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グリーのグループ会社OpenFeintがAndroid向けのアイテム課金型アプリ開発ツールの提供を開始

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●グリーの北米グループ会社が収益性の高いスマートフォン向けアプリ開発を支援

グリー株式会社は、グループ会社のOpenFeint（オープンフェイント）社が、iOS向けに加え、Androidの“In-appBilling”にも対応したアイテム課金を実装するための開発ツール“OFX”を開発し、そのβ版を提供開始することを発表した。β版は、登録のあった一部のゲームデベロッパーに配布される予定。

＜以下、リリースより抜粋＞

　現在、「Facebook」などでPC向けにアイテム課金型のソーシャルゲームを展開するデベロッパーは、そのモバイル対応を急速に進めています。その一方で、従来からモバイル端末向けゲームを提供してきたデベロッパーは、プレイ料金が基本的に無料で、アイテム課金で売上をあげる新しい収益モデルの導入を進めています。このような背景から、2011年2月、Google社はAndroid向けアプリ内課金システム「In-appBilling」を発表しました。

　今回、OpenFeint社がβ版を提供する「OFXforAndroid」は、「In-appBilling」を活用するアプリがより高い収益が生み出せるようにするものです。デベロッパーは、仮想通貨や仮想アイテムの販売、売上管理、リアルタイムの効果分析など、アプリ内でのアイテム課金に必要な仕組みを容易に実装することができます。

　OpenFeint社CEOジェイソン・シトロンは、「『In-appBilling』は、クレジットカードのような決済手段を提供しているシステムであり、それを有効活用するには仮想通貨や仮想アイテムを販売する仕組みが必要です。『OFXforAndroid』は、その仕組みを全てのデベロッパーが構築し、DAU（DailyActiveUsers）が何百万に達したときでも安定して運用できる拡張性を提供します」と述べています。

　「OFXforAndroid」β版を利用するゲームは、Google社の「In-appBilling」を決済システムに使用します。携帯電話決済をはじめとするその他の課金システムは、アップデート時に提供予定です。OpenFeint社では、現在、アイテム課金型のゲームを開発・提供する、β版に参加希望のデベロッパーを募集しています。

　OpenFeint社は、現在、Android向けのゲーム開発に注力しています。2011年初めには、中国のゲーム開発・運営会社The9社（ザ・ナイン、本社：中国上海、会長兼CEO：シュジュン）と提携し、質の高いゲームを作り出す目的で1億USドル規模の投資ファンド「Fund9」（ファンドナイン）を立ち上げました。また、4月には中国におけるAndroid向けゲームの新しい配信チャネル「The9GameZone」（ザ・ナイン・ゲーム・ゾーン）を提供開始することを発表しています。

　OpenFeint社について
OpenFeint社は、全世界で約7,500万ユーザーが利用する世界最大級のスマートフォン向けソーシャルゲームプラットフォーム「OpenFeint」を提供しています。「OpenFeint」は、iOSおよびAndroid向けゲームにランキングやアチーブメント、友人との対戦機能やフォーラム/チャットなどのコミュニティ機能を追加でき、約19,000社のゲームデベロッパーに提供されています。AppStoreのゲームカテゴリで1位にランキングされた実績のある「TinyWings」をはじめとする計5,000以上のゲームが、「OpenFeint」に対応しています（2011年4月現在）。また、米国内で過半のシェアを有する2大通信キャリアとのパートナーシップを発表するなど、今後7,500万ユーザーからさらなる拡大を見込んでいます。OpenFeint社は、2011年4月22日に、グリーの米国子会社GREEInternationalを通じて完全子会社となりました。OpenFeint社に関する詳細は、こちらからご確認下さい。