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マイクロソフトのフィル・スペンサー氏がE3の手応えを語る

ゲーム Xbox 360
E3会場のマイクロソフトブースにて、マイクロソフト コーポレーション コーポレート バイスプレジデント マイクロソフトゲームスタジオ担当のフィル・スペンサー氏にインタビューを実施。

●『Halo(ヘイロー)』のリメイクはXboxのニュージェネレーションのために

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 2011年6月7日〜9日(現地時間)、アメリカ・ロサンゼルスにて開催中の世界最大のゲーム見本市E3(エレクトロニック・エンターテインメント・エキスポ)2011。同イベントのマイクロソフトブースにて、マイクロソフト コーポレーション コーポレート バイスプレジデント マイクロソフトゲームスタジオ担当のフィル・スペンサー氏にインタビューを実施した。Xbox 360 E311 Media Briefingでのさまざまな発表について、その狙いに迫る。

――まず、『Halo(ヘイロー)』をリメイクする意図についておうかがいしたいのですが。

フィル・スペンサー(以下、フィル) いい質問です(笑)。『Halo(ヘイロー)』の1作目はXboxで発売されましたが、それから10年経ち、『Halo(ヘイロー)』を知らないXbox 360ユーザー、ニュージェネレーションはたくさんいます。HD画質で楽しめるので、『Halo(ヘイロー)』を体験してきたユーザーにもオススメですよ。

――人気シューティングゲーム『Crysis』シリーズを手がけるCrytekスタジオの『Ryse』はKinect(キネクト)専用タイトルなのですか?

フィル いえ、まだ決まっていません。トレーラーでは、Kinectを使ったプレイの様子を公開しましたが、コントローラーでの操作になる可能性もあります。今後、ゲームが完成に近づき、その全容が見て判断することになると思います。ちなみに、発売はまだ少し先で今年ではないですよ。

――『Kinect: Disneyland Adventures』はカジュアル層を意識した作品だと思うのですが、任天堂が強いファミリー層に対抗したいということもあるのですか?

フィル とくにそういうことではないんですが、現在、Xbox 360はKinect(キネクト)によって、より多くのタイプのユーザー層がいます。『Kinect: Disneyland Adventures』はファミリー向けタイトルの中心に位置するタイトルになるでしょう。

――インディーズゲームとして発売された『Minecraft』がKinect対応ゲームとしてリリースされることにも驚きました。

フィル 『Minecraft』はあと1年の内に発売する予定です。何百万という『Minecraft』ユーザーがXbox 360にやってくることに期待しています。

――昨年東京ゲームショウで発表された日本で作られているKinectタイトルの現状は?

フィル 順調ですよ。私は今年も東京ゲームショウに行く予定で、そこで何かしら報告できると思います。

――今回のE3で任天堂やソニー・コンピュータエンタテインメントから新ハードの発表がありましたが、ご感想はいかがですか?

フィル Wii Uに触ってみましたが、楽しかったですよ。コントローラを持った感じがよかったですね。重さもちょうどよく、動かしたときの反応も、トリガーの触り心地もよかった。PlayStation Vitaにはまだ触っていません。

――いまXbox 360でオススメのタイトルは?

フィル Xbox ARCADEの『Insanely Twisted Shadow Planet』です。これはぜひやってみてください。おもしろいですよ。

――では、最後に日本のユーザーに向けてメッセージを。

フィル 日本にはたくさんの友だちがいます。大震災においては心からお悔やみ申しあげます。いま日本はたいへんな時期だと思いますが、それを乗り越え、さらに強い国になると信じています。我々は、日本のクリエイターの方々といっしょに皆さんの力になるような作品をリリースしていきたいと思っていますので、期待して待っていていただければと思います。

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