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【E for All Expo】KONAMI U1-ASAMi氏:これからの10年を見据えたうえで制作した『DDR』の新作

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●Wii版で加えた“手”の要素が『DDR』シリーズの新しい可能性を拓く

 アメリカ・ロサンゼルスで開催された一般ユーザー向けのイベントE for All Expoに参加していたKONAMIのクリエーターにインタビューを敢行。動画を交えて紹介する。今回お届けするのは、発売されたばかりのWii用『DanceDanceRevolution HOTTEST PARTY(ダンスダンスレボリューション ホッテスト パーティー)』(以下『DDR HP』)にて、ディレクションを担当するU1-ASAMi(ユウイチ-アサミ)氏。

 

インタビュー動画はこちらのページから!

再生には、Windows Media Playerが必要です。

▲KONAMI ビーマニプロダクション ディレクター兼コンポーザー U1-ASAMi氏。KONAMIに入社以降、一貫して“ビーマニ”コンテンツの制作に関わり続ける。


――『DDR HP』を開発するにあたって心がけたことは?
U1-ASAMi
 とにかく完全に新規のものを作りたいと思っていました。私は9年間『DDR』シリーズに関わってきたのですが、『DDR』シリーズは完成された究極のゲームだと思っています。ただ、完成されているがゆえに、最近は「ここはこうしてはいけない」という要素も増えてきた。このままでは、ただスクロールが早くなっていくだけのゲームになっていくのでは……という怖さもありました。それで、「これからの10年を続けていくにはどうしたらいいのか?」という新しい提案の意味も込めて、『DDR HP』を開発することにしたんです。本作では、システムの部分から全部作り直していいますよ。

――Wiiをプラットフォームに選んだのも“新しいものを提供したい”という理由から?
U1-ASAMi 
そうです。「いまここで新しいことをしなければ、これまでと同じ流れになってしまう」という思いがあり、Wiiという新しいプラットフォームとコントローラーを使って、冒険をしてみることにしました。結果としてWiiリモコンを駆使したダンスゲームになったのですが、プレイした人がみんな新鮮に感じてくれるものに仕上がったのではないかと思っています。

――いままでと大きく変わっている?
U1-ASAMi
 9年間『DDR』シリーズを遊び続けてくれた人には、ものすごく違和感があるかもしれません。いままで迷わずに難易度“エキスパート”を選んでいた方たちは、おそらく本作ではいちからやり直しになるでしょう。反対に、昔ちょっと遊んだけど上手になれなくて止めてしまった人とか、ほどほどで満足していたという人は、新鮮にプレイできると思います。もちろん、初めての人にも間口を広くしてわかりやすいシステムに作っています。

――では、本作ならではの遊びどころは?
U1-ASAMi
 いちばん大きな要素は“手”ですね。当初は手を使うことにちょっと及び腰だった部分もあるのですが、最終的に“手を使って遊ぶ”ことを前提に、システムもゲーム性も作りました。プレイしてもらうとわかるのですが、ちょっと手を使って遊ぶ要素が増えただけなのに、いままでとはまったく違う雰囲気のゲームに仕上がっています。そしてもう一点は“みんなで遊ぶ”という要素。いままでは、まるで道場のように練習してクリアーを目指す……くらいしかなかったのですが、みんなで遊ぶことで楽しさが広がりました。たとえば、本作には“フレンドシップモード”が収録されているのですが、最大4人でわいわい楽しみながら遊ぶことができます。これは、みんなで協力して長縄跳びを何回跳べるか……といったイメージの遊びかたに近いですね。

――協力プレイができる?
U1-ASAMi
 そうです。最大4枚まで専用マットコントローラーをつなぐことができて、4人のうちの誰かが矢印を踏んでいればオーケーなります。4人いればいままで成功したことがなかったフルコンボを出せたりと、協力しながらクリアーを目指すのは、いままでにない楽しみだと思いますよ。あと、逆に“シンクロモード”というのもあります。これは連帯責任モードみたいなものでして、同じようにプレイするのですが、誰かひとりが間違えたらそこでゲームオーバーとなる。さっきの長縄跳びの例で言うと、誰がひとりが失敗したらそこで終わり、といったところですね。いろんな遊びの幅を持たせているんです。

――Wiiならではのサウンド面でもこだわりとかはあるのですか?
U1-ASAMi 
プレイステーション2版のときは、カワイイ曲、キャッチーな曲、ロックっぽい曲などいろいろなジャンルの音楽を集めていました。本作では、とにかくダンスミュージックにこだわっています。明るいポップな曲が多いのも特徴かもしれません。すべてのジャンルをフォローしているわけではないのですが、その分誰もが楽しめる曲になっていますよ。

――最後に、ユーザーの皆さんに向けてのメッセージをお願いします。
U1-ASAMi
 いままでずっと『DDR』を遊んでくれた人も、これからやってみたいなという人も、世界中のみんなに新しい『DDR』で楽しんでもらいたいと思います。すべてを壊して、さらに新しく作り直した完全新作ですので、ぜひ楽しんでください。

▲北米では9月に発売された『DDR HP』は、「おかげさまでかなり売れました」(U1-ASAMi氏)とのこと。まずはU1-ASAMi氏の挑戦は実を結んだといったところだろう。


※“ビーマニ”シリーズの公式サイトはこちら
※E for All Expo KONAMI クリエーターインタビュー第1回IGA氏はこちら
※E for All Expo KONAMI クリエーターインタビュー第2回向峠慎吾氏はこちら
※E for All Expo KONAMI クリエーターインタビュー第3回山岡晃氏はこちら

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