“スパIV AE X スパIV 3DE 春の陣”が開催! 新情報の発表も

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2011年5月1日、アーケードで好評稼働中の対戦格闘ゲーム『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション』(以下『スパIV AE』)の公式大会“春の陣”が、プラサカプコン入間店にて開催された。当日は強豪選手のはか、現役プレイヤーの芸人“流れ星”のふたりや、バラエティー番組などで『スパIV』プレイヤーと知られる“ いけだてつや”さんといったゲストが参戦し、イベントを盛り上げていた。

●新情報の発表も!

 2011年5月1日、アーケードで好評稼働中の対戦格闘ゲーム『スーパーストリートファイターIV アーケードエディション』(以下『スパIV AE』)の公式大会“春の陣”が、プラサカプコン入間店にて開催された。当日は強豪選手のはか、現役プレイヤーの芸人“流れ星”のふたりや、バラエティー番組などで『スパIV』プレイヤーと知られる“ いけだてつや”さんといったゲストが参戦し、イベントを盛り上げていた。

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 同イベントでは、アーケード版『スパIV AE』公式モバイルサイトが、androidケータイに対応したことと、“『スパIV AE』夏の陣”の開催が決定したことが新情報として発表された。公式モバイルサイトは、android対応だけに留まらず、iPhone、androidケータイのどちらからも、Wi-Fiを使ってのアクセスが可能になり、キャリアの通信状態に左右されにくい環境が構築された。スマートフォンユーザーにとって『スパIV AE』がより身近なものになることだろう。また、早くも発表された“夏の陣”は、対戦格闘ゲームの祭典“闘劇”とのコラボレーションもアナウンスされた。すでに『スパIV AE』は闘劇開催種目に選ばれているが、闘劇とはまた別の展開が予定されているようだ。ちなみに、夏の陣の詳細は、後日公式サイトにて公開予定。

 “闘劇”でおなじみのコーリー氏の司会でイベントは進行。まず、開会式では、『スパIV AE』のアシスタントプロデューサーである綾野氏が大会の流れとルールを説明。さらに、家庭用『スパIV AE』について、「ダウンロード版は2011年6月7日発売予定と、パッケージ版よりも早く発売されるので、前作『スパIV』を持っていて少しでも早く遊びたい方にオススメです」と紹介。一方、パッケージ版については「こちらも前作『スパIV』のより1000円も安い価格設定となっています」と、お手ごろな価格をアピールしていた。

ここで、流れ星のふたりと助っ人のDIORさん、いけだてつやさん、竹内兄妹の竹内経宏さん、風人雷人の平岡伸也さんらゲストが入場。流れ星の瀧上さんは「前作はアーケードで“MASTER”までやり込みました。」と語り自信を覗かせたが、相方のちゅうえいさんは「1発はヨガファイヤーを決めたい」とやや弱気。そして、いけだてつやさんは「メチャクチャ気合が入っている。」「『スパIV』をやるために生まれてきた後輩を助っ人に呼んでいる」と、竹内兄妹の竹内経宏さん、風人雷人の平岡伸也さんを紹介し、こちらも勝つ満々のようだった。この後、綾野氏による「『スパIV 3Dエディション』×(クロス)『スパIV AE』、春の陣行くぞー!」という掛け声とともに大会がスタート。

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開会式の様子。右の写真は、流れ星のちゅうえいさんによるダルシムのモノマネ。

アーケード版『スパIV AE』の大会に先駆けて行われたのが、ニンテンドー3DS用ソフト『スーパーストリートファイターIV 3D Edition』(以下、『スパIV 3DE』)を使用した32名参加による個人戦トーナメント。使用キャラクターは、ユン、ヤン、フェイロンの多いアーケード版『スパIV AE』と異なり、参加者の半数以上がガイルを使用していた。これは、下画面をタッチするだけで必殺技やウルトラコンボなどをコマンド入力なしにくり出せる新機能を搭載している『スパIV 3DE』ならではの現象といえる。この新機能を活用することで、コマンド入力に“溜め”を必要とするガイルのサマーソルトキックや、ソニックブームといった強力な必殺技がワンタッチで出せるためだ。

多くの選手がガイルを使用する中で会場を大いに沸かせていたのが、サイキョーブログことアシスタントマネージャーの綾野氏その人だ。使用キャラはハカン。ソニックブームなどの飛び道具をオイルスライディングですり抜けつつ攻撃し、強力な投げ技で相手の反撃を誘い、そこにウルトラコンボを決めるという戦法で対戦相手を苦しめていた。大会は、そんな綾野氏を破り、ガイル同キャラ対決でも勝利を収めたDIOR選手が『スパIV 3DE』トーナメントを制し、“2011 スパIV 3DE覇王”の称号を手にした。

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『スパIV 3DE』トーナメントの模様。ゲスト選手はもちろん、綾野氏もふ〜選手を倒すなど、大会の盛り上がりにひと役買っていた。

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流れ星が助っ人として呼んだガチプレイヤーDIORさんが『スパIV 3DE』で優勝。

 続いて行われたのが、アーケード版『スパIV AE』を使用した団体戦トーナメント。試合は3人1組の勝ち抜き戦で行われる。大会には、芸人チームやカプコン選出による強者チーム、2011年1月〜3月にかけて行われた公式イベント“猛者発掘キャラバン”の上位入賞者で構成されたチーム、さらに当日枠による複数チームが参加した。

 使用キャラクターは、一般的に強いと言われているユン、ヤン、フェイロンを使うプレイヤーが多かった。しかし、まことやいぶきといったキャラクターが会場を沸かせるシーンもあった。とくに、猛者発掘キャラバンで強者プレイヤーを倒している“めろ選手”のまことは、ワンチャンスで相手を仕留める強烈なラッシュで会場を熱狂させていた。

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試合の実況はかげっちさんが担当。

大会は、流れ星のふたりと助っ人のDIORさんのチームと、いけだてつやさん、竹内兄妹の竹内経宏さん、風人雷人の平岡伸也さんのチームによるゲスト対決からスタートした。『スパIV 3DE』のトーナメント後に「ガードという機能があることを知らなかった」とコメントするほどの初心者、ちゅうえいさんは、当然の如くあっさり先鋒戦で破れてしまう。しかし、「前作はアーケードで“MASTER”までやり込みました。」と語っていた瀧上さんが、その実力をいかんなく発揮。しゃがみ弱パンチからの百烈張り手で相手を牽制し、近付いたら大銀杏投げを決めるというテクニックを披露し、竹内兄妹の竹内経宏さん、風人雷人の平岡伸也さんを難なく倒す。そして、大将のいけだてつやさんのザンギエフとの対決ではウルトラコンボを決められる危うい場面もあったが、勝負強さをみせて勝利をもぎ取り、3タテを達成。助っ人のDIORさんを出すことなく流れ星チームが2回戦進出を決めた。対戦後の瀧上さんは「がんばって優勝します」と力強く宣言した。

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ゲストチーム対決の様子。

流れ星チームのつぎの相手は、猛者発掘キャラバンにて強者プレイヤーとして組み手を担当した“いたざん選手”のいる強豪チーム“高モチベ”。先鋒戦は、流れ星の瀧上さんのE・本田と、全国ランキングトップ10に名を連ねる“ふ〜選手”のフェイロンが激突。「うまいとはいえ芸人さんでは全国トップクラスのプレイヤーには歯が立たないだろう。」そんな雰囲気が会場を包んでいたが、いざフタを開けてみるとお互い残り体力わずかとなる接戦となった。お互いが1ラウンドづつ取った3ラウンド目、“ふ〜選手”のフェイロンが体力をリードして試合を有利に進めていた。誰もがふ〜選手の勝利を確信していたそのとき、残り体力がわずかの瀧上選手が起死回生のスーパーコンボを決めて体力を五分に戻す白熱の展開に。会場に緊張に包まれる中、瀧上さんが渾身のEXスーパー頭突きを放ったがあえなくガードされてしまい、万事休す。ふ〜選手が反撃を決めて接戦を制した。名勝負をくり広げたふたりには場内からは拍手が送られていた。試合は、このまま助っ人のDIOR選手、ちゅうえい選手をふ〜選手が倒し、3タテで高モチベが勝利した。流れ星チームに勝利した“高モチベ”は、準決勝を3タテ、決勝戦を3-1と危なげなく勝利して優勝を収めた。

優勝した高モチベのメンバーには、アシスタントプロデューサーの綾野氏より賞状が手渡され、後日特別称号“2011 [春の陣]制覇”の特別称号が付与されることとなった。

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流れ星チーム対高モチベの様子。瀧上さんとふ〜選手の試合は、間違いなく今大会のベストバウトだった。

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大将のちゅうえいさんは、突然腹痛で試合を辞退したいという言い出す始末。

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決勝戦の模様。優勝チームがメンバーと勝利のよろこびを分かち合う。

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表彰式の様子。右の写真が優勝した高モチベ。

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