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『ソニック ジェネレーションズ』はすべてのソニック世代に贈るタイトルに【E3 2011】
ゲーム インタビュー●20周年でしかできないタイトル!
飯塚プロデューサーは、本作のコンセプトを「20年の歴史を1本で遊べる」と解説。その発端は「20周年でしかできないタイトルを作ろう」と思ったことによる。結果として本作は、クラシックなソニックと3D化してからの新しいソニックがともに登場するユニークなタイトルに。
たとえばデモでは『ソニックアドベンチャー2』の“City Escape”をモチーフにした面がプレイされたのだが、往年の2D横スクロールアクションと3Dアクションの2バージョンを収録しているのだ。“City Escape”は本来3Dでデザインされているので、つまり、2Dステージは完全に新規に作られていることになる。
トラックやスケボーといった“City Escape”オリジナルの要素は残しながらも、まったく新たな生命を吹き込まれたステージ。これは飯塚氏にとっても新鮮なことだったようで、開発チームのレベル(ステージ)デザイナーが、かつて飯塚氏らがデザインぢたものをベースにどんなステージを仕上げてくるのかが楽しかったとのこと。もちろん3Dアクションのステージも新規に設計されており、飯塚氏の言葉を借りれば「(オリジナルを)知っている人にも、想像を超えるような驚き」を与えるものになっている。
『ジェネレーションズ』というタイトル通りに、ソニックと時代を共有した人すべてに向けられた本作、プレイステーション3版とXbox 360版が『青の冒険』、ニンテンドー3DS版が『白の時空』とサブタイトルがつけられているのだが、ニンテンドー3DS版では何と携帯ゲーム機でのソニックにオマージュを捧げたものになっているとか。ちなみに、ソニックシリーズとしては初となるFIGS(フランス語、イタリア語、ドイツ語、スペイン語)対応となっているそうで、全世界にも向けられているわけだ。シリーズを彩ってきたサブキャラクターたちについても、「できるだけ全員出したい」と語る飯塚氏。盛大にオールスターで20周年をお祝いすることになりそうだ。本作は海外で2011年11月、日本では2011年冬に発売予定。
(C)SEGA
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