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『ザ・サード バースデイ』の北瀬佳範氏に緊急インタビュー!

ゲーム PSP インタビュー
プレス向けに公開しているスクウェア・エニックスの『ザ・サード バースデイ』。今回、世界で初めてプレイアブル版もお披露目されるということで、取材対応で多忙を極める同作のプロデューサーの北瀬佳範氏に直撃インタビューに応じていただいた。

2010-08-21

●初プレイアブル版には海外メディアも大注目

 スクウェア・エニックスは、2010年8月17日からドイツのケルンで行われているgamescomのビジネスエリアで、プレス向けに『ザ・サード バースデイ』を公開している。今回、海外プレスには、世界で初めてプレイアブル版もお披露目されるということで、取材対応で多忙を極める同作のプロデューサーの北瀬佳範氏に直撃インタビューに応じていただいた。ちなみに、北瀬氏のスケジュールは海外プレスの取材対応でビッシリ埋まっており、海外での注目度の高さを感じさせた。

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――海外のメディアの反応はいかがですか?

北瀬佳範(以下、北瀬) 海外のメディアの方は触った瞬間直感的にオーバーダイブをガンガン使いこなして、やはり海外には親和性は高いのかなと感じましたね。

――FPS(一人称視点のシューティング)やTPS(三人称視点のシューティング)などのシューターが人気ですから、すぐ使いこなせちゃうんでしょうね。

北瀬 皆さん、夢中になってプレイしていただけているので、うれしいですね。

――シューター作品が好きな北瀬さんは『ザ・サード バースデイ』をプレイしていかがでしたか?

北瀬 一般的なシューターは、自分の視点がつねに一定で状況把握がしやすいのですが『ザ・サード バースデイ』はオーバーダイブで瞬時につぎつぎと位置を変えられるので、最初は慌しく感じるんじゃないと思っていたんです。でも、プレイしてみるとまったくそんな事無いですし、むしろ、位置取りを考えることと、やられそうになったときの回避の手段に使えるというふたつの要素も同居していて、新しいプレイ感覚になったなと感じましたね。アヤのHPが0になったとき、倒れ込むモーションがあるんですけど、その最中もオーバーダイブして生き残ることもできるので、緊急回避的に使うこともできますし。

――さきほどプレイさせていただきましたが「やばい!」と思ったつぎの瞬間に「生き残った!」っ感じで緊張感と安堵感が味わえました。身代わりになるNPCには申し訳ない感じですが(笑)。

北瀬 そうですね(笑)。そこは、NPCも倒されないようにうまく立ち回ってもらえれば。また、オーバーダイブは緊急回避に使える一方で、マップを考慮して仲間をこことあそこに配置しようとか、戦略的な部分も楽しめます。

――仲間の配置はステージ前で行うんですか?

北瀬 基本的にはそうですが、戦闘中も、たとえば動かしたい仲間にダイブして、移動してから、またもとの位置にダイブするといったことをすれば戦闘中も配置を変えることはできますね。

――オーバーダイブは位置を変える以外の要素もあることにビックリしましたが。

北瀬 それについてはまだ言えないのですが、システム的にはまだまだいろいろと盛り込んでいますよ。現在、開発は佳境に差し掛かかり、ギリギリの状況ですがすべての仕様を入れるべく全力で開発中です。

――アヤの成長要素もあるようですが、これも本作ならではのシステムになりそうですか?

北瀬 成長システムについてもシンプルなものではなく、ひと工夫がされていて、かなりおもしろいんですが、これも現在で調整中なんです。本当にいま開発は佳境なんですよ。

――『ザ・サードバースデイ』の公式Twitterを見ても、田畑ディレクターのたいへんさが伝わってきますが、同時にすごく楽しそうでもありますよね? 出来上がるものに関してすごく手応えを感じているというか。

北瀬 そうですね。かなり手応えを感じているようです。開発期間は2年くらいになるのですが、いつもそうなんですけど、開発の佳境に入るといろいろなものが完成してきて、一気にクオリティーが上がるんですよ。『ザ・サード バースデイ』は開発チームもコンパクトなので、デザイナーもプランナーもゲーム全体についていろいろと意見を 出し合って、昔のゲーム開発のノリが復活したような雰囲気なんです。みんなでゲームを作っているという感覚は最近はなかなか体験できないので、新鮮でいいのかもしれません。

――好評の公式Twitterのお話しも少しうかがいたいのですが、シャワーシーンの有無について、ファンの方からの質問などがあったり、田畑さんがフォロワーに意見を求めたりされてましたが。

北瀬 あれはどうするんだろう(笑)。CTIの兵士たちが休む部屋として、シャワールームがマップ上にあるところもあるんですが、それを皆さんが期待されている形で使うかどうはわかりません。

――北瀬さんは公式Twitterについて、どのようなご感想を?

北瀬 今日、海外のメディアの方から、「野村さんもいろいろ発言されているので北瀬さんもがんばって発言してください」と言われまして(笑)。そもそも野村も田畑もあんな頻度で発言するとは思わなかったんですが(笑)。海外の方も見てくれているんだなと感じましたね。開発チームも田畑や野村の発言に注目していますし、それに関するユーザーの方の反応で、モチベーションが上がったりしていますよ。

――では、発売に向けての意気込みをお聞かせください。

北瀬 冬はいろいろと強力なタイトルがあって非常に盛り上がる時期だと思いますが、『ザ・サード バースデイ』も期待を裏切らない出来になると思いますので、楽しみに待っていただければと思います。また、『ザ・サード バースデイ』はアヤの新しいシリーズにするという意気込みがあるのでそのつぎにつながる作品に仕上げていきたいですね。個人的には、つぎはHDゲーム機も視野に入れた展開にしていきたいと思っています。

――HDゲーム機! それは楽しみにですね。でも、今回の『ザ・サード バースデイ』もPSP(プレイステーション・ポータブル)とは思えないグラフィックですよね。とにかくキレイで。

北瀬 デザイナー陣ががんばってくれています。PSP史上最高のグラフィクにすべく、高いモチベーションで挑んでいます。

――日本で待っているユーザーは、東京ゲームショウ 2010で試遊ができると期待していていいですよね?

北瀬 まだ、決定ではないですが、発売までに触れていただける機会としては、東京ゲームショウが最後になると思うので、前向きに検討していますよ。


ザ・サード バースデイ
メーカー スクウェア・エニックス
対応機種 PSP(プレイステーション・ポータブル)
発売日 今冬
価格 未定
ジャンル アクションRPG / ガンアクション
備考
(C)SQUARE ENIX CO.,LTD. All Rights Reserved. CHARACTER DESIGN:TETSUYA NOMURA

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