六本木ヒルズにボカロが登場!?　Y2×VOCALOID CAFEオープン

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2011年3月3日、東京都にある六本木ヒルズテレビ朝日本社イベントスペース“umu”にて、2011年3月9日までの期間限定で“Y2×VOCALOID CAFE”がオープンした。

●VOCALOID（ボーカロイド）の文化を六本木から発信

▲VOCALOIDのキャラクターに扮したスタッフが接客してくれる。こちらの写真はインターネット社のVOCALOID“Lily（リリィ）”のコスプレをしたお姉さん。クオリティー高いです！

　2011年3月3日、東京都にある六本木ヒルズテレビ朝日本社イベントスペース“umu”にて、2011年3月9日までの期間限定で“Y2×VOCALOID CAFE”がオープンした。

　Y2 PROJECTとは、ヤマハが“Yamaha meets You”をコンセプトに推進している開発プロジェクト。VOCALOID（ボーカロイド）はヤマハが開発した歌声合成システム全般のことを指す。動画などで人気の『初音ミク』は、このVOCALOIDを使用したソフトのことだが、現在ではそのキャラクターや歌のジャンルまで含めてVOCALOIDと呼ばれるようになっている。

　Y2×VOCALOID CAFEでは、“例のネギチャーハン”(500円[税込])、“メグポのオススメ健康ジュース”(300円[税込])などの特別メニューが食べられ、VOCALOIDのキャラクターが給仕してくれる。それに加えて、Y2 PROJECTの新製品の体験スペースや、VOCALOID関連グッズの販売スペース、セガのアーケードゲーム『初音ミク Project DIVA Arcade』のプレイスペースが設けられており、ステージでは毎日さまざまなイベントが催される予定だ。


▲VOCALOID製品やCDのほか、ぬいぐるみやTシャツなども販売。		▲『初音ミク』の楽曲が流れるリズムゲームも体験可能。

　また、3月3日には、Y2×VOCALOID CAFEのお披露目会が行われ、Y2プロジェクト代表の田邑元一氏が挨拶。「すでにVOCALOIDの認知度が高い秋葉原ではなく、六本木という場所で開催することで、よりVOCALOIDの文化を広められれば｣と意気込みを語った。そのほか、ヤマハの新商品の発表や、豪華ゲストを迎えてのライブなどが行われ、六本木の夜を盛り上げた。


	▲「VOCALOIDの文化を肌で感じてほしい」と田邑氏。	▲VOCALOIDの生みの親であるヤマハ研究開発センターの剣持秀紀氏。現在開発中の最新VOCALOID製品「VY2」の声をちょっとだけ披露し、会場を沸かせた。ちなみに氏が着ているのは、自身の顔イラストをプリントした特製Ｔシャツ。物販スペースで販売中だとか。


▲株式会社DETUNEの佐野信義氏も登場。自身が手掛けたニンテンドーDSの音楽ツールソフト『KORG M01』をアピール。	▲佐野氏、パイオニア株式会社の平山孝太氏（中央）、有名ボカロP（プロデューサー）の小林オニキス氏（右）によるライブ。小林氏の代表作『サイハテ』を演奏した。