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『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』開発者インタビュー

2010/1/9

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●主人公はマイアイルー!

 

 『モンスターハンター』シリーズ初のスピンオフ作品として注目を浴びるPSP用ソフト『モンハン日記 ぽかぽかアイルー村』(発売日未定・価格未定 カプコン)。本作では、1匹のアイルーとなって、アイルーたちが作り上げていく村で生活を楽しむ“アイルーライフ”が満喫できる。そんな本作の開発のキーマン3人にインタビューを敢行。

 

 

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プロデューサー
辻本良三

プロデューサー
北林達也

アシスタントプロデューサー
 小嶋慎太郎

 

 

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舞台は、個性豊かなアイルーたちが集まる“アイルー村”。この村のアイルーたちは、ポッケ村などにいるアイルーたちと違い、人間の世界とはそれほど深い関わりを持っていない。プレイヤーは、自身の分身となる“マイアイルー”を操作して、この村のアイルーたちとの触れ合い、暮らしていくことになる。

 

 

――まずは、開発にいたるまでの経緯をお聞かせください。

 

辻本良三(以下、辻本) 『モンスターハンター』は、おかげさまで非常に多くの方々に手に取っていただける人気シリーズに成長しました。私たちもいろいろな形で手応えを感じているのですが、その手応えのひとつにアイルーの人気があります。シリーズを重ねるたびに人気が上がっていて、アイルーにスポットを当てたゲームを作りたいと思っていたんですよ。そんな理由もあって、開発することになりました。

 

小嶋慎太郎(以下、小嶋) 個人的には、『モンスターハンターポータブル2nd G』(以下、『MHP2ndG』)に登場させた“オトモアイルー”の成功が大きかったですね。作り手が言うのは少しヘンですが、非常に存在感のある魅力的なキャラクターになっていますから。あるとき、彼らのセリフや動きを何気なく見ていて、「このアイルーたちは、ふだんは何をしているのかな」というイメージが膨らんでいきました。そして、そのイメージを深く掘り下げることで、従来のシリーズとはまた違った、おもしろい作品ができるのではないかと考えるようになったのです。

 

――なるほど。タイトルの名前からアイルーに焦点を絞った作品であることは容易に想像できるのですが、具体的なゲーム内容はいまだ謎のままです。いったいどんなゲームなのでしょう?

 

辻本 ずばり、アイルーのゲームです。

 

北林達也(以下、北林) 正確にはアイルーを集めるのが楽しいゲームですけれど(笑)。ゲームの目的は、プレイヤー自身がアイルーとなって、たくさんのアイルーを村に集めていくことです。村に集まるアイルーが増えると、村が大きくなってできることが増えていく。そんな仕組みになっています。

 

辻本 『モンスターハンター』シリーズには、いろいろなアイルーが登場しますよね。たとえば、いっしょに狩りに出掛けてくれる“オトモアイルー”だとか、料理を作ってくれる“キッチンアイルー”だとか……。本作のおもな舞台となるのは、そんなアイルーたちが暮らす“アイルー村”なのです。アイルー村には、従来作品以上に数多く種類のアイルーたちが集まってきます。それぞれのアイルーの個性も、村の中でうまく表現されていて、その個性を見るのがおもしろいんですよ。もちろん、アイルーたちの個性はゲーム内容にも影響する要素になっています。おもしろい個性を見るために、いろいろなアイルーを集めていくと、少しずつアイルーの生活ぶりが見えてくる。そうした流れを楽しむ作品ですので、従来のシリーズ作品とは雰囲気も醍醐味も大きく異なっています。

 

北林 『モンスターハンター』のスピンオフ作品と言うと、狩るか狩られるかといったスリルや緊張感をイメージされるかも知れません。でも、今回はとてもゆったりとした気分で遊べる内容になっています。

 

――アイルーの住んでいるところと言えば、従来作品の狩猟ステージにあったアイルーの集落を思い出します。

 

小嶋 従来作品に登場したアイルーの集落は、野生のアイルーが暮らしている場所なのです。でも、本作のアイルー村は、また別の場所で暮らしているアイルーたちの村なのです。

 

――アイルーたちのデザインを大きく変えた理由は?

 

辻本 これまでのシリーズに出ているような、少しリアルなデザインも考えたのですが、初めてスピンオフ作品を作るわけですから、今回はチャレンジをしようと思いました。顔を大きめにしたのは、そのほうが表情の変化をつけやすいからです。

 

北林 表情やアクションのバリエーションにはこだわっています。活き活きと動き回る表情豊かなアイルーたちの姿を見せるというのも、本作のテーマのひとつになっていますから。

 

 

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アイルー村には、さまざまな施設が存在する。とは言え、最初からすべての施設が利用できるわけではない模様。施設は、アイルーを集めることで増えていく!?

 

――具体的には、どういった方法で村を発展させていくのでしょうか?

 

辻本 まだ詳しくは言えないのですが、“アイルーを集めていく”という要素が、村が発展する要因になっています。個性豊かなアイルーが集まってきて、次第に村が賑やかになっていくというイメージです。

 

――アイルーが集まることで、結果的に村が発展して、施設が増えていく?

 

小嶋 はい。でも、アイルーを集めたり、村を発展させたりというのは、マイアイルー(プレイヤー)に課せられた義務や使命ではありません。あくまでも、アイルーたちとの触れ合いやのんびりとした生活の流れを楽しんでもらう作品ですから。マイアイルーも村で暮らす1匹のアイルーです。だから、「何したらいいニャ?」なんて具合に、のんびりゆったり楽しめるゲーム内容に仕上げていくつもりです。

 

――今回公開された長屋とギルドは、アイルー村にある施設ですよね。それぞれどんな施設なのですか?

 

北林 長屋は、アイルーたちの住みかとなる場所です。村にいるすべてのアイルーが長屋でいっしょに暮らしているわけではないのですが、新しく村にやって来たアイルーは、基本的にはここに住むことになります。

 

小嶋 ギルドに関しては、人間の村にあるギルドに憧れて、アイルーたちが見よう見マネで作ったという設定になってます。クエストに出掛けるときに利用することになる施設ですね。

 

――アイルーたちを集めるには、クエストをこなす必要がある?

 

北林 いいえ。クエストは、アイルーを集める手段のひとつという感じで、ほかにも方法があります。

 

小嶋 アイルーが村にやってくる要因はいろいろです。たとえば、「マタタビが10個あったら、アイルー村に行くよ」なんて言うアイルーがいたり……。そして、たくさんある要因の中にクエストや狩りに絡むものがあるわけです。

 

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ギルドでクエストを受注すると、村の外に狩猟に出かけられる。本作の狩猟やクエストは、どんな仕組みになっているのだろうか? 

 

 

――ギルドでクエストを受注して村の外に出かけると、モンスターと遭遇することもあるわけですよね。

 

小嶋 ええ。ただし、必ずしもモンスターを討伐する必要はありません。アイルーは、ハンターとは違って狩猟を生業としているわけではありませんから。クエストの目的は、あくまで村を豊かにするアイテムを持って帰ることなんですよ。まぁ、クエストに出れば凶暴なモンスターに遭遇することも確かにありますが、そこでどう立ち回るか、ポイントになるでしょうね。

 

――写真には、モンスターに立ち向かうたくさんのアイルーの姿が映っています。狩りは集団で行うのですか?

 

辻本 はい。クエストには基本的に集団で出かけることになります。「この世界の中で、アイルーたちがモンスターと遭遇したらどうなるのか?」と考えると、当然ながら1匹で立ち向かうことなんて不可能ですよね? だとしたら、狩りをするときは、大勢で行こうということになるはずですから。

 

――アイルーの個性は、狩猟にも影響するのですか?

 

北林 影響します。それぞれのアイルーが自身の特徴を活かした、いろいろな攻撃を見せてくれますよ。

 

小嶋 アイルーの個性にもバラつきがあって。狩りに向いてるものもいれば、施設の運営に長けているものもいるわけです。また、同じ狩り向きの個性を持っているアイルーでも、近接攻撃が得意なもの、離れた位置から攻撃する手段を持つものがいたり。そうしたアイルーの中から一定数を選び出して、クエストに出かけることになります。

 

北林 いままでのシリーズのクエストよりも、気軽に挑戦できるような仕組みにしています。メインとなるのは、あくまでアイルー村での生活。狩猟は、その中の一部として存在する要素です。

 

――なるほど。狩りで得た素材は何に使うのですか。

 

北林 狩りで得た素材は、新たな施設を作るのに使ったりします。村で取れる素材も、施設作りに使いますよ。

 

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個性的なアイルーがたくさん登場。彼らがどうゲームに絡んでいくのか、いまから気になるところ。

 

 

――イメージイラストを見ると、本当にいろいろな個性を持ったアイルーたちが登場するようですね。

 

辻本 イラストを見れば容易に想像がつくと思いますが、料理が得意なのもいれば、釣りが好きなのもいます。

 

――楽器を持っているアイルーは、音楽が得意とか?

 

小嶋 得意そうですよね(笑)。

 

北林 今回イラストを公開したのは、ゲームに登場するアイルーのごく一部に過ぎません。このほかにも個性的なアイルーたちがたくさん登場します。そんな個性豊かなアイルーたちをどうやって集めるのか、どうやってその個性を引き出してあげるのか……。彼らの個性をうまくゲームに絡めていきたいですね。

 

――『MHP2ndG』との連動は……?

 

小嶋 あります。『MHP2ndG』で育てたオトモアイルーが村に遊びに来ます。

 

――通信機能を利用した遊びもある?

 

北林 ユーザーどうしが集まって楽しく遊べる要素は必ず入れたいですね。たとえば、自分のマイアイルーが友だちの村におジャマするとか……。

 

――今回は、アイルーのデザインを募集するんですね。

 

辻本 このゲームだからこそ、このデザインだからこそ、という遊びを入れながらゲームを作ってます。そんな“遊び心”に貴方も参加してみませんか? ということから、今回は募集することにしたんです。

 

――応募するユーザーへなにかお言葉をぜひ。

 

北林 『モンスターハンター』シリーズで、ユーザーさんからの応募をゲームに盛り込むというのは、今回が初めてです。ゲームの中でみんなが楽しめるような、いいアイルーを期待しています。ぜひぜひたくさん送ってきてほしいです。

 

小嶋 むずかしく考えず、自分の中の好きなアイルーをそのまま送ってもらえればいいなと。それと、アイルー村のアイルーたちは自然の中のものを身に付けているのが多いんですよ。このアイルー村に住んでそうなアイルーたちの応募を楽しみに待っています。

 

――採用されたら、スタッフロールに載る?

 

小嶋 もちろん、載っちゃうんじゃないですかね(笑)。オリジナルアイルーデザイン、誰々とか。

 

北林 もちろん、載っちゃいます!

 

――編集部からも応募しようかな(笑)。では、最後に読者にメッセージを。

 

小嶋 『モンハン』好きな方が笑いながら遊べる作品を目指して作ってます。ぜひ楽しんでいただけたらと思います。

 

北林 『モンスターハンター』の世界を広げられるタイトルになるようがんばっています。いろいろなアイルーが登場する、とても楽しいゲームになると思いますので、楽しみにしていてください。

 

辻本 今回は、これまでのシリーズでは描き切れてなかった、アイルーたちの世界を見てもらいたい。従来のシリーズを遊んだ人なら、ニヤリとできるようなネタもたくさん仕込んでいますので、力を抜いてのんびりと遊んでもらいたいですね。

 

 

 

 

●キミの考えたアイルーがゲームに登場するかも?

 

 公式携帯専用サイトの“モンハン部”にて、本作に登場するアイルーのアイデアを募集中! 個性的なアイルーを考えて、応募してみよう! 応募期間は2009年12月17日〜2010年1月20日まで(郵送の場合は2010年1月18日消印有効)。

 

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※携帯専用サイト『モンハン部』
 

QRコード
mhb_qr_050
 

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