『デッド オア アライブ ディメンションズ』プレイインプレッション――【ニンテンドー3DS体験会】

ゲーム ニンテンドー3DS
任天堂が、2011年1月8日から10日まで幕張メッセで開催中の“NINTENDO WORLD 2011 ニンテンドー3DS体験会”で、プレイできたソフトのインプレッションをお届け。

●立体視と相まってお色気も数割増

0106dod02

 今回体験できたのは、ストーリーが楽しめる“CHRONICLE”と、コンピューター戦を勝ち抜いていく“ARCADE”のふたつのモード。係のお姉さんの勧めもあって、まずは“CHRONICLE”モードをプレイすることに。
 “CHRONICLE”モードはかすみ編の導入部で、プレイヤーはかすみを操り、追い掛けて来るあやねと対戦する。デモシーンの途中では、あやねの「抜け忍」というセリフに呼応して、下画面に用語解説が表示される。シリーズを知らない人への、なかなか心憎い配慮だ。もちろん、イベントシーンも立体視に対応。かすみとあやねが対峙した後は、対戦に移行、勝利するとかすみがヘリコプターに飛びついて脱出するところまでが描かれ、体験終了となった。

 ここからは、“ARCADE”モードも含めて、対戦してみてのインプレッションをお届けしよう。
 操作面での目玉は、下画面にコマンドが表示され、タッチすることで技が自動的に出る“デジタルインスト”。一度に下画面に表示される技の数は7種類で、攻略記事のコマンド表を見ている感覚。タッチするだけで技が出るというのは、遊ぶ前は安直に感じたのだが、これが予想以上に楽しい。とくに、コマンドが入力が難しい投げ技などを、ミスなくサクッと出せるのがうれしい。もちろん、ただ技を出すだけでは勝てないので、そこから先は間合いやタイミング、駆け引きなどが重要になってくるわけだが。ちなみに、コマンドリストの右側には、投げやホールド、ガードのボタンも配置され、タッチでの操作に対応。ダウン後の起き上がり攻撃なども上・中・下段のものが、そしてコマンド投げの投げ抜けもボタンが表示され、タッチ操作で出せるようになっている。
 もうひとつ感心したシステムが、たとえばボタン入力で→Pと入力した場合、そのコマンドから始まる技が下画面に表示されるのだ。本作では、キャラクターごとにかなりの数のコマンド技が用意されているが、いろいろな技を試すことができるし、コマンドを確認のわずらわしさが軽減されるなど、非常にありがたいシステムだ。
 『デッド オア アライブ』シリーズと言えば、スピーディーな攻防が醍醐味のひとつだったが、自分の腕前以上にそれが楽しめるような配慮がなされているように感じた。

 さて、最後に回してしまったが、おそらく気になっている人も多いと思われる“胸の揺れと立体視”について触れておこう。いや、胸に触ることはもちろんできないのだが。
 結論から言うと、場面によってはなかなかグッとくるものあった。なかでも、ティナとラ・マリポーサが勝ちポーズを取っているときとか!(とくに第2コスチューム!!)。画面に向かって前かがみになるのだが、立体視と相まって“お色気が数割増”といった感じ。過度な期待は禁物だが、一度は見てみてほしい新鮮な感覚だ。(Text by レゲー秋山)

0106dod09
0106dod10

※ニンテンドー3DSの3D映像は本体でしかご覧いただけません。画面写真は2D表示のものです。

(C)TECMO KOEI GAMES CO., LTD. Team NINJA All rights reserved. ※画面は開発中のものです。

ソーシャルブックマーク

  • Yahoo!ブックマークに登録

評価の高いゲームソフト(みんなのクロスレビュー

※ ブログ・レビューの投稿はこちら!ブログの使い方

この記事の関連URL

この記事の個別URL

その他のニュース

Switch『スーパーモンキーボール バナナランブル』先行レビュー! おサルを転がし家族や友だちとワイワイ楽しめるパーティエンターテインメント

シンプルなゲーム性ながら熱中度抜群のアクションゲーム『スーパーモンキーボール バナナランブル』。その先行プレイレビューをお届け!

【『戦場のフーガ』開発記録】『インターミッション』第45回

サイバーコネクトツー松山社長が『戦場のフーガ』の開発秘話を赤裸々に解説する『インターミッション』。第45回をお届け。

【ザラキと月のほのぼのひとコマ】『チェイサーゲーム』シーズン2 外伝 レディのたしなみ編

アニメ業界の闇に切り込む内容となったシーズン2の『チェイサーゲーム』は、実在のゲーム制作会社サイバーコネクトツーを舞台にしたゲーム業界お仕事マンガ。シーズン2の外伝 レディのたしなみ編を掲載。

『ヴァガンテ』Switch版・PS4版が4月25日に発売。最大4人で財宝が眠る危険なダンジョンに挑むローグライクアクション

ローグライト・プラットフォームアクション『ヴァガンテ』のSwitch版/プレイステーション4版が4月25日に発売。

漫画家・ぱげらった制作のホラーアドベンチャー『妄想凶ザナトリウム』家庭用ゲーム機/Steam版が4月26日発売。海水浴エピソードを新たに収録

ケムコは、ホラーアドベンチャー『妄想凶ザナトリウム』Nintendo Switch、プレイステーション5(PS5)、プレイステーション4(PS4)、Xbox Series X|S、Xbox One、PC(Steam)版を2024年4月26日(金)に配信開始する。

ギャグ漫画『ELDEN RING 黄金樹への道』第42話公開。ラダーンとの激闘がついに決着を迎える!

アクションRPG『エルデンリング』をもとにしたギャグ漫画作品『ELDEN RING 黄金樹への道』が、“COMIC Hu(コミックヒュー)”にて2024年4月19日に更新され、新たに第42話が公開となった。

スシローで『【推しの子】』コラボが4月24日より開催。B小町の3人が公式アンバサダーに就任。限定シール付き監修スイーツや寿司が登場

テレビアニメ『【推しの子】』と回転寿司チェーン店・スシローのコラボキャンペーンが2024年4月24日より開催。作中に登場するアイドルグループ・B小町のメンバーが公式アンバサダーに就任。

MMORPG『HIT : The World』本日(4/17)正式サービス開始。1000万円山分けイベントや最強ボス最速討伐イベントなど、3つの記念企画を同時開催

ネクソンは、スマートフォン、PC(Windows)向けMMORPG『HIT : The World』をサービス開始した。