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『モンスターハンターDynamic Hunting』開発者に緊急インタビュー！　ヴィジュアルパッドを採用しなかった理由とは？

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●こだわったのはアクションゲームとしてのおもしろさ

　ついに配信されたカプコンのiPhone/iPod touch向けアプリ『モンスターハンターDynamic Hunting』。今回、ファミ通Appでは本作を手がけたプロデューサーの手塚武氏に緊急インタビューを行った。

★ダウンロードはこちら（App Storeに接続します）

カプコン
CS開発統括大阪制作部
MC開発室長
手塚武氏

――今作のコンセプトは？

手塚　“誰でも手軽にいきなりおもしろい”です。「もしモンスターハンターがアーケードゲームだったらどうなるか？」をテーマに開発しました。

――シリーズのどの作品がベースとなっているんですか？

手塚　ゲーム自体はそもそも全然違うものですが、世界観やモンスターのグラフィックについてはiPhone版の制作を開始した当時の最新作『モンスターハンターポータブル2nd』をイメージしています。

――『ストIV』などで採用されて好評なヴィジュアルパッドとは違うインターフェースを採用した理由は？

手塚　家庭用ゲーム機の『モンスターハンター』は深い知識を持ったプレイヤーが長時間じっくり楽しむゲームで、それをiPhoneで再現するのはいろんな意味で無理があると考えていました。iPhoneに最適な新しい遊びを提案する以上は操作性もそれにあわせて刷新するべきだと考え、試行錯誤の上で今回の形になりました。

――タッチ、スライドの操作でもちゃんと『モンハン』してますね。“再現”という点ではどの部分がいちばん苦労されましたか？

手塚　再現とは少し違いますが、アクションゲームとしてのおもしろさにはこだわりました。操作性の良さ、アクションの気持よさ、クリアの喜びなど、ゲームの基本となるところは何度も見直しました。

――装備がセットで作れるなど、iPhoneならではの要素がありますが、ほかにもありますか？

手塚　一番大きなところは操作方法ですが、他にも一見さんでも戸惑わないように極力シンプルに変更しました。シンプルなゲーム性でも何度でも遊べるようにモンハンの奥深さの一端を感じてもらえるようにしました。

――収録モンスターの数は？

手塚　現時点では非公開としております。

――アドオンの内容は？

手塚　アドオンを購入しなくともクリアできますが、興味がある人は一度調べてみてください。アクションゲームが苦手な人でもクリアーが格段に楽になるアイテムがあります。

――マルチプレイをするといいことはありますか？

手塚　アクションゲームが苦手な人はうまい人と一緒にプレイすると強いモンスターを狩ることができて、その素材ももらえるのでうまい人を誘って遊ぼう！

――今後のバージョンアップで、武器の追加、モンスターの追加などはありますか？

手塚　ナ・イ・ショです。