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今年も数々のサプライズが――“LEVEL5 VISION 2010”詳報

ゲーム
レベルファイブの発表会“LEVEL5 VISION”が今年も開催。その内容は、恒例の(?)サプライズが立て続けに飛び出すものに!

2010-10-20

●レベルファイブは新たなステージへ

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 レベルファイブは2010年10月19日、都内にあるイベントスペースゆうぽーとホールにて、同社発表会“LEVEL5 VISION 2010”を開催した。2007年にスタートし、いまやゲームファンのあいだではすっかり恒例となった“LEVEL5 VISION”。今年も事前に抽選で選ばれたユーザーに向け、レベルファイブが手掛ける話題作の最新情報や新規タイトルの発表、そしてこちらもまた恒例のサプライズが提供された。なお、今回の発表会では10タイトルを超える作品の情報が明らかに。レベルファイブ代表取締役社長の日野晃博氏と各タイトルのクリエイターがともにプレゼンするという形で進行した。

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 盛大な発表会のオープニングを飾ったのは、いよいよ2010年12月9日の発売が迫ってきたニンテンドーDS用ソフト『二ノ国 漆黒の魔導士』。スタジオジブリとの共同開発、魔法使いの指南書という設定の書籍“マジックマスター”(ゲームに同梱)を使って物語を進めるという、過去に例のない取り組みで注目を集めている本作だが、今回のプレゼンではそのマジックマスターの新たな使い道と、新システムがお披露目された。

 これまで明らかになっていたマジックマスターの使いかたといえば、ゲーム中の魔法やモンスターについて調べるという情報収集的なものだったが、じつはゲーム中に登場する数多くの謎解きにおいてもマジックマスターはプレイヤーをサポートしてくれるのだ。チーフディレクターを務める本村健氏とマジックマスターのディレクターを担当した丸屋教子氏が紹介したのは、“マタタビ荘”という宿に泊まると訪れることができる夢の世界。ヒョロっとしたスタイルの喋るうさぎ、逆流する滝などいかにも夢の中といったデザインから成るこのフィールドでは“夢の案内人”から主人公に対してさまざまなナゾが投げかけられてくる。それを解く手助けになるのがマジックマスターというわけだ。今回のデモプレイでは、宝箱を開けるためのナゾで使用。意味深なメッセージとマジックマスター内に描かれた夢の世界のマップに隠された情報をもとに答えを導くという流れで、ゲームと本を照らし合わせながら遊ぶ感覚は確かにいままでにないものとなっていた。

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 新システムでは、仲間にした魔物“イマージェン”の詳細が明らかに。プレイヤーとともに戦ってくれるイマージェンの種類は350体以上存在し、そのすべてが育成可能なのだ。イマ―ジェンは成長に合わせて徐々に進化。「かわいがればかわいがるほど、強い存在になっていく」(日野)という。また、ワイヤレス通信を利用すれば、友だちとイマージェンの交換や対戦を行うことも。プレゼンでは本村氏と丸屋氏の対戦が披露され、イマージェンの配置がキモとなる戦闘システムも紹介された。ニンテンドーDSの機能である“すれちがい通信”を使った新システムも発表に。“旅するタマゴ”と呼ばれるこのシステムでは、旅の途中で手に入る不思議なタマゴをすれちがい通信を使ってほかのユーザーと交換するというもの。そして、受け取ったほかの人の卵は、割ることで中からアイテムやイマージェンなどを入手することができるのだ。ただし、割るには“タマゴポイント”というものを消費。これはタマゴを誰かと交換することで貯まるので、ときには誰かから受け取ったタマゴを割らずに、再び誰かへ渡すという必要性が出てくる。

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 そのほか、「壮大なRPGであることを象徴するもの」(日野)として船、カジノの登場も発表された。乗り物についてはほかにも「皆様が想像しているものは入っています」(同)とのことなので、いろいろと期待が膨らむところだ。また、ソフト発売後1年間を通じてアイテムやクエストを配信する“魔導士通信”も紹介され、さらにテレビCMに人気子役の芦田愛菜が出演することも明らかに。「3年間の苦労が詰まった、本当に壮大なRPGになりました。ぜひ年末は『二ノ国』を楽しんでもらえればと思います」という日野氏の言葉とともに、大ボリュームのプレゼンは終了となった。

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▲ゲームのパッケージも公開。また、プレイステーション3版『二ノ国』が鋭意製作中であることも日野氏より報告された。

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 続いて紹介されたのは、レベルファイブを代表するタイトル『レイトン教授』シリーズの最新作、ニンテンドー3DS用ソフト『レイトン教授と奇跡の仮面』(2010年春発売予定)。「いままでのシリーズとはひと味違うというところをお見せしたいと思います」という日野氏の力強い宣言に続いて上映されたプロモーション映像では、高校生時代のレイトンの姿、松任谷由実が手掛けるテーマソング『Mysterious Flower』という新情報が早くも明らかにされた。日野氏いわく今回の『レイトン教授』では現代のレイトンと過去の高校生時代のレイトン、ふたつの時間軸で平行してストーリーが進行し、「シリーズ全体に仕掛けられた謎が、少しずつ明かされる」という。その壮大なストーリーを彩るのが『Mysterious Flower』。日野氏は松任谷由実という世代を越えて愛されるアーティストの魅力によって「いままで『レイトン教授』に興味を持っていなかった人にも遊んでいただけるのでは」期待を寄せている。

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▲主要キャストふたりからのビデオメッセージも上映された。

 『レイトン教授と奇跡の仮面』の見どころのひとつと言えばニンテンドー3DSによる裸眼3D立体だろう。ステージではデモプレイが公開されたが、スクリーンでの紹介となったため残念ながら裸眼3Dのレイトンはおあずけとなった。とは言え、ゲーム内容は「途中で全部作りなおしましたので、かなりすごい内容です(笑)」と日野氏が自画自賛する通り、これまでのシリーズから質、ボリュームの両面で大幅にパワーアップしたものとなっていた。たとえば、これまではイラストだけで表現されていた会話シーンが、本作からは3Dポリゴンのキャラで描かれることに。動きにはモーションキャプチャーが採用されており、非常にいきいきとした仕上がり。一方で、デモプレイを行ったディレクターの鈴木純氏によれば「絵のよさを生かした『レイトン』をなくしたくない」というコンセプトもあるそうで、キャラの配置や色彩は従来までのイラストに沿ったものとなっている。また、直感的に操作できる新しくなった調査画面、365日配信される“日刊ナゾ通信”も発表に。日野氏はそれらの要素がすべて裸眼3Dで楽しめること強く主張し「ぜひ実物を見ていただきたいので、もう少しだけお待ちください」とコメントした。

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 コミック、アニメ、関連グッズとさまざまな展開を行っている『イナズマイレブン』シリーズは、「いまやもっとも子どもたちに愛されている作品であると自負しています」と日野氏が語るとおり、『レイトン教授』とともにレベルファイブを牽引するタイトルだ。同シリーズのプレゼンでは『イナズマイレブン3 世界への挑戦!! ジ・オーガ』(2010年12月16日発売予定)のオープニングムービー上映に加えて、ゲームの物語が12月23日公開の映画『劇場版イナズマイレブン 最強軍団オーガ来襲』と連動することが明かされた。さらに、今年の6月に開催されたファン感謝祭の第2弾が、2010年12月12日に千葉県の幕張メッセで開催されることも発表に。日野氏からは「新作がココで発表されるかもしれません」と、司会者いわく“台本になかった”ミニサプライズも飛び出した。また、ケータイで展開中の“イナズマイレブンモバイル”にて、11月1日からブラウザーゲーム『イナズマイレブン バトルコレクション』も展開されるとのことだ。

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▲ゲームのオープニングテーマ『気合いでハリケーン』を歌うT-Pistonz+KMCのライブも実施された。

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 『イナズマイレブン』と同様に多彩なメディアミックスを予定している、PSP(プレイステーション・ポータブル)用ソフト『ダンボール戦機』(2011年3月17日発売予定)。ゲーム、アニメ、マンガ、プラモがほぼ同時に展開されるという点では、『イナズマイレブン』以上の爆発力が期待できそうなコンテンツだ。ステージでは2011年春にバンダイから発売予定のプラモ“LBX アキレス”のイメージ映像とゲームのプロモーションムービーが上映。また、ゲームについては、すべてのパッケージにプラモデルが同梱されることが発表された。まったく異なる商品形態で展開される『ダンボール戦機』だが、「ゲームのクリエイターがしっかり絡んで展開する」と日野氏が語るとおり、世界観やキャラクター造形についてはかなり気を配っているようだ。

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 2008年の“LEVEL5 VISION”にて発表された新ブランド”ATAMANIA(アタマニア)”シリーズの第3弾、ニンテンドーDS用ソフト『ミステリールーム』(2011年春発売予定)のプレゼンも実施された。シリーズで初めて原作を持たない本作は、理論と仮説だけで推理を進めていく新しいタイプのゲーム。事件現場に被害者、容疑者、凶器といったさまざまなアイコンをはめ込み、仮説を重ねていくというもので「事件の再現フィルムを自分で作っていく」(日野)というプレイ感覚になるそうだ。サウンドを担当するのは古代祐三氏。

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 レベルファイブがiモードで展開しているゲームポータルサイト“ROID”でも新たな動きが。まず、2010年12月9日よりコミュニティー要素がより強化され、3Dアバターや友達リスト、公式コミュニティ、あしあと、日記といった機能が追加され、それに合わせて『二ノ国 ホットロイトストーリーズ 第1章〜オリバーとマーク』が配信される。同作は今後登場予定のNTTドコモの新端末にプリインストールされ、先行で体験することも可能だ。さらに、『イナズマイレブン』初の携帯アプリ『イナズマイレブン ダッシュ』が12月23日より配信される。

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 ROID関連ではサプライズ発表も飛び出した。同コンテンツの中でもとくに高い人気を誇るキャバクラ嬢育成ゲーム『キャバ嬢っぴ』が、なんとニンテンドー3DSで登場することに。ジャンルはRPGとなり、人気マンガ、アニメとコラボレーションしてさまざまな大物ゲストも登場し、「キャラクター界の『スーパーロボット大戦』と言えるかもしれません」(日野)という豪華な仕上がりになるという。もちろん従来までの育成要素も引き継がれており、キャラクターを彩るアイテムは1000種類以上を用意される。発売は2011年を予定。

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 昨年のLEVEL5 VISIONでお披露目された、ブラウニーブラウンと共同開発中の『ファンタジーライフ』のプレゼンでは、同作の対応機種がニンテンドーDSからニンテンドー3DSに変更されることが発表。加えて、ゲームの詳細についてもわずかながら公開され、植松伸夫氏が手掛ける21曲のボーカルテーマ曲、イメージイラストを天野喜孝が手掛けること、エンディングを迎えたあともエンドレスで遊べるシステムなどが明らかになった。植松氏からはビデオメッセージも届いており、映像の中で同氏は「ほのぼのとした作品で、自分の新たな面を出せるのではないかと楽しみながら作っています」と語り、「ターニングポイントになる作品にしたい」と意気込みも披露した。

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 そのほか、イシイジロウ氏の最新作『タイムトラベラーズ』の続報、衝撃のコラボ作『レイトン教授VS逆転裁判』も発表。両タイトルのプレゼンについては別記事にて詳しくお届けしているので、そちらを参照してほしい。

『タイムトラベラーズ』に関するイシイジロウ氏のふたつの宣言
『レイトン教授VS逆転裁判』――発表会の詳細をリポート

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 約2時間、怒涛の勢いで発表されたレベルファイブの新作タイトル群。印象的だったのはその半分近くが、2011年2年26日発売予定のニンテンドー3DS向けという点だ。日野氏は「3D立体視という機能を使って新しい遊びができるのではないか」と同ハードにかなりの期待を寄せていることを説明。「これからもレベルファイブは、ゲーム業界をさらに盛り上げて、多くの人々に驚きを与えられる会社でありたいと思っています。また、新ハードも発売されることになり、新しい次元に力強くステップしていきたいと考えています」と力強い意思表明と合わせて、発表会を締めくくった。

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