショートカット機能も、もちろん完備。4～9の数字ボタンが、アイテム画面、スキル画面などの呼び出しに対応しているほか、"0ボタン＋1～9ボタン"と"*ボタン＋1～9ボタン"の合計18種類のショートカットに、よく使用するアイテムやスキルなどを登録しておくことが可能。また、パーティープレイ用に、一連の会話メッセージを登録しておくこともできる。


▲ショートカットの設定方法も簡単なので、気軽に登録して使いこなすのが、本作を楽しくプレイする秘訣だ。

　ゲーム開始にあたって、プレイヤーはファイター（戦士）、メイジ（魔道士）、クレリック（神官）、スカウト（義賊）というファンタジー世界ではおなじみの4つのクラス（職業）からひとつを選び、また性別や髪の色、肌の色などを決めることで、自分の分身となるキャラクターを作成する。最初は上記の4つのクラスしか選べないが、一定の条件を満たすことで、各クラスごとにふたつずつある上級職に転職することも可能だ。


▲たとえば、素早さに優れた物理アタッカーであるスカウトには、その特色をより突き詰めた"ローグ"と、弓による遠隔攻撃を得意とする"レンジャー"という、方向性の異なる上級職が用意されている。これは他のクラスでも同様。

　各地の街で人々に話しかけると、さまざまな依頼（クエスト）をされる。依頼を受けるか否かは原則的には自由だが、中には転職に必須だったり、世界の動向に関わるような重要なクエストも存在している。ときには複数のクエストが連動しているケースもある。


▲特定のモンスターを倒したり、アイテムを届けたり、あるいは目的の人物と会話するだけで進行したりと、クエストの内容はさまざま。

　街の外では、徘徊するモンスターを指定して、決定ボタンを押すことで戦闘に突入し、プレイヤーキャラクターは自動的に一定間隔で攻撃を仕掛けることになる。ただし、モンスターの中には、プレイヤーを発見したら積極的に戦闘を仕掛けてくるものも存在する。
　また、各キャラクターが持つ戦闘用のスキルも使用できるが、ほとんどのスキルは再使用可能になるまで一定の時間が必要となるので、使うタイミングをはかる必要があるだろう。


▲本作では、魔法もスキルの一種として扱われる。また、魔法は魔法屋で買うことで覚えられるので、ファイターやスカウトが使用することも可能だ。