秋葉原PCゲームフェスタ最終日のステージにて、『スタープロジェクト』の制作発表会が開催

2011年4月29日から5月5日まで、東京・秋葉原のベルサール秋葉原で開催中の“秋葉原PCゲームフェスタ”。最終日となる2011年5月5日のステージで、『スタープロジェクト』の制作発表会が開催された。

●『スタープロジェクト』制作発表会第1部

　2011年4月29日から5月5日まで、東京・秋葉原のベルサール秋葉原で開催中の“秋葉原PCゲームフェスタ”。最終日となる2011年5月5日のステージで、Webブラウザゲーム『スタープロジェクト』(配信元:WeMade Online)の制作発表会が開催された。

　韓国の女性から絶大な支持を得ているアイドル育成シミューレーションゲーム『スタープロジェクトオンライン』。その日本版『スタープロジェクト』の制作発表会は2部構成で行われた。第1部では、Atoonzのイ･ジニ氏とWeMade Onlineのチョウ･ユニ氏、八木彩氏が登壇。3名が挨拶をした直後、｢僕を紹介しないで会を進めるつもりかい？｣と会場内に謎の声が響きわたり、会場はざわめきに包まれた。そんな中登壇したのは、本作のメインキャラクターのひとり“トリアンダーフィロ･ブレ･キュアノス(トリアン)”の声を演じる三木眞一郎さん。自らが声を演じたトリアンについて、竜騎士というファンタジー世界のキャラクターが乙女ゲームに登場し、さらにトップスターを目指すという不思議さを楽しんでほしいと語っていた。また、イ･ジニ氏は、三木眞一郎さんを起用した理由について、三木さんの声が韓国でも人気であることと、トリアンの難しいキャラクター設定に声のイメージがピッタリと合っていたことを挙げていた。実際に収録に立ち会った八木氏によると、三木さんの演技は、制作陣がイメージしていた以上のハマり具合だったそうだ。第1部の最後には、ほかの登場キャラクター全32人の音声の収録は終了していることが告げられ、日本でのサービス開始が間近であることを窺わせた。


▲左から順に八木彩氏、チョウ･ユニ氏、イ･ジニ氏、三木眞一郎さん。	▲三木眞一郎さんの演じるトリアン。

●『スタープロジェクト』制作発表会第2部

　続いて行われた第2部では、第1部のスペシャルゲスト三木眞一郎さんに代わって、サブキャラクターの声を演じた下和田ヒロキさん(立花悠役)、堂坂晃三さん(加藤栄太役)、江口拓也さん(小林陸役)の3名が登壇。ゲームシステムやキャラクターの詳細を紹介した。イ･ジニ氏は本作の魅力について語り、“カッコいい男子が多数登場すること”、“現実の世界で雨が降るとゲーム内の世界でも雨が降るといったリアリティー”、“自分でアイドルを育成する楽しみ”、“韓国初の恋愛シミュレーションがオンラインでプレイできること”を挙げていた。


▲左から順に、下和田ヒロキさん(立花悠役)、堂坂晃三さん(加藤栄太役)、江口拓也さん(小林陸役)。サブキャラクターは、メインのシナリオやミニゲームで重要な役割を持つとのこと。


▲主人公のライバルとなるアイドルグループ“デュエルス”のメンバー。日本版で初めて音声が導入された。	▲バラエティー番組の敏腕プロデューサー。韓国の開発チームのメンバーのひとりがモデルだとか。	▲ペットショップの店員。八木氏曰く、年下好きの女性には堪らないキャラクターとのこと。

●『スタープロジェクト』のゲームシステム

　本作は韓国･Atoonz社が開発し、日本でWeMade Onlineが運営するWebブラウザゲーム。韓国のSNSサイト内の人気で1位になったこともある、大人気恋愛シミュレーションだ。インターネットに接続する環境とPCがあれば、いつでもどこでもプレイできる。プレイヤーの目的は、芸能プロダクションのマネージャーとなりキャラクターをトップスターにすること。日本版では、メインキャラクターの“浅黄桐矢”、“赤羽蓮”、“トリアン”の3人でプレイすることができ、サービス開始後は、4人目、5人目のキャラクターやイベントなどが、随時追加されていく予定だ。また、日本でのサービス開始に当たり、マップや背景イラストなどはオリジナルバージョンに変更され、コスチュームも日本独自の仕様になる。なお、『スタープロジェクト』公式サイトでは、オープンβのテスターを募集中。募集期間は5月11日まで、ハンゲーム同時開催のオープンβテストは、5月12日15時から5月16日15時まで実施。日本での正式サービス開始に合わせて、mixiアプリでも遊べるようになる予定だ。詳しくは、公式サイトで確認してほしい。


▲メインキャラクターの3人。オープンβテストでは、浅黄桐矢のみ使用可能とのこと。


▲公開された東京のマップ。お台場や秋葉原など、実在する街をもとにデザインされている。

●発表会の最後にはサプライズイベントも！

　発表会の最後にはサプライズイベントとして、じゃんけん大会が実施された。登壇者と来場者がじゃんけんで対決をし、勝ち残ったひとりに三木眞一郎さん直筆サイン入り『スタープロジェクト』特製ポスターがプレゼントされるというもの。これには来場者も大喜びで、最後まで勝ち残った来場者はイ･ジニ氏にも勝利し、特製ポスターを獲得したのだった。豪華声優陣、3000以上のボイス、100枚以上のイベントCGやイラスト、30話からなるメインストーリーなど、コンシューマゲームからの脱却を目指し、妥協を許さない姿勢で開発が進められている『スタープロジェクト』の制作発表会は、こうして幕を閉じた。