PS3用ソフト『CLANNAD‐クラナド‐』が2011年4月21日に発売、ショップごとのオリジナル特典も充実

●プレイステーション3版ならではの要素も充実

　2011年4月21日にプロトタイプから発売予定のプレイステーション3用ソフト『CLANNAD‐クラナド‐』。その最新情報が飛び込んできた。ここでは、リリースをもとに、同作の魅力に迫る。また、ショップごとのオリジナル特典の画像も公開されたので合わせて紹介する。

　『CLANNAD‐クラナド‐』は、『Kanon』、『AIR』を送り出したビジュアルアーツのブランド“Key”が送る、恋愛アドベンチャーゲームの第3弾です。Windows版が2004年4月に発売されて以来、その人気の高さから、TVアニメや劇場用映画、ゲームを原作とする漫画、サイドストーリーを描いた小説やドラマCD、サウンドトラックなどの音楽CD、キャラクターグッズなど、多数のメディアに登場してきました。家庭用ゲーム機ではプレイステーション2版、PSP版、Xbox 360版と順々にリリースされ、ビジュアルアーツ公式携帯サイト内ではケータイアプリとしても大好評配信中です。

　“家族”というテーマを通して人と人との絆を描いた壮大なシナリオ、美しいグラフィックと感動の音楽によって空前の大ヒットとなった『CLANNAD‐クラナド‐』。あらゆるメディアを感動で包み込んだ名作が、満を持してプレイステーション3に登場です！

◆プレイステーション3版の特徴

・HD画質による、高解像度グラフィック
　プレイステーション3版『CLANNAD‐クラナド‐』は、1280×720ピクセルのHD画質で、感動の物語を高精細なビジュアルで堪能できます。

・ドルビーデジタル（5.1ch）対応
　かねてより評判の高い『CLANNAD‐クラナド‐』の音楽をドルビーデジタル5.1chで再構成。美しい音楽をより感動的に演出します（通常ステレオバージョンとの切り替え可）。
　また、フルボイス（主人公除く）の音声の一部も対応させ、臨場感が大幅にアップ。春原が絶叫とともに引きずられ、早苗さんが泣きながら駆け抜けて行きます！

・スピンオフショートストーリー“光見守る坂道で”配信
　原作のPC版を手掛けたkeyみずからの手により書き下ろされた『CLANNAD‐クラナド‐』のスピンオフストーリー集“光見守る坂道で”全16話をゲーム本編の進行に合わせて、有料ダウンロードが可能になります。
　物語は『CLANNAD‐クラナド‐』に登場するキャラクター各々にスポットを当てたショートノベル。ダウンロードコンテンツは、『CLANNAD‐クラナド‐』本編のBGMとゲーム同様のキャスティングによる声優の音声に加え、人気イラストレーター、ごとP氏の描くビジュアルが加わり、観て聴いて楽しむ映像付きドラマCDになっています。

◆ストーリー

「はぁ」
ある地方都市の丘の上に建てられた高校。校門へと続く長い坂道を前に、
その日、3年生になったばかりの主人公、岡崎朋也はためいきをついた。

「はぁ…」
別のためいきに振り返ると、同じ3年生の、だけど見慣れない少女が立っていた。彼女の名は、古河渚。

初対面のふたりは、ほんの少し言葉を交わしただけで、お互いが少し救われた気持ちになり、ひとりでは登れなかった坂道を上がり始める……。
そこから始まる物語は、その町で暮らす人々を温かく包み込みながら、未来へと続いて行きます。

◆ゲームシステム

　本作は、ゲーム中に出てくる選択肢で物語の展開が変化するアドベンチャーゲームです。開始直後のプロローグ部分は共通ストーリーとなりますが、序盤から様々な分岐が始まり、エンディングは数十種類にもおよびます。また、特定のストーリーを見ることにより、新たなストーリーが現れ、世界観も広がっていきます。
　そのため、全ルートをくまなく見る（声を聞く）ためのゲームプレイ総時間は200時間を超えます。

◆登場キャラクター

・岡崎朋也（おかざきともや）
主人公。舞台となる町の進学校に通う3年生。父親とふたり暮らし。
毎日のように学校を遅刻しているため、校内では不良として扱われている。
スポーツ特待生だったが、父親との些細ないさかいで怪我をし、その傷がもとで未来を絶たれる。
進学もすでに諦めていて、受験勉強に勤しむクラスメイトたちを斜に見ている。

・古河渚（ふるかわなぎさ）声：中原麻衣
主人公と同じ学校の3年生。
長期休学から復学を果たした日、校門へと続く長い坂の下で思い悩んでいるところ、主人公と出会う。学校ではたくさんの困難が待ち受けていたけど、主人公とともにがんばっていく。
若干人見知りの気があるが、いつも一生懸命。こうと決めたら折れない強さもあるが、いつも他人のことを思いかばっている。

・藤林杏（ふじばやしきょう）声：広橋涼
主人公と同じ学校の3年生。
口が悪くおおざっぱな性格をしているけど、面倒見のいい女の子。隣のクラスで委員長をしている。2年のときは、主人公と同じクラスだった。内緒で校則違反となるバイク通学中。
おとなしい妹の椋とはちがい、活発なキャラクター。

・一ノ瀬ことみ（いちのせことみ）声：能登麻美子
主人公の同級生で、学年トップの秀才。でも、授業に出ずに図書室で本を読んでいることが多い。
ちょっと浮世離れしていて、会話が噛み合わないことが大半だが、人のいうことはちゃんと聞いている。

・坂上智代（さかがみともよ）声：桑島法子
舞台となる学校に、この春から編入してきた2年生の女の子。
この学校では隠しおおせているが、じつは、男が束になってもかなわないぐらいケンカが強い。
主人公からすると年下だが、ぜんぜん年下らしくない。

・伊吹風子（いぶきふうこ）声：野中藍
「自分で言うのもなんですが、可愛くできました」
主人公の通う学校の１年生。いつもひとりで、ナイフ片手に木片を彫っているおとなしい印象の女の子。できあがった彫刻を、できるだけたくさんの人にプレゼントしたいと思っている。

・宮沢有紀寧（みやざわゆきね）声：榎本温子
忘れられた資料室に籠もっている2年生。
学校のこと、町のことをよく知っている。とても礼儀正しく、主人公のことを先輩と呼ぶ。

・藤林椋（ふじばやしりょう）声：神田朱未
主人公と同じクラスの女の子。隣のクラスで委員長をしている姉の藤林杏とは双子の姉妹。姉と違い、消極的でおとなしいが、やっぱりクラス委員長をしている。
占いが好きだけど、絶対に当たらない。

・春原陽平（すのはらようへい）声：阪口大助
主人公の悪友。スポーツ推薦で入学してきたが、ケンカをやらかして停学、そのまま退部に追い込まれる。
それからは怠惰な学校生活を送ることに。
主人公とは春原的には親友。主人公的にはパシリ（？）。

・古河早苗（ふるかわさなえ）声：井上喜久子
渚の母。娘の渚と同じくらい子供っぽい性格で、泣き虫。
パン屋の仕事を手伝う傍らで、小学生を集めて勉強を教えたりしている。

・古河秋生（ふるかわあきお）声：置鮎龍太郎
渚の父。妻の早苗と共にパン屋を自営。
不良少年が更生しそこねて、そのまま大人になったような性格で、口は悪くおまけに少し下品。
でも、近所の人たちには好かれているらしく、暇を見つけては、近所の子供たちと野球をしている。

・相楽美佐枝（さがらみさえ）声：雪野五月
春原が暮らしている学生寮の寮母。
元気な姉御肌で、寮生たちのよき相談相手。主人公たちの通う学園のOGでもあり、本人曰く、「学生時代は清楚な美少女」だったらしい。

・芳野祐介（よしのゆうすけ）声：緑川光
電気工の青年。かつては音楽で飯を食っていたらしい。
その時の癖が残っているのか、たまにロックな魂を叫ぶ。

・伊吹公子（いぶきこうこ）声：皆口裕子
風子の姉。3年前まで、同校で美術の教師をしていた。
どんな人に対しても優しく接することができ、渚が学校で唯一慕っていた人物だった。

・春原芽衣（すのはらめい）声：田村ゆかり
春原の妹。
利口でちゃっかりものだけど、本当は兄思いの女の子。田舎から兄の元を訪ねたため、新しいものを見ると目を輝かせる。
元ロックバンドのギター、現・街の電機屋さんの芳野祐介（よしのゆうすけ）の大ファン。

・柊勝平（ひいらぎかっぺい）声：白石涼子
神出鬼没の少年。町の至る所に現れる。本人曰く、人生の目標は「男らしく生きること」。

◆初回生産分特典

原作を手掛けたKeyみずからの手によって書き下ろされた『CLANNAD‐クラナド‐』のスピンオフストーリー“光見守る坂道で”。
プレイステーション3版『CLANNAD‐クラナド‐』の初回生産分には、こちらをドラマCD化した“光見守る坂道で”（1〜4巻・全16話）から、5つのストーリーをダイジェスト版として収録したスペシャルCD（音声のみ）が特典として付いてきます。
※特典の在庫につきましては、各店舗様にお問い合わせください。

◆ショップごとのオリジナル特典

　以下に、『CLANNAD‐クラナド‐』のショップごとのオリジナル特典を紹介する。どこで入手したらいいか迷ってしまいそうだ。

▲キャラアニ.comのテレホンカード。	▲ゲーマーズ全店は枕カバー。	▲ソフマップ全店のテレホンカード。

▲メッセサンオーのフォトカード3枚セット。

	▲WonderGOO各店はB2サイズのタペストリー。

※特典の数量には限りがございます
※詳細につきましては各店舗様へお問い合わせ下さい

（C）2011 Key/VisualArt's /PROTOTYPE
（C）2011 Key/VisualArt's/PROTOTYPE イラスト ごとP

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