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祝10周年、『真・三國無双』コスプレコンテストが開催【TGS2010】

ゲーム

『真・三國無双』シリーズの10周年を記念して行われたコスプレコンテテスト。みんなハイレベルです。

2010-09-19

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●ゲームからそのまま飛び出してきたかのような再現度

　2010年9月16日～9月19日までの4日間、千葉県の幕張メッセで開催された“東京ゲームショウ2010”。コーエーテクモゲームスは、看板アクションゲーム『真・三國無双』シリーズが今年10周年を迎えることを記念して、同シリーズのコスプレコンテストをゲームショウ最終日に実施した。

　ゲーム内容もさることながら、魅力的な登場武将たちが多くのファンを惹きつけていることで知られる『真・三國無双』シリーズ。今回のコスプレコンテストはそんな、キャラクターを愛し、かつコスプレも行っているユーザーの中から我こそは！　と思う人を募り、ナンバーワンを決めようという試みだ。審査員には『無双』シリーズの開発を手掛けるω-Forceのプロデューサー鈴木亮浩と、コスプレイヤー向け雑誌“コスモード”の副編集長を務める山本麻子氏、そして『真・三國無双』シリーズで“超雲”と“諸葛亮”を演じる小野坂昌也が登場。書類選考を経て選ばれたコスプレイヤーたちをひとりひとり、その目でしっかりと見て審査していった。ちなみに、コスプレコンテストはコーエーテクモゲームスのブースで来場者投票も受け付けており、今回の審査員による審査結果と合わせて受賞者を決める流れ。では、ステージに登場した7人のハイレベルなコスプレイヤーたちを、写真とともに順に見ていこう。

＜エントリーナンバー1＞
コスプレキャラ：呂布
名前：皇まなぶさん
コスプレ歴：12年


ウレタンと粘土を使って作った甲冑部分が今回のポイント。制作期間は約3ヵ月。小野坂氏は腰部分についた装飾の作りこみに「これはすげえ！」を連呼。触らせてもらい、ふたたび「これはすげえ！」と叫んでいた。

＜エントリーナンバー2＞
コスプレキャラ：凌統
名前：架杉竜一さん
コスプレ歴：5年


「凌統がきっかけで『無双』が好きになった」という架杉さん。衣装はチャイナ生地を購入して自分で縫い、細部の模様はなんとペンで描き入れているとのこと。ちなみに、本当は曹操が好きらしいです。

＜エントリーナンバー3＞
コスプレキャラ：周喩
名前：陽海竜也
コスプレ歴：15年


『真・三國無双』以前の『三國無双』時代からファンという陽海さん。もっともハマッたのは『真・三國無双2』で「昼夜問わずやり続けました！」とのこと。非常に印象的な腰布部分にある虎の刺繍は、なんと手縫い！

＜エントリーナンバー4＞
コスプレキャラ：ホウ統
名前：とり吉さん
コスプレ歴：TGSデビュー


33歳会社員のとり吉さんは、なんと今回のホウ統がコスプレデビュー。「夢と現実の狭間を過ごすうち、人生に行き詰まりました」というのがコスプレデビューの理由だという。再現度の高い衣装は、すべてオーダーメードで発注して作り上げた。

＜エントリーナンバー5＞
コスプレキャラ：曹丕
名前：みみこさん
コスプレ歴：4年


スラッとしたシルエットが、クールな曹丕のイメージにピッタリなみみこさん。腕のあたりにあるキメ細やかな刺繍は、自分で作ったというから驚きだ。ちなみに今回は“嫁”といっしょに、コスプレコンテンストへ参加。なんとふたり揃ってこのステージまで残ったという。

＜エントリーナンバー6＞
コスプレキャラ：甄姫
名前：ぬぬこさん
コスプレ歴：4年


ぬぬこさんは、前出のみみこさん扮する曹丕の“嫁”である甄姫のコスプレ。露出度の高い衣装は小野坂氏を釘付けに。ちなみに甄姫を選んだ理由は「我が君といっしょにいられるキャラを選びました」とのこと。リアルでもイイ関係のようです。

＜エントリーナンバー7＞
コスプレキャラ：夏侯惇
名前：流斗さん
コスプレ歴：8年


『真・三國無双2』でシリーズに触れ、「これほど好きになったゲームはないです」と熱っぽいコメントを残した流斗さん。髪型、衣装どれを取ってもハイクオリティーで、審査員も感心しきり。「これからも『真・三國無双』と夏侯惇が大好きです！」とキャラ愛をアピールしていた。

　以上ご覧いただいたとおり、数多くの応募者の中から選ばれた10人ということで、そのコスプレはどれもハイレベル。審査員も非常に頭を悩ましたが、最終的に呂布の皇まなぶさんが“ω-Force賞”に、甄姫のぬぬこさんが“スペシャル審査員賞”に、夏侯惇の流斗さんが最優秀賞に選ばれた。流斗さんは「シリーズ10周年の場で、まさか選んでいただけるなんて……」とあまりの感激に言葉を失っている様子だった。