【特集コラム】11月の米ゲーム市場、Kinectと「Call of Duty」新作が大ヒット

 エンターブレインと提携する米調査会社のNPDによると、2010年11月の米ゲームソフト、ハードおよび周辺機器の合計市場規模は、対前年比9%プラスの29億5000万ドルとなったことがわかった。ハード市場は2%プラスの10億800万ドル、ソフト市場は4%プラスの14億6000万ドル、注目の新アイテムが発売された周辺機器市場は、同69%プラスの4億1330万ドルで絶好調となっている。

 

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NPDのアナリスト、Anita Frazier氏によると、携帯機のハード、ソフト以外はすべてプラス成長で、11月の実績としては過去最高だったという。これまでの最高は、音楽、ダンスゲームがヒットした2008年11月だったが、それを約3000万ドル超える結果となった。

 ソフト市場は、「Call of Duty: Black Ops」が月間1位を獲得、全機種合計840万本と、発売月では史上最高の出足となった。ゲームソフト累計販売本数史上でも、7位となっている。同作品は、11月の総ソフト販売本数の25%を占めた。なお音楽、ダンスゲームは「Just Dance 2」「Dance Central」の恩恵を受け、対前年同月比38%プラスとなった。11月のソフトランキングは以下の通り。

 周辺機器市場を見ると、Xbox 360の周辺機器は、金額ベースで全体の60%を占めている(トップ10中、5アイテムがXbox 360の周辺機器)。中でもKinectは月間1位で、2010年(1−11月)にもっとも売上高を稼いだアイテムになっている。

 年末商戦も大詰めとなった米国市場、12月の動向から目が離せない。

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