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ニンテンドー3DS用ソフト体験インプレッション・その3【任天堂カンファレンス2010】
ゲーム ニンテンドー3DS●『パルテナの鏡』のロングインプレッション!
■新・光神話 パルテナの鏡
本作は、クリエイター桜井政博氏が率いる開発チーム“プロジェクトソラ”が手掛けているアクション・シューティング。任天堂の岩田聡代表取締役社長の肝入りで開発チームが結成された経緯に加え、タイトルのインパクト、6月のE3(世界最大規模のゲーム展示会)で初お披露目された際のPVのクオリティーの高さなどから大きな注目を集めているタイトルだ。
ゲームはTPS(三人称視点シューティング)タイプで、空中戦と地上戦が用意されていることは発表済み。体験会では、難度が異なる2バージョンが用意。使用する神器を3種類(撃剣、射爪、衛星)の中から選び、空中戦→地上戦→ボス戦の流れでプレイすることができた。ちなみに武器は、地上戦でそれぞれの特徴が発揮される要だった。
気になる操作法だが、基本はLボタンで“撃つ”、スライドパッドで“動く”、タッチペン操作で“敵を狙うもしくは主人公の向きを変える”だけ。“ため射撃”、“ダッシュ”、“回避”といったアクションも前述の操作の応用でくり出せるが、TPSにありがちな難解な操作は必要ない。ゲームを遊んだファーストインプレッションは、「すこぶる軽快! 気持ちいい! 画面超キレイ!」。とくに空中戦は、敵に照準を合わせて撃つことに集中できる仕様で、すぐに没入できる。地上戦は、スライドパッドとタッチペン操作の併用に若干の慣れが必要だと感じたが、とはいえ直感的に主人公ピットを動かすことが可能。撃つだけではなく、ダッシュで敵に近付き、ズバッと斬り付けるといったアクションも。総じて、物陰に隠れながら注意深く進むといったタイプではなく、プレイヤーが能動的に、ある程度好き勝手に暴れることができるように感じた。
ちなみに3D部分に関してだが、いい意味で、3Dであることはほとんど意識しなかった。あまりに自然な3D描画だからだろう、終始違和感なくプレイできた。
本作の開発にあたり、「スタンダードでありながら斬新」で「マニアックなジャンルだけど誰でも遊べるゲームを目指す」と述べていた桜井氏。確かに、実際にプレイしてみると、その目標に向かって制作されていることがよくわかる。間口は広く、それでいておそらく骨太で、ゲームファンが大喜びしながらプレイできるようなゲームに仕上がるのでは? わずかなプレイ時間ではあったが、そう感じた。本作は間違いなく、ニンテンドー3DSの超期待作だ。
■ウイニングイレブンシリーズ
ピッチから選手、ボールの挙動にいたるまで、じつに自然に、違和感なく3D化されていて非常に驚いたタイトル。従来のシリーズ作以上に迫力があり、“サッカーをしている感”もより強く感じられた。また、リアル傾向の挙動やグラフィックを追求しているゲームだけに、本体性能の向上やスライドパッドの導入は、本シリーズにとってプラス材料。ニンテンドー3DSの性能をしっかりと活用した『ウイイレ』に仕上がる予感がする。
■DEAD OR ALIVE Dimensions
あの『デッド オア アライブ』シリーズが3D化! 最初に書いておくと、胸は3Dで揺れまくり! さすが、期待を裏切りません。完成度的にはまだ顔見せ程度といった印象で、本シリーズならではのスピード感はさほど感じられず。また、3D部分の調整もこれからといったところ。とはいえ、会場でプレイできた3キャラクターに関しては、技もしっかり収録されていて、CPU戦が楽しめた。これからどのようにブラッシュアップされていくのか、大いに期待したい。
■DECA SPORTA EXTREME(デカスポルタ エクストリーム)(仮題)
さまざまな人気スポーツが楽しめる、『DECA SPORTA(デカスポルタ)』シリーズの最新作。会場ではプレイできたのは、相撲とトランポリンのふたつの競技。相撲は、キャラクターを動かしつつ、張り手とつかみで戦うという簡単な内容。つかんでから相手を投げたときに、画面の手前側に飛んでくるような演出が見られた。トランポリンは、ジャンプしたときにタイミングよくAボタンを押し、着地場所を調整するというシンプルなモノ。立体的なトランポリンのアクションが、とても簡単な操作で楽しめた。
■ダブルペンスポーツ(仮題)
タッチペンを両手に1本ずつ持ち、2本のタッチペンで遊べるスポーツゲーム。プレイできたのは、アーチェリーとサッカー。アーチェリーは左手のタッチペンで射出の準備をして、右手のタッチペンで的を狙いつつ矢を打ち込む。慣れるまで的の真ん中に当てるのは難しかったが、実際の的が立っているような感覚が味わえるのは3Dならでは。アーチェリーのような的を狙うゲームと3D描写は相性がよさそうだ。サッカーはキーパーとキッカーが1対1で行うPK戦の形式。左手のタッチペンで助走をつけて、右手のタッチペンでシュートの軌道をコントロールする。自分の放ったシュートの軌道が立体的に見られるのがいいところ。
■マリオカート(仮題)
映像のみの出展。コースをマリオが走っていく映像を見ながら、カメラを自由に操作することができた。コース中にある柱や、転がってくる岩、ジャマをするクリボーなど、さまざまな障害物がそこにあるのが手に取るようにわかった。3D描写が活かされる、さまざまなコースが楽しめそうだ。各種アイテムなどもどのようになるのか気になるところ。
■レイトン教授と奇跡の仮面
迫力満点のアクションゲームと比べると、落ち着いたアドベンチャーゲームは、3Dとの相性はイマイチでは? ……と危惧しつつ遊んで見たら、これがビックリ! 華やかな街の様子を描いた美しいアニメーションムービーに始まり、レイトン教授とルーク少年が会話をしながら歩いているリアルタイムデモ、通常会話シーン。すべてが3Dになることで、これほど楽しげに見えるようになるとは、正直予想以上だった。とくに、通常シーンでも、3Dのレイトン教授たちが身振り手振りを交えながら会話をしてくれるので、観ていて飽きが来ない。そのほか、要所で不意に画面手前にシャッターが下りるような演出があったり、3Dを活かした演出をとことん工夫しているな、という印象を受けた。
さて試遊バージョンは、タッチペンで虫眼鏡アイコンをスライドさせて画面内をくまなく調査。虫眼鏡の色が変わったポイントをタッチすると何かが見つかって、ナゾトキがスタート、という流れ。遊べたのは、迷路を抜けるナゾトキと、ダルマ落としの要領でブロックを整頓し、指定された通りに並べるナゾトキのふたつ。前者は奥行き感が、後者はブロックの立体感がハッキリ感じられるおかげで、全体の構造が把握しやすくなっているように思えた。この分なら、3Dを活かしたナゾトキが充実することが期待できそう!
■STARFOX64 3D(仮称)
『STARFOX64 3D(仮称)』は、懐かしのステージ1、惑星コーネリアを丸々遊ぶことができた。ニンテンドウ64版に比べて、全体に画面がクッキリと鮮やかに見えるな、というのが第一印象。また、3Dのおかげで、敵をガンガン撃ち落とす楽しさが増すことは予想通りだったが、アーチをくぐったり、ブースト&ブレーキをかけたりしたときの迫力は想像以上! リングを取るために、ブレーキを掛けつつムリをしてアーチをくぐり、ギリギリすり抜けたときのスリルは抜群で、まさに手に汗を握る、と言った感じ。単純なドッグファイトよりも、障害物の多いステージほど、3Dの迫力が物を言いそうだ。
■ゼルダの伝説 時のオカリナ 3D(仮称)
プレイできたのは、ゲーム冒頭、デクの樹様のダンジョン。敵やギミックの配置などはニンテンドウ64版とほぼ同じだが、全体に画面がクッキリとしている点や、子どもリンクのモデリングがもっとカワイらしくなっている点など、随所に細かいブラッシュアップが図られているように感じた。
3Dの効果という面では、もともと奥行きや高低差などを活かしたギミックが多く、それらを視覚的にわかりやすいビジュアルで表現していた作品だけに、目覚ましいと言えるほどの差は感じられなかった。しかしボスのゴーマ戦直前の、天井を見上げるとそこに巨大な眼が……というシーンなど、イベント演出の迫力がグッと増しているのは、はっきりと実感できた。
ちなみにニンテンドウ64よりもボタン数が少ないニンテンドー3DSだが、タッチパネルを活用することで、より快適に操作できるようになっていた。下画面には常時マップが表示されているほか、ふたつのアイテムアイコンとマップ、カメラのアイコンも表示されており、ワンタッチで機能を呼び出すことが可能。パチンコなどのアイテムは、X、Yボタンに加えて、タッチパネル上のふたつのアイテムアイコンに待機状態にさせることができるため、つねに4つのアイテムを使い分けられる仕組みだ。多彩なアイテムを使い分けながら攻略していくゲームなだけに、この快適さはうれしいポイントと言えるだろう。
■プロ野球スピリッツシリーズ
今回操作できたのはジャイアンツの小笠原選手のみだったが、顔や体型、バッティングフォームなど、いずれもなかなかの再現度で、さすが『プロスピ』と言ったところ。プレイできたのはホームラン競争モードのみだったが、マウンドとの距離感と、遠くからボールが迫ってくる感覚がじつに新鮮! また、ジャストミートしてホームラン性の打球が飛ぶと、カメラが外野側からボールをフォーカスする角度に切り替わるのだが、強い打球が手前に迫ってくるさまは臨場感があり、3Dの威力が感じられた。
アテンドについていた方のお話しでは、「本当は実在の球場で試遊してほしかったが、残念ながら間に合わず……」とのこと。このあたりは鋭意制作中らしいので、よりリアルになったバージョンで、改めてスタジアムの臨場感を感じてみたいところだ。
■Asphalt 3D(仮称)
GT-Rやフェラーリ、アウディなど、実在の車が登場するレースゲーム。まず車種選択画面で、3Dの車をいろいろな角度からじっくり見られるようになっており、ついつい見入ってしまった。レースは公道で行われるため、ビュンビュン走ってくる対向車をすり抜けながら爆走するのがスリル満点。避けきれずに激突すると、自車が派手に吹っ飛び、凄い勢いで画面手前に飛び出してくる。このときは、思わずビクっとなるほどの迫力が感じられた。
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