【E for All Expo】 KONAMI 向峠慎吾氏:次回作はこれまでのファンの期待を裏切らないものを!
●「新しい取り組みをしている」という取り組みが北米のファンに受け入れられた
アメリカ・ロサンゼルスで開催された一般ユーザー向けのイベントE
for All Expoに参加していたKONAMIのクリエーター陣に単独インタビューを敢行。動画を交えつつ、その模様を紹介する。今回お届けするのは、Wii用ソフト『Elebits(エレビッツ)』や『Dewy’s
Adventure 水精デューイの大冒険!!』のプロデューサーとしておなじみの向峠慎吾氏だ。
※ 再生には、Windows Media Playerが必要です。
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▲コナミデジタルエンタテインメント ゲームコンテンツプロダクション ゲームソフトコンテンツ制作グループ プロデューサー 向峠慎吾氏。 |
――『Dewy’s
Adventure 水精デューイの大冒険!!』の海外での反響は?
向峠 海外ではまだリリースされたばかりなので、具体的な反響はまだわからないのですが、ユーザーの方のホームページを見ている感じでは、評判がいいみたいでうれしいです。
――サイン会も大盛況で、海外での知名度はかなりのもののようですね。
向峠 正直びっくりしました。人が来てくれないんじゃないかという不安があったのですが、なかなか反響があってよかったです。やっぱり『Elebits(エレビッツ)』が好きという人はけっこう多かったですね。
――『Elebits(エレビッツ)』はすでに海外でも発売済ですが、どういうところが評価されたんでしょうか?
向峠 Wiiという新しいハードに新しいコンテンツということで、「新しい取り組みをしている」というのが北米のファンには受け入れてもらえたみたいです。オリジナリティーを評価してくれる人は多いですね。あと、北米のゲームユーザーが好きなファースト・パーソン・シューティング(FPS)に近い操作感覚が、すんなりとフィットしたようです。なおかつ、物理演算シミュレーションを駆使したりとか、Wiiのソフトのなかでも作り込んでいる感じがしたのが、彼らのツボにハマッたようです。
――『Elebits(エレビッツ)』と『Dewy’s
Adventure 水精デューイの大冒険!!』は、比較的短期間のうちにリリースされましたが、何か秘訣のようなものが?
向峠 『Elebits(エレビッツ)』と『Dewy’s
Adventure 水精デューイの大冒険!!』は、じつは企画がいっしょに立ち上がっていて、「どちらをさきに作ろうか?」という話になって、『Elebits(エレビッツ)』を先行することにしたんです。『Elebits(エレビッツ)』のほうが開発するうえでのハードルは高かったのですが、そちらをさきにしてよかったと思っています。『Dewy’s
Adventure 水精デューイの大冒険!!』は本当に“アドベンチャー”っていう感じで、いろいろな仕掛けをじっくり解いていくという形にしたかったので、ある程度Wiiリモコンに慣れた時期に出したかったんですよ。
――別々のスタッフが同時にラインを走らせていたのですね?
向峠 最初は『Elebits(エレビッツ)』のスタッフがちょっと多めで、『Dewy’s
Adventure 水精デューイの大冒険!!』も順次人を増やしていく……といった感じでした。で、『Elebits(エレビッツ)』が終わったころに、何人かが『Dewy’s
Adventure 水精デューイの大冒険!!』に加わりました。
――ふたつも同時に走らせて、しかもWiiというのはけっこう大冒険ですね。
向峠 いまのゲーム開発の流れを見てばおわかりのとおり、ひとつのタイトルをじっくり作るとなると、どうしても1年以上かかってしまう。『Elebits(エレビッツ)』を出してつぎが1年以上かかるとなると、ちょっとユーザーの皆さんを待たせ過ぎかなと思ったんです。ポリシーとかそこまで大げさなものではないのですが、毎年何かしら1タイトルは出していきたいなと思っています。1年くらい経ったら新しいソフトを遊びたいというのは、ユーザーの気持ちとしてあるのではないでしょうか。
――『Elebits(エレビッツ)』のほうがハードルが高かったのは、どの部分なのですか?
向峠 そもそも開発期間が短かったのですが、そんな短期間なかで物理演算シミュレーションを入れたり、WiiConnect24に対応しないといけなかった。しかもまったくのオリジナルタイトルなので、さきが見えずにいろいろと試行錯誤していたら、「もう本体と同時発売は無理!」と周囲からは言われましたね。
――それをどうやって間に合わせたのですか?
向峠 通常この手のゲームだと、新しいタイトルなので完成予想図が人によってまちまちなんですね。それで1日にして違うゲームになってしまったりするんです。ですので、“こういうゲームなんだぞ”というのを明確に提示して、気持ちをひとつにして向かわせるようにしないといけない。その点に気を配りましたね。
――2作を終えての感想を教えてください。
向峠 2作をバタバタと作ってあっという間だったんですが、達成感を感じるまえに、もう次が動いていた(笑)。次回作についてはまだ言えないのですが、『Elebits(エレビッツ)』と『Dewy’s
Adventure 水精デューイの大冒険!!』が好きな人の期待を裏切らない内容になると思うので、ぜひ楽しみに待っていてほしいです。
――最新作は、2作のスタッフが集結した形になる?
向峠 いまは、『Elebits(エレビッツ)』と『Dewy’s
Adventure 水精デューイの大冒険!!』のスタッフが混ざっている感じですね。詳細についてはハードも含めてまだ秘密です。来年の春くらいには何かしらの発表はできると思います。発売は来年中には何とかしたいなあと思っています。
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▲気温や環境を変化させながらストーリーを進めていく『Dewy’s Adventure 水精デューイの大冒険!!』。デューイのキャラが北米ユーザーにも大人気で、ぬいぐるみは品切れになるほどだった。 |
※『Elebits(エレビッツ)』の公式サイトはこちら
※『Dewy’s
Adventure 水精デューイの大冒険!!』の公式サイトはこちら
※E for All Expo KONAMI
クリエーターインタビュー第1回IGA氏はこちら
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